銀婚式(ぎんこんしき)は、結婚25周年を祝う結婚記念日です。2027年に迎えるのは2002年(平成14年)に結婚した夫婦。この記事では、銀婚式の意味と由来、次の記念日と、銀にちなんだ贈り物を中心にしたおすすめプレゼント14選を、妻へ・夫へ・子どもからに分けて紹介します。
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CHAPTER 01
銀婚式とは?何年目・意味・由来
銀婚式の「銀」は、25年間で磨かれた夫婦の絆が銀のように美しく輝いていることをあらわしています。銀は、使わずにしまっておくと黒ずみますが、磨けば輝きが戻る金属です。手をかけ合いながら25年を重ねてきた夫婦にふさわしい素材といえます。
2027年に銀婚式を迎えるのは、2002年(平成14年)に結婚した夫婦です。2026年なら2001年(平成13年)に結婚した夫婦が対象です。入籍日と挙式日のどちらを結婚記念日にするかは、夫婦で決めてかまいません。両親の結婚した日がわからないときは、結婚式の写真の日付などで確かめてみましょう。
四半世紀の節目を美しいディナーでお祝い銀婚式の由来と歴史
結婚記念日を祝う文化はヨーロッパが発祥です。中世のドイツでは、結婚25年目を迎えた妻に、友人たちが銀の花冠を贈る風習があったといわれ、これが銀婚式の起源のひとつとされています。イギリスやアメリカでも、銀婚式は家族や友人を招いて祝う大きな記念日です。
日本で銀婚式が知られるようになったきっかけは、1894年(明治27年)3月9日に行われた明治天皇と昭憲皇太后の「大婚二十五年祝典」です。このとき、日本で初めての記念切手が発行されました。そのため3月9日は、今も「記念切手記念日」とされています。
英語では?銀婚式の次は何婚式?
銀婚式は英語で「Silver Wedding Anniversary」(シルバー・ウェディング・アニバーサリー)といいます。ケーキのプレートやメッセージカードには「Happy 25th Anniversary」と書くのも素敵です。銀婚式の次の節目は、30年目の真珠婚式です。
銀婚式の前後の結婚記念日25年目だからこそ、初心に戻ろう
結婚25年を迎えるまでには、出産、子育て、マイホームの購入、子どもの受験や就職など、さまざまな出来事があったはずです。25年も一緒にいると、相手の嫌なところが目についてしまうこともあるかもしれません。でも、銀婚式の日だけは、出会ったころ、付き合い始めたころ、結婚を決めた日のことを思い出してみてください。
結婚生活の満足度は、結婚直後が高く、子育て期に下がり、子どもが独立するころに再び上がる「U字カーブ」を描くという研究もあります。子どもが成人し始める銀婚式のころは、夫婦ふたりの時間が戻ってくるタイミング。改めて「ありがとう」と「これからもよろしく」を伝えてみてはいかがでしょうか。
初デートのころのように、ふたりだけの穏やかな時間を“25年間、いろいろあった。でも、あなたと一緒だったから乗り越えられた。
CHAPTER 02
銀婚式におすすめの「銀」のプレゼント5選
選び方と相場
銀婚式のプレゼントは、名前にちなんで銀(シルバー)のものを選ぶのが定番です。アクセサリーだけでなく、銀彩の器や銀器のスプーンなど、毎日使えるものもあります。相場は次のとおりです。
銀婚式のプレゼントの相場純銀・シルバー925・銀めっきの違い
「銀」の商品には、銀の含まれる割合によっていくつか種類があります。商品ページの素材欄で確認しましょう。
銀製品の素材の違い銀は、空気中の硫黄と反応して黒ずむ性質があります。黒ずんだら、専用のクロスでやさしく拭けば輝きが戻ります。銀のプレゼントに磨きクロスを添えると、長くきれいに使ってもらえます。
ここからは、楽天市場で商品ページに銀の素材や銀彩・銀箔の記載がある商品から、評価4.5以上のものを選びました。
銀は、磨くほどに輝きを増す金属1. シルバー925 ペアリング|25年目に指輪を贈りたい夫婦に
銀婚式の記念に、指輪を贈り合う夫婦も多くいます。結婚指輪とは別に、25年目の記念としてシルバーのペアリングを重ね付けするのも素敵。内側に結婚記念日や「25th」と刻印すれば、ふたりだけの記念になります。
2. 九谷焼 銀彩山茶花 ペアマグ|毎日使える銀のプレゼント
石川県の九谷焼の器に、本物の銀箔で山茶花を描いたペアマグです。素材は磁器。アクセサリーをつけない人にも、毎朝のコーヒーで使える銀のプレゼントになります。銀彩の器は、電子レンジに入れないように気をつけましょう。
3. 九谷焼 本銀箔 金銀彩 ペアマグ|名入れの木箱で記念品に
本銀箔と金彩をあしらった、華やかな九谷焼のペアマグです。本体は陶器。木箱のふたの裏に名前や記念日を彫る料金が含まれているので、子どもから両親へ「結婚25周年記念」として贈るのにも向いています。
