ニューボーンフォトで見かける頬杖のポーズは、首のすわらない新生児が自分でとれる姿勢ではありません。プロのカメラマンは、大人が赤ちゃんの頭や手を支えた写真を何枚か撮り、合成して1枚の写真にしています。この記事では、危ないポーズとその理由、安全に撮るための注意点を紹介します。

CHAPTER 01頬杖のポーズはなぜ危ない?
新生児は首がすわっておらず、自分で頭を支えることができません。頬杖のポーズをそのままとらせると、頭の重みで首に負担がかかったり、倒れてけがをしたりするおそれがあります。
CAUTION / 頬杖のポーズを自分でまねしない
頬杖のポーズは、支えた写真を合成して作るものです。インターネットの写真を見て、家族だけでまねするのはやめましょう。
CHAPTER 02気をつけたいポーズと撮り方
| ポーズ・撮り方 | 気をつけたい理由 |
|---|---|
| 頬杖のポーズ | 首や腕に負担がかかる。合成で作るもの |
| かごや器に入れる | かごが倒れたり、赤ちゃんが落ちたりするおそれ。床の上で、大人が手を添えて撮る |
| うつぶせ寝 | 鼻や口がふさがれるおそれ。撮影中も目を離さない |
| 高い場所での撮影 | ソファやテーブルの上は落下のおそれ。床の上で撮る |
| きつく巻くおくるみ | 足を伸ばしたままきつく巻くと、股関節に負担がかかる |
おくるみは足を自由に動かせるように
赤ちゃんの足は、ひざを曲げてM字に開いた形が自然な姿勢です。足をまっすぐ伸ばしたままきつく巻くと、股関節に負担がかかり、脱臼の原因になるおそれがあります。おくるみは、胸のあたりはしっかり、足元はゆったりと包みましょう。

CHAPTER 03安全に撮るための注意点
- 撮影の時間は短めにし、授乳やおむつ替えの時間をしっかりとる
- 部屋を暖かくし、体が冷えないようにする
- 赤ちゃんの顔色や呼吸を、大人がいつも見ておく
- ぐずったり嫌がったりしたら、無理に続けない
- 小物や飾りを、赤ちゃんの口の近くに置かない
CHAPTER 04カメラマン選びで確認したいこと
- 01新生児の撮影の経験を確認する新生児の撮影の実績が多いか、写真や口コミで確認します。
- 02安全への考え方を聞くポーズのとらせ方や、頬杖のポーズを合成で作っているかを聞いてみます。
- 03衛生面を確認する小物や布を清潔にしているか、手洗いをしているかも大切です。
TIP / 「かわいそう」と言われないために
ニューボーンフォトに対して「かわいそう」という声があるのは、無理なポーズへの心配からです。自然な姿を、短い時間で撮ることを大切にすれば、赤ちゃんにも家族にも心地よい撮影になります。
新米パパ / 2歳児のパパ
自宅でセルフで撮りたいのですが、何に気をつければいいですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
まずは床の上で、仰向けに寝ている姿を撮ることから始めましょう。ポーズはつけずに、おくるみでやさしく包むだけでも十分すてきな写真になります。撮るのはママ、そばで見守るのはパパ、と役割を分けると安心ですよ。
CHAPTER 05ニューボーンフォトの安全に関するよくある質問
A.
経験のあるカメラマンが、赤ちゃんの様子を見ながら短い時間で撮れば、負担は少なくて済みます。無理なポーズをとらせないことが大切です。
A.
うつぶせは、大人がすぐそばで見守り、短い時間にとどめましょう。顔が布に埋もれないよう注意が必要です。
A.
授乳やおむつ替えの時間を含めて、2〜3時間ほどの撮影が多くあります。赤ちゃんの様子を見ながら、休憩をしっかりとってもらいましょう。
A.
授乳やおむつ替え、抱っこで落ち着かせてから再開します。その日のうちに撮れなくても、無理をしないようにしましょう。
A.
ニューボーンフォトとは?で紹介しています。
CHAPTER 06まとめ
ニューボーンフォトの頬杖のポーズは、首のすわらない新生児が自分でとれる姿勢ではなく、支えた写真を合成して作るものです。家族だけでまねするのはやめましょう。撮影は床の上で、短い時間で、赤ちゃんの顔色や呼吸を見守りながら行うことが大切です。











