珊瑚婚式(さんごこんしき)は、結婚35周年を迎えた夫婦を祝う記念日です。珊瑚は長い年月をかけて少しずつ成長する海の宝石で、繊細でありながらも堅く美しい姿は、35年にわたる夫婦の歩みを象徴しています。この記事では、この記念日の意味・由来からお祝いの仕方、プレゼントの選び方、メッセージ文例まで詳しく解説します。
CHAPTER 01珊瑚婚式とは?結婚35年目の意味と由来
35年目
結婚からの年数
珊瑚
シンボル素材
CoralAnniversary
英語名
珊瑚婚式は、結婚35周年を迎えた夫婦に贈られる記念日です。結婚記念日には年数ごとにシンボルとなる素材が定められており、35年目は珊瑚(さんご)がテーマです。
珊瑚は海中で長い歳月をかけて少しずつ成長し、自然の力で美しい形に仕上がっていきます。繊細でありながらも堅く、独特の温かみを持つその姿は、35年の時間を共に過ごしてきた夫婦の関係そのものと重なります。また、赤珊瑚は「幸福」「長寿」「家族の繁栄」の象徴ともされています。
テーマカラーは珊瑚色(コーラル)や赤系の色です。やわらかいコーラルピンクや深みのある赤は、穏やかさと情熱の両方を表現しており、プレゼント選びにも参考になります。次の節目は40年目のルビー婚式で、さらに深い愛情を祝う記念日が待っています。
CHAPTER 02珊瑚婚式のお祝いの仕方

お祝いの相場
お祝いの金額は関係性によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
子どもから親へ:10,000〜30,000円
親しい友人や親戚へ:5,000〜10,000円
夫婦間のプレゼント:10,000〜50,000円以上(記念ジュエリーや旅行など)
特別な節目であるため、少し贅沢なプレゼントや体験を贈る方も多いです。兄弟姉妹で費用を出し合って両親に贈るケースも一般的です。
夫婦で楽しむ過ごし方
記念日に家族で旅行をする「メモリアルトリップ」が人気です。長年家族を支えてきた両親への感謝を込めて、温泉旅館や高級ホテルでの滞在をプレゼントする子どもたちも増えています。
レストランでのディナーや、家族全員が集まるホームパーティーなど、温かい雰囲気の中でお祝いするのも素敵です。フォトブックやムービーを作成して贈ると、思い出として長く残ります。
パ
新米パパ / 2歳児のパパ
珊瑚婚式のプレゼントは珊瑚のアクセサリーがいいのでしょうか?
博
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
珊瑚のアクセサリーは定番ですが、珊瑚のような赤い色合いのギフト全般が喜ばれますよ。夫婦の思い出の場所への旅行もおすすめです。
CHAPTER 03珊瑚婚式のおすすめプレゼント
TIP / 珊瑚のプレゼント選び
珊瑚(コーラル)のアクセサリーは赤やピンクの温かみのある色合いが特徴です。ブローチやペンダントなど、普段使いできるものが喜ばれます。珊瑚は「幸福」「長寿」の象徴とされています。
珊瑚にちなんだアイテムや、夫婦の時間を豊かにする贈り物が人気です。

珊瑚にちなんだ贈り物
- 赤珊瑚のネックレスやピアス(ジュエリー)
- 珊瑚色のバラを使ったフラワーアレンジメント
- コーラルカラーのペアグッズ
体験型の贈り物
- 高級レストランでのアニバーサリーディナー
- 温泉旅行や家族旅行
- 名入れペアグラスや記念時計
- 写真アルバムやフォトブック
実用性のあるものに記念日らしい彩りを加えた贈り物は、日常的に使えるため長く喜ばれます。
パ
新米パパ / 2歳児のパパ
35年目の珊瑚婚式はあまり聞いたことがないのですが、お祝いした方がいいですか?
博
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
銀婚式(25年)や金婚式(50年)ほど知名度は高くありませんが、35年はとても大きな節目です。特にお子さんからのお祝いは、ご両親にとって何よりも嬉しいものですよ。気負わず「おめでとう」の一言とちょっとした贈り物で十分です。
CHAPTER 04珊瑚婚式のお祝いメッセージ・文例
35年という歳月をともに歩んできたことへの敬意や感謝を伝える言葉がおすすめです。
子どもから両親へ
「ご結婚35周年、心からおめでとうございます。いつも家族のことを第一に考えてくれるふたりに、心から感謝しています。これからも笑顔あふれる日々をお過ごしください。」
「35年間、温かい家庭を築いてくれてありがとう。珊瑚のように美しいご夫婦でいてください。これからも一緒に楽しい思い出を作りましょう。」
友人・知人から
「長い道のりを共に歩んできたおふたりに、心からの祝福を贈ります。いつまでも仲の良いご夫婦でいてください。」
INFO
35年目は結婚生活の円熟期。珊瑚が長い年月をかけて海底で美しく成長するように、夫婦の絆も年月とともに深まっていくことを表しています。
A.
子どもから親へ贈る場合は1万〜5万円程度が一般的です。夫婦間では旅行やレストランでのディナーを計画するケースが多いです。
A.
もちろんです。赤やピンクをテーマにした花束やワイン、夫婦の思い出の場所への旅行なども素敵な贈り物です。
A.
40年目のルビー婚式です。その後45年目がサファイア婚式、50年目の金婚式と続きます。
INFO
あわせて読みたい: 結婚記念日一覧 / 真珠婚式(30年目) / ルビー婚式(40年目)
『日本のしきたりがまるごとわかる本』には、結婚記念日などの慶事で品物を贈る場合、のし紙の表書きは毛筆もしくは筆ペンで書くのが正式とされると記されています。珊瑚婚式の贈り物であれば「祝 珊瑚婚式」あるいは「御祝」と書き、水引は何度あっても良いお祝いにふさわしい蝶結びを選びます。35年もの歳月を共に歩んだご夫婦へ、伝統的な贈答作法を守って品物を贈ることは、祝福の気持ちに格式を添える素敵な心遣いです。
CHAPTER 05まとめ
結婚35周年を祝う珊瑚婚式は、時を重ねて育まれた夫婦の絆をたたえる、あたたかく尊い記念日です。珊瑚のように強く美しく、そして柔らかい愛情をこれからも育んでいくという願いを込めて、特別な一日をお祝いしてみてはいかがでしょうか。