4. 九谷焼 ビアカップ 銀彩|晩酌が好きな夫へ
黒地に銀彩が映える、和窯のビアカップです。本体は陶器で、焼き物のカップはビールの泡がきめ細かくなるといわれます。お酒が好きな夫へのプレゼントや、夫婦で1つずつそろえるのもおすすめです。
5. 洋白銀器 ティースプーン|名前入りの銀のカトラリー
金属加工で知られる新潟県燕市の荒澤製作所がつくる、銀めっきのティースプーンです。花の模様の柄に名前を無料で入れられるので、夫婦で1本ずつそろえれば、毎日のティータイムが少し特別になります。
CHAPTER 03
妻へ・夫へのプレゼント(ジュエリー・時計・財布・花)
銀にこだわらなくても、もちろん問題ありません。銀婚式を迎える夫婦は50代前後が中心。長く使える上質なものが喜ばれます。
6. ジュエリー|妻へ
妻へのプレゼントでいちばん人気なのはジュエリーです。ネックレスやピアス、指輪など、カルティエやティファニーといった憧れのブランドを選ぶ人もいます。50代なら、普段の服にも合わせやすい小ぶりで上品なデザインが使いやすいでしょう。誕生石を選ぶのも素敵です。
7. 腕時計|妻へ
毎日身につける腕時計も、妻へのプレゼントで人気です。銀婚式らしくシルバーのケースを選べば、記念日の贈り物らしさが出ます。光で充電するソーラー式なら、電池交換の手間もかかりません。
8. 腕時計|夫へ
夫へのプレゼントでも、腕時計は定番です。仕事でも休日でも使える、ステンレスケースのクロノグラフはシルバーの輝きが銀婚式にもぴったり。夫婦で同じブランドの時計をそろえて、ペアウォッチにするのもおすすめです。
9. 革の財布|夫へ
毎日使う財布は、実用的で喜ばれる贈り物です。50代の夫には、落ち着いた色の上質な革の財布を。名入れできるものなら、銀婚式の記念品になります。
手紙が照れくさいなら、思い出の店でディナーを
パートナーへの手紙は、照れくさくてなかなか書けないもの。そんなときは、ふたりの思い出の場所でディナーをして、その席でプレゼントとメッセージカードを渡してみてはいかがでしょうか。初めてのデートで行ったレストラン、プロポーズをしたお店、結婚式を挙げたホテルのレストランなどがおすすめです。
予約のときに「結婚25周年のお祝いです」と伝えると、デザートプレートにメッセージを書いてくれるお店もあります。長い手紙は無理でも、カードにひと言なら書けるはずです。
10. 花束・フラワーギフト|妻へ・両親へ
花束は、妻へのプレゼントにも、子どもから両親への贈り物にも喜ばれます。ディナーの席で渡すなら、予約のときにお店に相談しておきましょう。銀婚式らしく、白やシルバーのリボンでまとめてもらうのもおすすめです。食事会に出られない子どもからは、当日に自宅へ届くように手配すると気持ちが伝わります。
CHAPTER 04
子どもから両親へ贈る銀婚式
結婚25年目のころ、子どもは大学生や社会人になっている家庭が多いでしょう。働き始めた子どもなら、初めて両親にきちんとしたお祝いを贈れる節目でもあります。兄弟姉妹がいれば、費用を出し合ってひとつのプレゼントや食事会を用意するのが一般的です。
銀婚式の贈り物には紅白の水引で丁寧な包装を11. 名入れフォトフレーム|結婚式の写真を飾って
両親の結婚式の写真や、家族の写真を入れて贈れるフォトフレームです。名前や記念日を彫刻できるので、写真立てがそのまま記念品になります。
12. フォトブック|25年分の家族の写真をまとめて
結婚式の写真から、新婚旅行、子どもが生まれたとき、入学式や成人式まで、25年分の写真を年代順に並べたフォトブックは、子どもからしか贈れないプレゼントです。最後のページに家族全員の手書きメッセージを入れると、世界にひとつだけの記念品になります。
13. 銀婚ベア|飾れる記念品
「祝 銀婚」「25周年」と刺しゅうされた、銀婚式のためのテディベアのペアです。名前を入れられ、金屏風と台紙つきで、リビングに飾っておけます。
14. 入浴剤ギフト|メインに添えるサブギフト
メインのプレゼントに添えるサブギフトもあると、気持ちがぐっと伝わります。香りのよい入浴剤は、「ゆっくり休んでね」という気持ちを込めた贈り物です。結婚した年に話題になった本や音楽を添えて、「このころは…」と思い出話のきっかけにするのも楽しいですよ。
家族で食事会を開く
子どもや孫を交えた食事会は、銀婚式の定番のお祝いです。レストランの個室やホテルのダイニングで、コース料理を囲みながらゆっくりお祝いしましょう。25年の歩みをスライドショーにして、食事会の途中で流すのも人気の演出です。小さな孫がいれば、孫が描いたおじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵や、孫から花束を渡してもらう演出も喜ばれます。

新米パパ / 2歳児のパパ
両親の銀婚式を子どもが企画する場合、兄弟で費用はどう分けるのがいいですか?

カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
兄弟姉妹全員で先に相談し、収入や家庭の状況に合わせて分けるのがおすすめです。金額よりも「全員が無理なく参加できること」を大切にしましょう。ひとりが幹事になって、LINEグループで話を進めるとスムーズですよ。
両親への手紙・メッセージ文例
プレゼントに手紙を添えると、いちばんの贈り物になります。たとえば、社会人になった子どもからなら、こんな手紙はいかがでしょうか。
文例:社会人の子どもから両親へお父さん・お母さんへ
結婚25周年おめでとうございます。
働き始めて、毎日仕事をしながら家族を支えることの大変さが少しわかるようになりました。ふたりがどれだけがんばってくれていたのか、今になって感じています。
私もいつか、お父さんとお母さんのように長く仲よくいられる夫婦になりたいです。
育ててくれて、本当にありがとう。
これからも、ふたりで元気に楽しく過ごしてください。
文例:子どもから両親へ(短く)結婚25周年おめでとう。
いつも家族を支えてくれてありがとう。
銀のように輝くふたりの絆が、これからもずっと続きますように。
文例:夫から妻へ25年間、ありがとう。
一緒に過ごした毎日が宝物です。
これからもよろしく。
文例:妻から夫へ25年間、家族のためにありがとう。
次は金婚式を目指して、これからもふたりで楽しもうね。
文例:友人・知人からご結婚25周年、心からお祝い申し上げます。
おふたりの仲のよさは私たちの憧れです。
どうぞこれからも末永くお幸せに。
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CAUTION / 避けたい言葉
お祝いのメッセージでは、「切れる」「離れる」「別れる」「壊れる」などの忌み言葉を避けるのがマナーです。

新米パパ / 2歳児のパパ
のし紙は必要ですか?どんな表書きにすればいいですか?

カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
家族で手渡しするなら、のしはなくてもかまいません。かけるなら紅白の蝶結び(花結び)の水引で、表書きは「祝 銀婚式」「結婚二十五周年御祝」などが一般的です。のしの書き方とマナーも参考にしてくださいね。 CHAPTER 05
銀婚式の過ごし方|夫婦ふたりで何する?
