選び取りカードは、赤ちゃんの1歳の誕生日(初誕生)に将来を占う「選び取り」をカードで行うアイテムです。昔は実物のそろばんや筆を並べていましたが、現代では可愛いイラストが描かれたカードを使うのが主流になっています。この記事では、選び取りカードの基本から、やり方・並べ方、アイテムの意味一覧、手作りのアイデアまで詳しく解説します。
CHAPTER 01選び取りカードとは?基本の意味
選び取りカードとは、赤ちゃんの前にいくつかのカードを並べ、最初に手に取ったカードで将来を占う遊びです。初誕生(1歳の誕生日)のお祝いで一升餅と並ぶ定番の儀式として、多くの家庭で取り入れられています。
- 選び取り(えらびとり)
- 赤ちゃんの前にアイテムを並べ、最初に手にしたもので将来を占う伝統的な儀式
- 選び取りカード
- 実物の代わりにイラスト入りのカードを使う現代版の選び取り。衛生的で準備も簡単
- タイミング
- 1歳の誕生日(初誕生)に一升餅のお祝いとあわせて行うのが一般的
従来の選び取りでは実物のそろばん・筆・お金・はさみなどを並べていましたが、はさみなど危険なものを赤ちゃんの前に置く心配がないカード式が人気を集めています。市販のカードには10〜12種類のアイテムがセットになっているものが多く、おしゃれなデザインのものは記念として飾ることもできます。
CHAPTER 02選び取りの由来と歴史
選び取りの起源は、中国や東アジアに古くから伝わる「抓周(ジュアジョウ)」という儀式だとされています。赤ちゃんの1歳の誕生日に品物を並べて将来の職業や才能を占う風習で、日本には戦国時代〜江戸時代頃に伝わったと考えられています。
パ
新米パパ
選び取りって日本独自の文化かと思っていました。海外にもあるんですね。
博
カゾイロ博士
韓国では「トルジャビ」、中国では「抓周」と呼ばれ、アジア各地に似た風習がありますよ。いずれも子どもの健やかな成長を願う親の気持ちから生まれた行事です。
日本では地域によって使うアイテムや呼び方に違いがありましたが、SNSの普及とともに選び取りカードが全国的に広まり、現在は一升餅と並ぶ初誕生の定番イベントとして定着しています。
CHAPTER 03選び取りカードのやり方・並べ方
選び取りカードのやり方はとてもシンプルです。以下の手順で進めましょう。
1. カードを準備する 市販の選び取りカードを購入するか、手作りします。6〜12枚程度が一般的です。あまり多すぎると赤ちゃんが迷ってしまうので、8枚前後がおすすめです。
2. カードを並べる 赤ちゃんから1〜2メートルほど離れた場所に、扇形または横一列に並べます。カードのイラストが赤ちゃんから見えるように表向きに置きましょう。
3. 赤ちゃんを誘導する 赤ちゃんをカードの反対側に座らせ、自由にハイハイや歩いて取りに行かせます。周囲の大人は声をかけず、赤ちゃんが自分の意志で選ぶのを見守りましょう。
4. 選んだカードを確認する 赤ちゃんが最初に手に取ったカードが「選び取りの結果」です。2枚目、3枚目に取ったカードも記録しておくと話題になります。
TIP / 選び取りを成功させるコツ
赤ちゃんの機嫌がよい時間帯に行う(午前中がおすすめ)/周囲が騒がしいと気が散るので静かな環境で/カードの裏に意味を書いておくとその場で盛り上がる/一升餅の後だと疲れていることがあるので、先に選び取りをする家庭も多い
パ
新米パパ
選び取りと一升餅、どっちを先にやればいいですか?
