結婚記念日とは、夫婦が結婚した日を毎年お祝いする記念日です。1年目の「紙婚式」から60年目の「ダイヤモンド婚式」まで、年数ごとに名称がついており、節目の年には家族を交えた盛大なお祝いをすることもあります。この記事では、結婚記念日の起源や意味から、1年目〜60年目の名称一覧、贈り物の相場とマナー、食事の楽しみ方、子どもから親へのサプライズアイデアまで詳しく解説します。
結婚式での指輪交換
結婚の原点 ─ 指輪の交換

CHAPTER 01
結婚記念日の起源と意味

結婚指輪とブーケ結婚記念日を祝う風習は、19世紀のイギリスで広まったとされています。当時のイギリスでは、結婚5年目に木製品、15年目に水晶製品、25年目に銀製品、50年目に金製品を贈る慣習があり、これが現在の「〇〇婚式」の名称の由来になりました。
日本に結婚記念日を祝う文化が伝わったのは明治時代以降です。1894年(明治27年)に明治天皇が大婚25年を祝う式典を行ったことが、日本での結婚記念日の祝い方の始まりとされています。以来、一般家庭にも徐々に広まり、現在では夫婦の絆を確認する大切な日として定着しています。
NOTE
結婚記念日の名称は、年数を重ねるほど柔らかいもの(紙・木)から硬く価値のあるもの(銀・金・ダイヤモンド)へと変化します。これは夫婦の絆が年月とともに強く、かけがえのないものになっていくことを象徴しています。

CHAPTER 02
結婚記念日の名称一覧 — 1年目から60年目まで

結婚記念日には年数ごとに名称がつけられています。特に祝われることが多い節目の年を中心に一覧にまとめます。
結婚記念日イメージ
結婚記念日は年数ごとに名称がつけられている
主な結婚記念日の名称と意味
年数名称象徴贈り物の例
1年紙婚式紙のように白紙の未来手紙、アルバム、本
2年藁婚式(綿婚式)質素だが温かいハンカチ、コットン製品
3年革婚式しなやかで丈夫革財布、バッグ
4年花婚式花が咲くように華やかに花束、フラワーギフト
5年木婚式根を張り安定木製食器、観葉植物
6年鉄婚式鉄のように強い絆鉄製フライパン、アイアン製品
7年銅婚式家庭が安定・成熟銅製マグカップ
8年ゴム婚式(青銅婚式)弾力のあるしなやかな関係ゴム製品、青銅製インテリア
9年陶器婚式ヒビが入りやすい時期を越える陶器の食器、花瓶
10年錫婚式(アルミ婚式)美しさと柔軟性アクセサリー、錫製品
11年鋼鉄婚式鋼のように強固な絆鋼鉄製フライパン、ステンレス製品
12年絹婚式(亜麻婚式)きめ細やかな愛情シルク製品、リネン製品
15年水晶婚式透明で曇りない信頼グラス、クリスタル製品
20年磁器婚式年月を経た美しさ食器セット
25年銀婚式白銀の輝きシルバーアクセサリー
30年真珠婚式海から生まれた宝石パールジュエリー
35年珊瑚婚式長い年月で育つ美珊瑚の装飾品
40年ルビー婚式深紅の情熱ルビーのジュエリー
45年サファイア婚式誠実と信頼の象徴サファイアの宝石
50年金婚式金色に輝く絆金製品、旅行
55年エメラルド婚式深く静かな愛情エメラルドの宝石
60年ダイヤモンド婚式最も硬く輝く絆ダイヤモンド、家族旅行
25年目
銀婚式(最も祝われる節目)
50年目
金婚式(家族総出のお祝い)
60年目
ダイヤモンド婚式(最高の節目)
新米パパ / 2歳児のパパ
結婚記念日って毎年お祝いするものなのでしょうか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
毎年のお祝いが理想ですが、特に節目の年(25年目の銀婚式、50年目の金婚式など)は盛大にお祝いすることが多いですね。普段の年は食事や花束など、気持ちを伝えるだけでも十分ですよ。

