お年玉のポチ袋は、表の左上に相手の名前、裏の左下に自分の名前を書き、お札は肖像が内側になるように三つ折りにして入れるのが基本です。毎年のことでも、名前の位置やお札の向きは意外と迷うもの。この記事では、ポチ袋の書き方とお札・硬貨の入れ方を手順に沿って解説します。

CHAPTER 01お年玉のポチ袋の書き方
市販のポチ袋の多くは、表に「お年玉」と印刷されています。その場合は相手の名前と自分の名前を書き加えるだけで大丈夫です。子どもは誰からもらったかを覚えきれないので、名前を書いておくと親がお礼を伝えるときにも役立ちます。
| 書く場所 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
| 表の中央 | 表書き(印刷されていれば不要) | お年玉 |
| 表の左上 | 渡す相手の名前 | 〇〇ちゃんへ、〇〇くんへ |
| 裏の左下 | 渡す人の名前 | 〇〇おじさんより、〇〇おばあちゃんより |
小さな子にはひらがなで書く
字が読めるようになった子には、名前をひらがなで書いてあげると自分で読めて喜ばれます。裏の名前も「さとこおばさんより」のように、子どもが呼んでいる呼び方で書くと、誰からもらったかがすぐにわかります。
金額は書かなくてよい
ポチ袋に金額を書く必要はありません。ご祝儀袋のような中袋もないため、表に相手の名前、裏に自分の名前だけで十分です。封はのりで閉じず、ふたを折り込むか、袋についているシールで軽く留めておきましょう。
CHAPTER 02お年玉のお札の折り方と入れ方
お札は、肖像が描かれている面が表です。ポチ袋に入れるときは、表を内側にして三つ折りにします。次の手順で折りましょう。
- 01お札の表(肖像のある面)を上にして置く複数枚入れるときは、向きをそろえて重ねます。1枚ずつ別々に折らず、重ねたまま一緒に折るのがマナーです。
- 02左側を3分の1ほど内側に折るお札の左端を持ち、肖像が隠れるように内側へ折ります。
- 03右側を左にかぶせるように折る右側の3分の1を、先に折った左側の上にかぶせます。これで三つ折りの完成です。
- 04開いたときに表が見える向きで入れるポチ袋の表側に、お札の表がくるように入れます。受け取った子どもが袋から出して開いたとき、肖像が正しい向きで見えます。

CAUTION / 四つ折りは避ける
小さなポチ袋に入らないからと四つ折りにするのは、「四(死)」を連想させるため避けるのが一般的です。お札が入らないときは、お札を折らずに入れられる長型のポチ袋を使いましょう。
硬貨を入れるときの向き
硬貨は、絵柄が描かれている面を表、数字(金額)と製造年が書かれている面を裏とするのが一般的です。ポチ袋の表側に、硬貨の表がくるように入れましょう。500円玉なら、桐の絵柄が描かれた面が表です。
CHAPTER 03新札の用意とポチ袋がないときの代わり
お年玉には新札を入れるのがマナーです。新しい年を迎えるにあたり、相手のためにわざわざ用意したという気持ちが伝わります。新札は銀行や郵便局の窓口などで両替できますが、年末は窓口が混み合い、大みそかから三が日は休業するところがほとんどです。12月の早いうちに用意しておきましょう。
TIP / ポチ袋が手元にないときは
ポチ袋を買い忘れたときは、白い封筒や半紙、折り紙でお札を包んでも構いません。表に「お年玉」と相手の名前を書けば、気持ちは十分に伝わります。子どもと一緒に折り紙でポチ袋を作るのも、お正月らしい楽しみになります。
新米パパ / 2歳児のパパ
新札が用意できなかったら、普通のお札を入れても失礼になりませんか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
どうしても用意できなければ、折り目や汚れの少ないきれいなお札を選べば大丈夫です。しわがあるときは、本などに挟んで伸ばしておくと見た目がよくなりますよ。
CHAPTER 04ポチ袋の書き方に関するよくある質問
A.
失礼ではありませんが、何人もの親戚から受け取る子どもは誰からもらったかわからなくなりがちです。親がお礼を伝えやすいよう、裏に自分の名前を書いておくのがおすすめです。
A.
お年玉はかしこまった贈り物ではないので、ボールペンやサインペンで構いません。読みやすい字で書きましょう。
A.
一人ひとり別のポチ袋に入れて渡すのが基本です。金額に差をつける場合も、袋を分けておけば比べられずに済みます。
A.
お札を折らずに入れられる長型のポチ袋や、紅白の蝶結びの水引がついた小さめの祝儀袋を使うとよいでしょう。
CHAPTER 05まとめ
ポチ袋は表の左上に相手の名前、裏の左下に自分の名前を書き、お札は肖像を内側にして左・右の順に三つ折りにします。硬貨は絵柄の面をポチ袋の表側に向け、四つ折りは避けましょう。新札は年末に慌てないよう早めに用意しておくと安心です。金額の目安はお年玉の相場の記事で紹介しています。










