結婚18年目(結婚18周年)の記念日は「ガーネット婚式」です。深い赤に輝く宝石ガーネット(和名:柘榴石)のように、18年かけて育まれた信頼と情熱を称える節目のお祝い。この記事では、ガーネット婚式の意味や由来から、おすすめプレゼントと相場、過ごし方、メッセージ文例までご紹介します。
CHAPTER 01ガーネット婚式とは?意味と由来
ガーネット婚式は、結婚18年目を迎えた夫婦を祝う記念日です。ガーネットは深い赤色が特徴の宝石で、古くから真実・友愛・忠実の象徴とされてきました。18年かけて育ててきた夫婦の信頼を、ガーネットの深い赤にたとえた記念日です。
2027年にガーネット婚式(結婚18周年)を迎えるのは、2009年(平成21年)に結婚した夫婦です。2026年なら2008年(平成20年)に結婚した夫婦が対象になります。入籍日と挙式日のどちらを結婚記念日にするかは、夫婦や家族で決めてかまいません。
今年は何婚式?を調べる
年
18年目
年数
ガーネット(柘榴石)
素材
真実・友愛・忠実
石言葉
ガーネットレッド
イメージカラー(一例)
INFO / 18年目の呼び方は国によって違います
結婚記念日の名前は、国や一覧によって違います。日本では18年目を「ガーネット婚式(柘榴婚式)」と紹介することが多い一方、英米の一覧では18年目の贈り物は磁器(porcelain)とされるのが一般的です。日本の一覧では、磁器は20年目の「磁器婚式」にあたります。決まった正解はないので、ふたりが気に入った呼び方でお祝いしましょう。
ガーネットの語源は「ザクロ」——名前に込められた願い
「ガーネット」という名前は、ラテン語でザクロを意味する「granatum(グラナートゥム)」が由来とされています。原石の赤い粒が、ザクロの実を割ったときに現れる種にそっくりなことから名づけられました。和名の「柘榴石(ざくろいし)」も同じ理由です。
ザクロは古来、豊穣と実りの象徴とされてきた果実です。たくさんの種が一つの実の中にぎゅっと詰まっている姿は、家庭の幸せや子孫繁栄を意味するとされ、ヨーロッパでも日本でも縁起のよい果物として大切にされてきました。結婚18年目のご夫婦が、笑顔も涙も、たくさんの思い出をひとつの家庭の中に実らせてきた——ザクロの名を持つガーネットは、そんな「実り」をたたえるのにふさわしい宝石なのです。

旅のお守り——大切な人のもとへ帰る石
ガーネットには、旅のお守りとしての言い伝えがあります。ノアの方舟でランプの代わりに使われたという伝説や、中世ヨーロッパで十字軍の兵士がお守りとして身につけたという話が伝えられています。「どんなに遠く離れても、無事に大切な人のもとへ帰れるように」という願いが込められた石です。
毎朝「いってきます」と家を出て、夜「ただいま」と帰ってくる。忙しい日々の中で何千回と繰り返されてきたその日常が、実は何よりの幸せだったのかもしれません。ガーネットに込められた「帰る場所がある」という安心感は、結婚18年目のご夫婦にぴったりの意味を持っています。
ガーネットの石言葉——「真実」「友愛」「忠実」
ガーネットの石言葉は「真実」「友愛」「忠実」とされることが多く、「実り」「貞節」を挙げる資料もあります。見かけではなく本質で結ばれた関係、恋愛を超えた人としての深い信頼、移り気のない一途な心——どれも18年を重ねた夫婦にぴったりの意味です。
TIP
英語では「Garnet Anniversary」と呼ばれます。ガーネットは1月の誕生石でもあるため、1月生まれのパートナーへ贈ればダブルの意味で特別なプレゼントになります。さらに、結婚記念日が1月のご夫婦にとっては「誕生石の月に迎える結婚記念日」という縁もあり、ガーネットのジュエリーやガーネット色のアイテムがとりわけおすすめです。
結婚18年目のふたり——忙しい日々の中で
厚生労働省の人口動態統計によると、2024年の平均初婚年齢は夫31.1歳・妻29.8歳。そこから考えると、結婚18年目を迎えるご夫婦は40代後半前後が目安です。お子さんがいらっしゃる方なら、中学生や高校生、大学生になっている頃でしょうか。仕事は責任ある立場になり、お子さんの受験や進学、家のローン、親御さんの健康——気がつけば「自分たちのこと」は後回しになりがちな時期です。
