お年賀は、新年のあいさつに伺うときに持参する手土産です。渡す時期は元日から松の内(関東は1月7日、関西は1月15日)までが目安。帰省や親戚まわりで毎年用意するけれど、のしの書き方や金額に迷いますよね。この記事では、お年賀の時期とのし、相場、喪中の場合を解説します。

CHAPTER 01お年賀とは?お歳暮との違い
お年賀は、新年のあいさつとともに、旧年中のお礼と今年もよろしくの気持ちを込めて渡す贈り物です。もともとは年神様へのお供えを持参した習わしが始まりとされています。
| お年賀 | お歳暮 | |
|---|---|---|
| 時期 | 元日〜松の内 | 12月初旬〜20日ごろ |
| 渡し方 | 新年のあいさつに伺って手渡し | 配送することが多い |
| 意味 | 新年のあいさつ | 一年のお礼 |
CHAPTER 02お年賀を渡す時期
お年賀は、元日から松の内までに渡します。元日はゆっくり過ごす家庭も多いので、1月2日以降に伺うのが無難です。年末に渡すものはお年賀ではなく、お歳暮になります。
CAUTION / 松の内を過ぎたら表書きを変える
松の内を過ぎてから渡す場合は、表書きを「御年賀」ではなく「寒中御見舞」にします。立春(2027年は2月4日)を過ぎたら「余寒御見舞」とします。
CHAPTER 03お年賀ののしの書き方
| 項目 | 書き方 |
|---|---|
| 水引 | 紅白の蝶結び(何度あってもよいお祝い) |
| 表書き | 「御年賀」または「御年始」 |
| 名前 | 贈る人の名字、または家族の名前 |
| のしのかけ方 | 手渡しなら、のしが見える「外のし」 |

CHAPTER 04お年賀の相場と選び方
| 相手 | 金額の目安 |
|---|---|
| 実家・義実家 | 3,000〜5,000円程度 |
| 親戚 | 2,000〜3,000円程度 |
| 近所の方・お世話になった方 | 1,000〜2,000円程度 |
- 個包装で日持ちのする焼き菓子や和菓子
- その年の干支をデザインしたお菓子やタオル
- 相手の家族の人数に合った量のもの
- 自分の住む地域の名産品
TIP / お歳暮を贈った相手には
お歳暮を贈った相手にお年賀も用意する場合は、気をつかわせないよう手ごろなお菓子にしましょう。お歳暮とお年賀のどちらか一方でも、失礼にはなりません。

CHAPTER 05喪中のときとお年賀をいただいたとき
喪中の場合
自分や相手が喪中のときは、お祝いの意味がある「お年賀」は控えます。品物を渡す場合は、松の内が明けてから「寒中御見舞」として、紅白の水引のない白い短冊やのし紙で渡しましょう。
お年賀をいただいたら
お年賀には、基本的にお返しはいりません。いただいたらその場でお礼を伝え、相手の家を訪問する機会があれば、こちらからもお年賀を持参すればよいでしょう。相手の子どもにお年玉を渡すことが、お返し代わりになることもあります。
新米パパ / 2歳児のパパ
毎年、義実家にはお年賀を持っていくのですが、いつも同じお菓子で飽きられていないか心配です。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
義実家の好みを奥さまに聞いてみるといいですよ。干支のお菓子や、住んでいる地域の名産品など、毎年少し変えると「今年は何かな」と楽しみにしてもらえます。孫の写真を添えるのも喜ばれますね。
CHAPTER 06お年賀に関するよくある質問
A.
本来は手渡しするものですが、伺えない場合は松の内に届くよう郵送しても構いません。新年のあいさつの手紙を添えましょう。
A.
大人同士では品物を贈るのが一般的です。子どもへのお金は「お年玉」として渡します。
A.
「明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。心ばかりですが、皆さまで召し上がってください」など、新年のあいさつとお礼を添えましょう。
A.
個包装で配りやすいお菓子を選び、のしの名前は会社名や部署名にします。
CHAPTER 07まとめ
お年賀は、元日から松の内までに新年のあいさつとともに渡す手土産で、のしは紅白の蝶結び、表書きは「御年賀」です。松の内を過ぎたら「寒中御見舞」に、喪中のときもお年賀は控えて寒中見舞いとして渡しましょう。お正月の過ごし方はお正月の記事で紹介しています。