CHAPTER 03
主要な結婚記念日の祝い方

結婚して最初の記念日である紙婚式は、真っ白な紙にこれからの夫婦の物語を描いていくという意味があります。手紙を交換する、二人の将来の夢を紙に書いて保管する、婚姻届のコピーを額装するなど、「紙」にちなんだお祝いが人気です。
木婚式は、1本の木のように夫婦がしっかりと根を張り始めた時期を祝います。木製の食器やカッティングボード、観葉植物やシンボルツリーを贈り合うのが定番です。結婚記念樹として庭に木を植えるのも素敵です。
10年目の錫婚式は、錫のように美しく柔らかく、しかし丈夫な関係を祝います。錫製のタンブラーやビアカップ、花瓶などがプレゼントとして人気です。10年間の写真をまとめたフォトブックを作成するのもおすすめです。
15年目は水晶婚式です。水晶のように透明で曇りのない信頼関係を象徴しています。クリスタルのグラスやアクセサリー、ペアウォッチなどが贈り物として選ばれます。

CHAPTER 04
節目の結婚記念日の祝い方

特に大きな節目となる銀婚式(25年)と金婚式(50年)は、夫婦だけでなく家族や親族を交えて盛大にお祝いすることが多い記念日です。
銀婚式は結婚生活の四半世紀を祝う大きな節目です。子どもが成人しているケースも多く、子どもたちが主体となってお祝いの席を設けることが一般的です。レストランでの食事会、温泉旅行、家族写真の撮影などが人気のお祝い方法です。贈り物にはシルバーアクセサリーやペアの食器が定番です。
金婚式は半世紀にわたる夫婦の歩みを祝う最大級の記念日です。親族一同が集まって盛大にお祝いすることが多く、ホテルやレストランの個室を貸し切っての食事会が定番です。記念品として金杯や金箔のフォトフレーム、家族旅行のプレゼントなどが喜ばれます。自治体によっては金婚式を迎えた夫婦に祝い状を贈るところもあります。
そのほか、ルビー婚式(40年)は赤い宝石にちなんだ贈り物をする習慣があり、夫婦でルビー色のワインやアクセサリーを贈り合うことがあります。ダイヤモンド婚式(60年)は最長の結婚記念日で、ここまで共に歩んだ夫婦に対して家族・親族が最大限の敬意を込めてお祝いします。地域によっては自治体から表彰状や記念品が贈られることもあります。
節目の年以外でも、毎年の結婚記念日を大切にしている夫婦は少なくありません。結婚5年目の木婚式には観葉植物を、10年目の錫婚式にはペアの錫タンブラーを贈るなど、名称にちなんだプレゼントを選ぶのも楽しい工夫です。年数を重ねるごとに贈り物の素材が「紙」から「銀」「金」「ダイヤモンド」へとグレードアップしていくのは、夫婦の絆が年月とともに強くなることを象徴しています。
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INFO
銀婚式や金婚式でパーティーを開く場合は、出席してくれた方への引き出物を用意するのがマナーです。予算は3,000〜5,000円程度が目安で、お菓子の詰め合わせやタオルセットなど実用的な品物が喜ばれます。

CHAPTER 05
結婚記念日の贈り物 — 相場とマナー

結婚記念日の贈り物は、夫婦間で贈り合う場合と、子どもや親族からお祝いとして贈る場合で相場が異なります。
結婚記念日の贈り物の相場
贈り主通常の記念日銀婚式・金婚式
夫婦間5,000〜30,000円30,000〜100,000円
子どもから両親へ5,000〜20,000円10,000〜50,000円
親族・友人から5,000〜10,000円10,000〜30,000円
夫婦間の贈り物は毎年の記念日なら5,000〜30,000円程度が多く、花束やアクセサリー、ペアグッズなどが人気です。銀婚式や金婚式など節目の年には、旅行や高価なジュエリーを贈ることもあります。
年数に応じたプレゼント予算と人気の贈り物を一覧にまとめます。
結婚年数予算目安おすすめプレゼント
1〜5年目5,000〜15,000円花束、アクセサリー、ペアグッズ
5〜10年目10,000〜30,000円旅行、高級ディナー、時計
10〜20年目15,000〜50,000円ジュエリー、記念旅行
25年目(銀婚式)20,000〜100,000円シルバーアイテム、旅行
50年目(金婚式)30,000〜200,000円ゴールドアイテム、記念撮影
プレゼントの金額は家庭の経済状況に合わせて無理のない範囲で選びましょう。大切なのは金額ではなく、「覚えていてくれた」「一緒にお祝いしてくれた」という気持ちです。手紙一通、花一輪でも、心を込めたプレゼントにはかけがえのない価値があります。
TIP / 子どもからのお祝いのコツ
子どもから両親への結婚記念日プレゼントは、兄弟姉妹で連名にすると豪華なものを贈れます。銀婚式なら家族旅行のチケット、金婚式ならレストランでの食事会をセッティングするのが定番です。親の結婚記念日を覚えているだけでも喜ばれますよ。
のし紙をつける場合は、蝶結び水引(みずひき)に「祝 結婚記念日」「御祝」などと書きます。銀婚式・金婚式には「祝 銀婚式」「祝 金婚式」と具体的に書くとよいでしょう。