恋人だった頃のようなドキドキは薄れたかもしれません。でも、ふと思い出してみてください。風邪をひいたとき、黙ってお粥を作ってくれたこと。仕事で失敗して落ち込んだとき、何も聞かずにそばにいてくれたこと。言葉にしなくても伝わる安心感、隣にいるだけで感じる温もり——18年かけて築いてきたその信頼は、ガーネットのように深い赤色をした、静かで確かな愛情です。
ガーネット婚式は、そんな日常の中に埋もれがちな「ありがとう」を伝えるきっかけになる記念日。忙しいからこそ、立ち止まって、ふたりの18年を振り返ってみてはいかがでしょうか。
派手じゃなくていい。18年、隣にいてくれてありがとう。
前後の結婚記念日
ガーネット婚式の前後の結婚記念日と、2027年にその記念日を迎える夫婦の結婚した年をまとめました。テーマの宝石や色を比べると、年ごとに意味が深まっていく様子がわかります。
| 年数 | 名称 | 素材・テーマ | テーマカラー | 2027年に迎える夫婦 |
|---|---|---|---|---|
| 15年目 | 水晶婚式 | 水晶 | 透明・クリア | 2012年に結婚 |
| 16年目 | トパーズ婚式 | トパーズ | 黄金・オレンジ | 2011年に結婚 |
| 17年目 | アメジスト婚式 | アメジスト | 紫 | 2010年に結婚 |
| 18年目 | ガーネット婚式(この記事) | ガーネット(柘榴石) | 深紅 | 2009年に結婚 |
| 19年目 | ジルコン婚式 | ジルコン | 白・紫・青 | 2008年に結婚 |
| 20年目 | 磁器婚式 | 磁器 | 白 | 2007年に結婚 |
| 25年目 | 銀婚式 | 銀 | シルバー | 2002年に結婚 |
CHAPTER 02ガーネット婚式のお祝いの過ごし方
ガーネット婚式のお祝いは、深紅をテーマカラーに、情熱的であたたかな雰囲気で過ごすのがおすすめです。赤ワインで乾杯したり、深紅のバラを飾ったり——日常にそっと「赤」を添えるだけで、特別な一日になります。
夫婦ふたりで過ごすなら
- 深紅のバラを飾った特別ディナー——赤いバラをテーブルに飾り、赤ワインで乾杯。行きつけのレストランで少しおめかしして食事を楽しむのも素敵です
- ワイナリー巡りの小旅行——二人で赤ワインの産地を訪ね、お気に入りの一本を見つける。山梨の勝沼や長野の塩尻など、日帰りでも楽しめます
- ガーネットのジュエリーを一緒に選ぶ——ジュエリーショップに足を運び、ふたりで深紅の石を選ぶ時間そのものが記念になります
- 18年前のアルバムを開く——結婚式の写真、新居に引っ越した日、子どもが生まれた日……。思い出を振り返りながら、次の節目への抱負を語り合いましょう

家族みんなで祝うなら
- 家族で食事会を開く——お子さんが中高生なら、一緒に料理を作ってサプライズしてもらうのも嬉しいもの。ケーキに「18th Anniversary」のプレートを添えて
- 家族写真を撮る——18年目の家族の姿を残しておく。写真スタジオでもスマホでも、今しか撮れない一枚があります
- 思い出の場所を家族で訪ねる——新婚旅行先や、子どもが初めて歩いた公園。家族の歴史を辿る小さな旅

子どもが企画するガーネット婚式
結婚18年目の家庭では、子どもが中学生〜大学生になっていることも多いでしょう。子どもが中心になって両親をお祝いするのも、この年ならではの過ごし方です。きょうだいで相談しながら進めると、子どもたちにとっても思い出になります。
- 01日にちを決める結婚記念日の当日でなくてもかまいません。家族がそろう週末の夕食を選ぶと無理がありません。両親のどちらか一方に協力してもらい、もう一方へのサプライズにする方法もあります。
- 02予算を決めるおこづかいから出すなら、きょうだいで合わせて1,000〜3,000円ほどでも十分です。赤いバラを1本ずつ、両親の好きなケーキ、写真のプリント代などに使えます。
- 03「赤」をテーマに準備するいちごやザクロのデザート、赤いナプキン、赤い花など、ガーネットの深紅を取り入れると記念日らしくなります。料理を1品作るだけでも喜ばれます。