記念旅行
子どもが大学生や社会人になれば、家を空けやすくなります。銀婚式のお祝いには、夫婦ふたりきりの記念旅行がおすすめです。体力も気力もある50代前後の今だからこそ、思い切って出かけてみましょう。
特におすすめなのが、付き合い始めたころにデートで行った場所や、新婚旅行先をもう一度訪ねる「思い出の地めぐり」です。当時の写真を持っていって同じ場所で撮れば、25年前と今を見比べられます。
- 思い出の場所を再訪:初デートのレストラン、プロポーズの場所、新婚旅行先など
- 温泉旅館:部屋に露天風呂がついた宿で、日ごろの疲れをいやしながらゆっくり過ごす
- 北海道・九州:国内でも、普段の連休では行きにくい遠方へ。食べ歩きや絶景めぐりを
- 海外旅行:ハワイやヨーロッパなど「子育て中は行けなかった場所」へ、25年の節目に奮発して
25年の歩みをふたりで振り返る記念日にバウリニューアル(誓いの更新)
結婚式場やホテルでは、夫婦が改めて誓いを立てる「バウリニューアル」を行えるところもあります。25年前に結婚式を挙げた会場で行えば、思い出もひとしおです。子どもに立ち会ってもらえるのも、銀婚式ならではです。
記念写真の撮影
プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらうのもおすすめです。結婚式の写真と同じポーズで撮る「リメイクフォト」は、25年前と並べて飾ると会話がはずみます。
自宅で祝う
自宅で手料理をふるまう銀婚式も素敵家族だけでゆっくりお祝いしたいなら、自宅での銀婚式も素敵です。シルバーのテーブルクロスやキャンドルでテーブルを整え、お取り寄せのコース料理やケーキでお祝いしましょう。
01
テーブルコーディネート
シルバーのテーブルクロスやナプキン、キャンドルで特別感を出します。100円ショップでもシルバーのアイテムがそろいます。
02
料理の手配
お取り寄せのコース料理やケータリング、手作りの料理を組み合わせて。ケーキには「Happy 25th Anniversary」のプレートを。
03
スライドショーの準備
25年分の写真をスマホのアプリでまとめ、テレビに映します。BGMには結婚式で流した曲を選ぶと盛り上がります。
04
サプライズの演出
家族からの手紙を読む、花束を渡す、金婚式に開けるタイムカプセルにメッセージを入れる、などがおすすめです。

新米パパ / 2歳児のパパ
夫婦のどちらかがサプライズを嫌がるタイプの場合、どうすればいいですか?

カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
相手の気持ちを大切にしましょう。サプライズが苦手な人には、先に「25年目のお祝いをしたい」と相談して、一緒にプランを決めるのがいちばんです。日にちだけ決めて、中身はお楽しみにする方法もありますよ。結婚記念日のサプライズアイデアも参考にしてみてください。 「今さら改まって…」と思ったあなたへ
25年も一緒にいると、「今さらお祝いするのも照れくさい」と思うかもしれません。でも、夫婦でお祝いできる日は、誕生日と結婚記念日くらいしかありません。この25年、子育てや仕事、親の介護など、ふたりでいろいろなことを乗り越えてきたはずです。
それを祝して、ぜひレストランを予約し、プレゼントを用意してみましょう。こういうときにきちんと感謝を形にしておくと、この先の夫婦の時間がぐっと過ごしやすくなります。パートナーの「ポイント」を上げておく絶好のチャンスです。
CHAPTER 06
銀婚式に関するよくある質問
A.結婚25年目です。入籍日か挙式日から数えて25年目の記念日にお祝いします。2027年なら2002年(平成14年)に結婚した夫婦が対象です。
A.結婚記念日の当日か、近くの週末にお祝いするのが一般的です。子どもが離れて暮らしているなら、全員が集まれる日に合わせてずらしても問題ありません。
A.夫婦間は1万円〜(ジュエリーや時計なら数万円〜10万円ほど)、子どもから両親へは1万〜3万円、親族・友人からは3,000〜1万円が目安です。金額よりも、気持ちを伝えることを大切にしましょう。
A.大丈夫です。銀にちなんだ品が定番ですが、腕時計や財布、花、旅行や食事なども喜ばれます。
A.決まった相場はありません。お祝い金を贈るなら、紅白の蝶結びののし袋に「祝 銀婚式」と書いて渡します。現金にこだわらず、食事会の費用を出す、記念品を贈るといった形でも気持ちは十分伝わります。
A.レストランやホテルでの食事会なら、セミフォーマルが目安です。男性はジャケットやスーツ、女性はワンピースなど。銀婚式にちなんで、シルバーのアクセサリーやポケットチーフを取り入れるのもおしゃれです。
A.30年目の真珠婚式、50年目の金婚式です。年数ごとの名前は
結婚記念日の一覧で確認できます。
CHAPTER 07
まとめ
銀婚式は、結婚25年目、四半世紀の節目を祝う記念日です。プレゼントは、銀のペアリングや銀彩の器など「銀」にちなんだものが定番。妻にはジュエリーや腕時計、夫には腕時計や財布、子どもからは名入れのフォトフレームやフォトブックが喜ばれます。
25年の間には、楽しかったことも、つらかったこともあったはずです。そのすべてをふたりで乗り越えてきたからこそ、今日があります。銀婚式はゴールではなく、金婚式へと続く道の折り返し地点。次の節目は
結婚30年目の真珠婚式です。やさしい気持ちで「ありがとう」を伝えて、次の25年へ踏み出してください。