陶器婚式(とうきこんしき)は、結婚9年目を祝う記念日です。陶器のように、土を練り、形作り、長い時間をかけて完成していく夫婦の絆を象徴するお祝いとして知られています。この記事では、陶器婚式の意味と由来、夫婦での過ごし方、おすすめのプレゼントと相場、メッセージの文例まで、結婚9周年を彩るためのポイントをまとめて解説します。

CHAPTER 01
陶器婚式とは?結婚9年目の意味と由来

陶器婚式は、結婚9年目を祝う結婚記念日です。「陶器」は粘土を練って形作り、高温で焼き上げて完成する素材です。9年という歳月をかけて少しずつ形になり、焼き締められて強くなる夫婦の関係に重ねて名付けられました。10年目の節目を目前にした、味わい深い記念日です。
読み方
とうきこんしき
年数
結婚9年目
素材
陶器(ポタリー)
由来
陶器のように時間をかけて完成する夫婦の絆を祝う
別名
ポタリーウェディング、柳婚式(やなぎこんしき)と呼ばれることも
TIP
英語では「Pottery Anniversary」と呼ばれます。陶器は割れやすい一面もあることから、「お互いを丁寧に扱い続ける」というメッセージが込められた記念日でもあります。
結婚9年目は、10年という大きな節目を意識し始める時期です。青銅婚式(8年目)で家庭の基盤を整え、9年目の陶器婚式でこれまでの形を確認する1年。続く錫婚式(10年目)に向けて、二人の関係をより丁寧に育てていきましょう。

CHAPTER 02
陶器婚式のお祝いの仕方・過ごし方

陶器婚式は食卓を彩る陶器を取り入れる過ごし方がおすすめです。新しい器を揃えたり、陶芸体験で世界に一つの器を作ったりと、形に残るお祝いができるのが魅力です。

夫婦で楽しむ過ごし方

  • 陶芸体験で器を作る: 二人で湯呑みや夫婦茶碗を作って、世界に一つの記念品にする
  • 有田・益子・備前など産地巡り: 焼き物の里を訪れて、好きな器を選ぶ旅
  • 新しい夫婦茶碗で食事: 結婚記念日に新しい器を下ろして、いつもの食事を特別に
  • 器のあるカフェ巡り: 作家ものの器を使うカフェで、ゆっくり過ごす時間を持つ
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CAUTION
陶器は割れやすく欠けやすい素材です。プレゼントとして贈る場合は梱包に注意し、長く使ってもらえるように扱い方も伝えると親切です。
新米パパ / 結婚9年目の夫
結婚9年目の陶器婚式に何を贈ればいいか悩んでいます。割れ物は縁起が悪いと聞いたことがあって、躊躇しているんですが…。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
結婚記念日の陶器は「縁起が悪い」ではなく「丁寧に扱い続ける絆」を象徴するもので、むしろふさわしい贈り物です。夫婦茶碗はペアで使うため特に人気があります。有田焼や九谷焼など名入れができるものを選ぶと、より特別感が出ますよ。

CHAPTER 03
陶器婚式のプレゼント選びのマナーと相場

陶器婚式のプレゼントは、陶器製の食器や置物を贈るのが伝統的です。日常で使えるものを選ぶと、毎日の食卓で記念日を思い出せます。
5,000〜30,000
夫婦間のプレゼント相場
5,000〜20,000
夫婦茶碗・湯呑みペア
3,000〜10,000
親族・友人からの贈り物

CHAPTER 04
陶器婚式におすすめのプレゼント

陶器のプレゼントは食卓を豊かにし、毎日の暮らしに記念日の余韻を残してくれます。
カテゴリおすすめ商品ポイント
夫婦茶碗有田焼・九谷焼の夫婦茶碗、波佐見焼のペアセット毎日使う器に2人の歴史が刻まれる
湯呑み・マグペアの湯呑み、コーヒーカップセット朝のひとときを記念日らしく演出
小皿・取り皿作家ものの小皿セット、おしゃれな取り皿テーブルコーディネートが楽しくなる
陶器の置物・花器干支の陶器、シンプルな一輪挿しリビングや玄関に飾れる記念品
陶芸体験チケット陶芸教室の体験ペアチケット形に残るだけでなく作る時間も思い出に
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INFO
プレゼントには「陶器婚式おめでとう」と一言添えると、由来を知らない相手にも記念日の意味が伝わります。名入れのできる夫婦茶碗を選ぶと、特別感がさらに増します。

CHAPTER 05
お祝いメッセージの文例

陶器婚式のメッセージカードには、結婚9年間で形作られてきた二人の関係への感謝と、これからの大切な扱いへの想いを込めましょう。
  • 夫から妻へ: 結婚9年目の陶器婚式おめでとう。9年かけて少しずつ形になってきた二人の関係を、これからも丁寧に育てていきたいと思います。
  • 妻から夫へ: 陶器婚式の今日まで、ていねいに寄り添ってくれてありがとう。来年の10年目に向けて、これからも一緒に歩んでいきましょう。
  • 友人から夫婦へ: 結婚9周年おめでとうございます。陶器婚式にちなんで、お互いを大切にし続ける絆をこれからもますます深められますように。

CHAPTER 06
よくある質問

新米パパ / 2歳児のパパ
陶器婚式にはどんなプレゼントが合いますか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
結婚9年目の陶器婚式は「陶器」がテーマ。ペアの湯呑み、マグカップ、お茶碗、花瓶など、陶器にちなんだ贈り物が定番。陶芸体験で二人で作品を作るのも記念になります。
A.
陶器婚式は結婚9年目の記念日です。陶器のように時間をかけて完成する夫婦の絆を象徴するお祝いです。
A.
陶器婚式の文脈では割れ物が「縁起が悪い」とされる慣習は当てはまりません。むしろ「お互いを丁寧に扱い続ける絆」を象徴する記念品として、夫婦茶碗などが伝統的に選ばれます。
A.
「ポタリーウェディング」と呼ばれるほか、海外の伝統では9年目を「柳婚式(Willow Wedding)」と呼ぶ国もあります。日本では陶器婚式が一般的です。
A.
はい、世界に一つの器を二人で作れる体験はとても人気です。陶芸教室では夫婦茶碗や湯呑みを2点セットで作るプランもあり、結婚9年目の特別な思い出になります。
『冠婚葬祭 暮らしのマナー大百科』では、陶器婚式(とうきこんしき)は結婚9周年を記念する結婚記念日の名称で、ヒビが入りやすい陶器のように、夫婦関係も丁寧に扱うことが大切だという戒めの意味が込められています。同書では贈り物としてお気に入りのペア食器・陶器の花瓶・茶碗など、日常の食卓を彩る品が定番だと紹介されています。9年目は翌年の10周年(錫婚式)を控えた大切な助走期間でもあり、これまでの歩みを振り返りつつ、10年目に向けた目標や夢を語り合う時間を持つことが勧められています。

CHAPTER 07
まとめ

陶器婚式は、結婚9年目を祝う記念日です。9年かけて形になってきた夫婦の関係を、陶器のように丁寧に扱い続けようというメッセージが込められた記念日です。夫婦茶碗や陶芸体験など、形に残るお祝いとメッセージを添えて、結婚9周年をあたたかく祝いましょう。10年目の節目に向けて、よい1年になりますように。
結婚記念日の名称や過ごし方をもっと知りたい方は、結婚記念日一覧をご覧ください。前後の記念日として青銅婚式(8年目)や、いよいよ次に迎える錫婚式(10年目)もあわせてチェックしてみてください。