結婚記念日のサプライズ演出

結婚記念日をより特別なものにするサプライズ演出をご紹介します。定番のレストランディナーに加え、プロポーズの場所を再訪する「リプロポーズ」が近年人気です。当時のレストランやスポットを再訪し、改めて感謝の言葉や愛の言葉を伝えます。
「結婚記念日ムービー」を作成するのもおすすめです。結婚式の映像や日常の写真を編集して、BGM付きのショートムービーに仕上げます。スマートフォンのアプリで簡単に作れるので、技術に自信がなくても大丈夫です。
親の結婚記念日は、「自分が生まれてくることができたのはこの日があったから」と感謝を伝える機会でもあります。年に一度、両親の夫婦としての原点を祝うことは、家族の絆を深めてくれます。
  • レストランの予約 — 両親が出会った場所や思い出のお店を予約する
  • ムービーレター — 家族からのメッセージ動画を撮影して上映する
  • 家族写真の撮影 — プロのカメラマンによるファミリーフォトをプレゼント
  • 結婚式のリプレイ — 当時の写真を集めてアルバムを作る
  • 兄弟姉妹で旅行をプレゼント — 温泉旅行やクルーズなど非日常の体験
サプライズの準備は、兄弟姉妹でグループLINEを作って進めるとスムーズです。予算の分担や役割分担を決めておくと、当日慌てることがありません。

CHAPTER 06
結婚記念日の食事 — レストラン選びと自宅ディナー

結婚記念日のお祝いで最も多いのが食事です。夫婦だけで外食する場合も、家族を招いてお祝いする場合も、特別感のある食事は記念日にぴったりです。
レストランで外食する場合:フレンチ、イタリアン、和食の個室があるお店が人気です。記念日であることを予約時に伝えると、デザートプレートにメッセージを入れてもらえるお店もあります。人気店は週末が埋まりやすいため、2〜3週間前に予約するのがおすすめです。
自宅でお祝いする場合:お取り寄せグルメや出張シェフサービスを活用すると、自宅でも特別なディナーを楽しめます。小さなお子さんがいるご家庭では、子どもが寝た後の夫婦の時間にゆっくりワインとチーズを楽しむのもおすすめです。
思い出の場所でディナーをするのも素敵なアイデアです。初デートのレストラン、プロポーズした場所、結婚式の二次会で使ったお店。年月を経て再訪することで、当時の気持ちが蘇り、今の幸せをより深く実感できます。