- 04手紙を書く「いつもありがとう」の一言でかまいません。小さいころの思い出をひとつ書き添えると、両親にとって一生の宝物になります。
TIP / 受験の時期と重なったら
子どもの受験と結婚記念日が重なる年は、無理に大きなお祝いをしなくて大丈夫です。当日は家族で「おめでとう」を言い合うだけにして、受験が終わってから食事や旅行でゆっくりお祝いするのもひとつの方法です。
新米パパ / 2歳児のパパ
今年、姉夫婦がガーネット婚式なんです。弟の立場から何か贈るなら、何がいいでしょう?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
きょうだいからなら、3,000〜1万円ほどの気軽なものがちょうどよいですね。深紅のバラのアレンジメントや、ふたりで楽しめる赤ワイン、ガーネット色のペアグラスなどが選びやすいですよ。甥っ子・姪っ子と相談して、子どもたちの名前でメッセージカードを添えると、とても喜ばれます。
CHAPTER 03ガーネット婚式のおすすめプレゼントと予算
ガーネット婚式のプレゼントは、ガーネットのジュエリーや深紅をテーマにしたアイテムが伝統的です。「赤」を意識して選ぶと、記念日の特別感がぐっと高まります。
| 贈る人 | 予算の目安 | 選ばれやすいもの |
|---|---|---|
| 夫婦のあいだ | 1万〜5万円 | ガーネットのジュエリー、上質な革小物、ふたりでの食事 |
| 子どもから両親へ | 1,000〜5,000円 | 赤いバラ、ケーキ、手紙、家族写真 |
| 親族・友人から夫婦へ | 3,000〜1万円 | 赤ワイン、花、ペアグラス |
妻へ贈るおすすめプレゼント
| カテゴリ | おすすめ商品 | 価格帯 | ポイント |
|---|---|---|---|
| ガーネットジュエリー | ガーネットのネックレス、リング、ピアス | 5,000〜30,000円 | 深紅の輝きが記念日の象徴。1月生まれならダブルの意味 |
| 深紅のバラの花束 | 赤いバラ18本のブーケ、プリザーブドフラワー | 生花18本で1万5,000〜2万円前後 | 結婚年数にちなんだ本数で特別感。予算を抑えるなら本数を減らすか、長く飾れるプリザーブドフラワーに |
| 赤い革小物 | 赤い革の財布、ポーチ、名刺入れ | 5,000〜20,000円 | 毎日使える実用的な贈り物。エイジングも楽しめる |
| 赤ワインセット | 熟成赤ワイン、ワインギフトセット | 3,000〜15,000円 | 18年の歳月になぞらえた深い味わい。ふたりで開ける特別な一本 |
| アロマ・バスギフト | ローズやザクロのアロマオイル、入浴剤セット | 2,000〜8,000円 | 忙しい日々にリラックスタイムを。ザクロはガーネットの語源 |
夫へ贈るおすすめプレゼント
| カテゴリ | おすすめ商品 | 価格帯 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 赤系のネクタイ・タイピン | ボルドーカラーのネクタイ、ガーネット色のタイピン | 3,000〜15,000円 | 仕事でも使えるさりげない記念品。毎日身につけてもらえる |
| 上質な赤ワイン | ボルドーやバローロの熟成赤ワイン | 5,000〜20,000円 | ワイン好きの夫なら間違いなし。記念日の日付入りラベルも |
| 革小物(ボルドー系) | ワインレッドのキーケース、カードケース、ベルト | 5,000〜20,000円 | 渋い赤は男性にも似合う。上質な革で長く愛用できる |
| ペアグラス(赤系) | ボルドーグラスのペアセット、赤いカットグラス | 3,000〜10,000円 | 記念日のワインタイムを彩る夫婦の定番品 |
ご両親・ご友人から夫婦へ贈るなら
- 赤いバラとスイーツのギフトセット(3,000〜8,000円)——華やかで気軽に贈れる定番ギフト
- ペアのワイングラス(5,000〜10,000円)——赤いカットグラスやボヘミアングラスで特別感を
- レストランのペア食事券(10,000〜30,000円)——夫婦水入らずの時間をプレゼント