子どもがいる夫婦の結婚記念日

お子さまがいるご家庭では、結婚記念日を「家族のイベント」にするか「夫婦二人の時間」にするかが悩みどころです。小さなお子さまがいる場合は、家族みんなでレストランに行くか、祖父母に預けて二人きりの時間を作るかを選びましょう。
お子さまが大きくなったら、子どもたちが両親の記念日をお祝いする側に回ることもあります。「パパとママの結婚記念日だから、今日のご飯は僕たちが作るよ」。そんな嬉しいサプライズをしてくれる日がくるかもしれません。
結婚記念日は、夫婦だけでなく家族全体の歴史の節目でもあります。毎年の記念日の写真を撮り溜めていけば、家族の成長アルバムが自然とできあがります。10年後、20年後に見返したとき、「あの年はこんなことがあったね」と笑い合える。それが結婚記念日を祝い続ける最大の価値です。
結婚記念日を忘れず毎年楽しむコツ
結婚記念日を忘れてしまうと、パートナーの信頼を損なうことも。以下の工夫で毎年確実にお祝いしましょう。
  • スマホのカレンダーにリマインダーを設定する(1週間前と前日の2回)
  • SNSの「この日の思い出」機能を活用する
  • 毎年同じレストランを予約する習慣をつくる
  • 結婚指輪の内側に日付を刻んでおく
結婚記念日は入籍日と挙式日が異なるケースもあります。パートナーがどちらを記念日と考えているかを早い段階で確認しておくことが大切です。認識がずれていると、片方だけがお祝いの準備をして気まずい思いをすることも。二人で「我が家の結婚記念日」を決めておくと安心です。
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CAUTION
ある調査では男性の約3割が結婚記念日を忘れた経験があるという結果も。忘れてしまった場合は、正直に謝って改めてお祝いの場を設けましょう。「覚えていなかった」よりも「遅れたけどちゃんとお祝いした」方がずっと好印象です。
毎年の結婚記念日を続けて祝うコツは、「無理をしない」ことです。毎年豪華なディナーやプレゼントを用意する必要はありません。記念日にちなんだ小さなイベントで十分です。
例えば、紙婚式なら手紙を書き合う、木婚式なら二人で公園を散歩する、錫婚式ならペアのグラスで乾杯する。その年の名称にちなんだ「ちょっとした特別」を取り入れるだけで、結婚記念日が楽しい恒例行事になります。
結婚記念日は、忙しい日常の中で夫婦として歩んできた道のりを振り返る貴重な機会です。結婚して数年のうちは「今年で何年だっけ」と数えるのも楽しいものですが、10年、20年と年月が経つにつれて、日々の生活に追われて記念日を意識しなくなる夫婦も少なくありません。しかし、年に一度「ありがとう」「これからもよろしく」と言葉にすることで、パートナーへの感謝の気持ちを再確認できます。特別なことをしなくても、二人で食卓を囲みながら「あの頃はこうだったね」と思い出を語り合う時間が、夫婦の絆をより深いものにしてくれるでしょう。

結婚記念日を大切にする意味

結婚記念日を毎年お祝いすることには、夫婦関係を良好に保つ効果があるとされています。心理学の研究では、パートナーへの感謝を定期的に表現するカップルほど、関係の満足度が高い傾向があると報告されています。
忙しい日常の中では、パートナーの存在を「当たり前」と思いがちです。結婚記念日は、そんな日常に立ち止まって「一緒にいてくれてありがとう」を伝えるリマインダーの役割を果たしてくれます。年に一度のこの日を、夫婦の絆を深める大切な機会にしてください。
結婚記念日はゴールではなく、毎年のチェックポイントです。「お互いに感謝できているか」「コミュニケーションは十分か」「二人の時間を持てているか」。記念日をきっかけにこうした振り返りをすることが、長く幸せな夫婦関係の秘訣です。

結婚記念日の年数別ガイド

それぞれの結婚記念日の詳しい意味やプレゼントの選び方は、個別記事でご紹介しています。
年数記念日名詳細記事
1年目紙婚式紙婚式とは?
2年目綿婚式綿婚式とは?
3年目革婚式革婚式とは?
4年目花実婚式花実婚式とは?
5年目木婚式木婚式とは?
6年目鉄婚式鉄婚式とは?
7年目銅婚式銅婚式とは?
8年目青銅婚式青銅婚式とは?
9年目陶器婚式陶器婚式とは?
10年目錫婚式錫婚式とは?
11年目鋼鉄婚式鋼鉄婚式とは?
12年目絹婚式絹婚式とは?
13年目レース婚式レース婚式とは?
14年目象牙婚式象牙婚式とは?
15年目水晶婚式水晶婚式とは?
16年目トパーズ婚式トパーズ婚式とは?
17年目アメジスト婚式アメジスト婚式とは?
18年目ガーネット婚式ガーネット婚式とは?
19年目ジルコン婚式ジルコン婚式とは?
20年目磁器婚式磁器婚式とは?
25年目銀婚式銀婚式とは?
30年目真珠婚式真珠婚式とは?
35年目珊瑚婚式珊瑚婚式とは?
40年目ルビー婚式ルビー婚式とは?
45年目サファイア婚式サファイア婚式とは?
50年目金婚式金婚式とは?
55年目エメラルド婚式エメラルド婚式とは?
60年目ダイヤモンド婚式ダイヤモンド婚式とは?
65年目碧玉婚式碧玉婚式とは?
70年目プラチナ婚式プラチナ婚式とは?
75年目プラチナ・ジュビリープラチナ・ジュビリーとは?