- 旅行ギフト券・体験ギフト(10,000〜30,000円)——温泉やワイナリー巡りなど、思い出に残る贈り物
INFO
プレゼントには「ガーネット婚式おめでとう」と一言添えましょう。由来を知らない方にも記念日の意味が伝わります。ラッピングは深紅やボルドーのリボンを選ぶと、ガーネット婚式の雰囲気が一層引き立ちます。
CAUTION
ガーネットは比較的丈夫な宝石(モース硬度6.5〜7.5)ですが、急激な温度変化や強い衝撃には注意が必要です。ジュエリーをプレゼントする場合は、入浴や炊事の際に外すことを伝え、柔らかい布で拭いてから保管すると、深紅の輝きが長持ちします。
CHAPTER 04ガーネット婚式に添えるお祝いメッセージ
メッセージカードには、18年間を共に歩んできた感謝と、これからも一緒にいたいという気持ちを素直に伝えましょう。飾った言葉よりも、心からの一言が何よりの贈り物です。
夫から妻へ
- 結婚18年目のガーネット婚式おめでとう。あなたへの想いは、18年経った今もガーネットのように深く燃えています。毎日の「おかえり」が聞けること、それがいちばん幸せです。
- 18年間、いつも家族を支えてくれてありがとう。忙しい日々の中でも、あなたの笑顔を見るとほっとします。これからも隣にいてください。
妻から夫へ
- ガーネット婚式の今日まで、一緒に歩んでくれてありがとう。つらいときにそばにいてくれたこと、忘れていません。あなたへの信頼は、ガーネットのように揺るぎないものです。
- 結婚18年。派手じゃないけれど、あなたがいるから安心して毎日を過ごせています。これからもよろしくね。
子どもから両親へ
- パパ、ママ、結婚18周年おめでとう!いつも仲良しなふたりが大好きです。これからもずっと元気でいてね。
- 結婚18年おめでとう。部活の送り迎えも、毎日のお弁当も、本当にありがとう。言葉にするのは照れくさいけど、ふたりの子どもでよかったです。
- 18年前のふたりの写真を見ました。今もあの頃と同じように笑っているふたりが、私の目標です。
親族・友人から夫婦へ
- 結婚18周年おめでとうございます。ガーネットのように深い絆で結ばれたお二人のこれからに、たくさんの幸せがありますように。
- ガーネット婚式おめでとう。いつも仲のいいふたりは、私たちのお手本です。これからも家族みんなで元気に過ごしてね。
CHAPTER 05ガーネット婚式に関するよくある質問
A.
結婚18年目(18周年)は「ガーネット婚式」です。深い赤色の宝石ガーネット(柘榴石)にちなんだ記念日で、テーマカラーは深紅です。17年目はアメジスト婚式、19年目はジルコン婚式です。
A.
2009年(平成21年)に結婚した夫婦です。2026年なら2008年(平成20年)に結婚した夫婦が対象です。入籍日と挙式日のどちらを記念日にするかは、夫婦で決めてかまいません。
A.
英米の一覧では、18年目の贈り物を磁器(porcelain)とするのが一般的です。日本では18年目を「ガーネット婚式」、20年目を「磁器婚式」と紹介することが多くなっています。結婚記念日の名前に決まりはないので、どちらでお祝いしてもかまいません。
A.
いいえ、ガーネットにこだわる必要はありません。深紅のバラの花束、赤ワイン、ボルドーカラーの革小物など、「赤」をテーマにしたアイテムなら記念日の意味を表現できます。大切なのは気持ちです。
A.
ラテン語でザクロを意味する「granatum(グラナートゥム)」が由来とされています。ガーネットの原石の赤い粒が、ザクロの種に似ていることから名づけられました。和名も「柘榴石(ざくろいし)」です。
A.
特に決まったルールはありません。ガーネットのテーマカラーである深紅を取り入れたディナーやプレゼントで、日常に少しだけ特別感を加えるのがおすすめです。
CHAPTER 06まとめ
ガーネット婚式は、結婚18周年を祝う記念日です。ザクロの実のように深い赤色に輝くガーネットは、18年かけて育ててきた信頼の象徴。忙しい日々の中で忘れがちな「ありがとう」を伝えるきっかけに、深紅のバラやガーネットのジュエリー、子どもたちの手紙など、赤をテーマにした贈り物でお祝いしましょう。