CHAPTER 07
万葉の恋歌 ─ 夫婦の絆を詠んだ古の言葉

結婚記念日は、ふたりの歩みを振り返る日。万葉の時代から、人々は変わらぬ絆を歌に託してきました。
谷狭み峰に延ひたる玉葛絶えむの心我が思はなくに
作者未詳(万葉集 巻14-3507)
「谷を越え、峰へと伸びていく葛のように、この絆が途切れることなど思いもしない」。東国の庶民が詠んだ素朴な恋歌ですが、永遠を誓う言葉として結婚記念日にふさわしい一首です。

CHAPTER 08
よくある質問

新米パパ / 2歳児のパパ
結婚記念日は数え年ですか?満年数ですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
結婚記念日は入籍日(または挙式日)からの満年数で数えるのが一般的です。結婚1年目は入籍日から丸1年後の「紙婚式」になります。長寿祝いの数え年とは異なるので注意しましょう。
A.
どちらでもかまいません。一般的には入籍日を結婚記念日とする方が多いですが、挙式日を記念日として祝うご夫婦もいます。二人で決めたルールが正解です。
A.
毎年盛大にする必要はありませんが、一言「おめでとう」と伝えるだけでも大切です。節目の年(5年、10年、25年等)は特別にお祝いするのがおすすめです。
A.
食事会やペアグッズ、旅行が人気です。金額より「覚えていてくれた」という気持ちが一番嬉しいものです。手紙を添えるとさらに喜ばれます。
A.
子どもから両親へは10,000〜50,000円、親族や友人からは10,000〜30,000円が一般的です。兄弟姉妹で出し合って豪華なプレゼントにするのもおすすめです。
A.
正直に謝り、改めてお祝いの場を設けましょう。「1週間遅れの結婚記念日ディナー」でも十分挽回できます。来年に向けてリマインダーを設定しておきましょう。
A.
夫婦間の贈り物にのし紙は不要です。子どもや親族から贈る場合は蝶結びの水引に「祝 結婚記念日」と書きます。
A.
おおむね共通していますが、国によって多少の違いがあります。銀婚式(25年目)と金婚式(50年目)は世界的にほぼ共通ですが、それ以外の年については英米で名称が異なる場合があります。日本では英米の名称を翻訳したものが使われています。
『日本のしきたりがまるごとわかる本』では、結婚記念日の贈答についてのし紙の書き方や水引の選び方が解説されています。結婚記念日のお祝いには紅白の蝶結び(花結び)の水引を用い、表書きには「御祝」や各記念日の名称を記すのが正式な作法です。また、贈り物を包む際の慶事の折り方や、目録・熨斗袋の使い分けについても触れられており、年数ごとの名称の意味と合わせて日本の贈答文化を知ることで、記念日のお祝いに奥行きが生まれるでしょう。

CHAPTER 09
まとめ

結婚記念日は、夫婦の絆を確認し感謝を伝え合う大切な日です。1年目の紙婚式から60年目のダイヤモンド婚式まで、年数ごとの名称にちなんだ贈り物を選ぶと特別感が増します。
毎年の記念日は二人の食事で十分ですが、銀婚式(25年)や金婚式(50年)などの節目には家族を交えてお祝いしましょう。大切なのは豪華さではなく、「一緒に歩んできた時間に感謝すること」です。今年の結婚記念日には、ぜひ普段は言えない「ありがとう」を伝えてみてください。