博
カゾイロ博士
特に決まりはありませんが、一升餅の後だと赤ちゃんが泣いてしまって選び取りどころではなくなることも。先に選び取りをしてから一升餅に進む家庭が増えていますよ。詳しくは初誕生の記事もご覧ください。
- 01カードを並べる場所を決める赤ちゃんから1〜2メートル離れた場所に、カードを扇状に並べます。フローリングや畳の上に直接置いてOKです。
- 02カードの数と間隔を調整するカードは8〜12枚が一般的です。隣のカードと5〜10センチの間隔を空け、赤ちゃんが手に取りやすいようにします。
- 03赤ちゃんをスタート位置に座らせるカードの正面に赤ちゃんを座らせます。ハイハイでもつかまり立ちでも大丈夫です。
- 04赤ちゃんが自分で選ぶのを見守る周りの大人は声をかけず、赤ちゃんが自分の意志でカードに向かうのを見守りましょう。誘導は禁物です。
- 05選んだカードの意味を確認する最初に手に取ったカードがその子の将来を占う結果です。2〜3枚取った場合は、最初の1枚を結果とするのが一般的です。
TIP
選び取りカードのやり方で大切なのは赤ちゃんの自由意志に任せることです。「こっちだよ」と誘導したくなりますが、どのカードを選んでも縁起が良いので、リラックスして楽しみましょう。写真や動画の撮影準備もお忘れなく。
CHAPTER 04アイテム別の意味一覧
選び取りカードに描かれる定番アイテムと、それぞれが象徴する将来の才能・職業をまとめました。
| アイテム | 意味・象徴 | 補足 |
|---|---|---|
| 筆・ペン | 学問・文才に優れる | 学者・作家・研究者向き |
| そろばん・電卓 | 商才・計算に強い | 商売人・経営者・会計士向き |
| お金 | 将来お金に困らない | お金持ち・財運に恵まれる |
| はさみ | 手先が器用・ものづくりの才能 | 美容師・デザイナー・職人向き |
| 定規 | 几帳面で大きな家を建てる | 建築家・エンジニア向き |
| お箸 | 食べ物に困らない | 料理人・グルメ・食の才能 |
| ボール | スポーツ万能・運動の才能 | アスリート・スポーツ選手向き |
| 楽器(音符) | 音楽の才能に恵まれる | ミュージシャン・歌手向き |
| 鏡 | 容姿端麗・おしゃれ | モデル・俳優・ファッション向き |
| スマホ・タブレット | IT・デジタルの才能 | プログラマー・起業家向き |
| 風船 | 世界に羽ばたく・旅好き | パイロット・旅行家・国際人 |
| 薬・聴診器 | 医療の才能 | 医師・看護師・薬剤師向き |
上記は一般的な解釈であり、家庭やカードセットによってアイテムの種類は異なります。最近はスマホやタブレットなど現代的なアイテムが加わったカードセットも増えています。
INFO / 選び取りの結果は気楽に楽しもう
選び取りはあくまで「占い遊び」です。結果に一喜一憂する必要はありません。「こんな才能があるかも!」と家族で楽しむイベントとして、気軽に取り組みましょう。どのカードを選んでも、赤ちゃんの可能性は無限大です。
CHAPTER 05選び取りカードを手作りする方法
選び取りカードは手作りすることも可能です。世界にひとつだけのオリジナルカードで、より特別な初誕生のお祝いにしましょう。
用意するもの: 厚紙またはケント紙(ハガキサイズ程度)、カラーペンやクレヨン、シールやマスキングテープ(装飾用)。ラミネーターがあれば耐久性がアップし、赤ちゃんが口に入れても安心です。
作り方のポイント: カードのサイズは赤ちゃんが握りやすい10cm×15cm程度が目安です。イラストは大きくはっきり描き、色使いを鮮やかにすると赤ちゃんの目を引きます。裏面にアイテムの意味を書いておくと、その場で盛り上がります。
手書きが苦手な方は、無料テンプレートをダウンロードして印刷する方法もあります。「選び取りカード テンプレート 無料」で検索すると、おしゃれなデザインのPDFが多数見つかります。印刷して厚紙に貼り、ラミネート加工すれば市販品に負けないクオリティになります。
パ
新米パパ
手作りカードって、何枚くらい用意すればいいですか?
博
カゾイロ博士
6〜10枚が目安です。多すぎると赤ちゃんが迷いますし、少なすぎると盛り上がりに欠けます。定番のアイテムに加えて、パパ・ママの職業にちなんだオリジナルカードを入れるのも楽しいですよ。
CHAPTER 06選び取りカードの種類と入手方法
選び取りカードは、実物のアイテムの代わりにイラストが描かれたカードを使って将来を占うアイテムです。近年は実物よりもカードを使う家庭が主流になりつつあります。カードのメリットは、衛生的で安全、種類を自由に増やせる、写真映えするデザインが豊富、保管しやすく記念品になるという点です。
選び取りカードの入手方法は大きく3つです。通販サイト(Amazon、楽天など)で購入する方法が最も手軽で、500円〜2,000円程度で購入できます。ハンドメイドサイト(minne、Creema)ではオリジナルデザインのカードが見つかります。また、無料テンプレートをダウンロードして自宅で印刷する方法もあります。
CHAPTER 07選び取りカードの定番アイテムと意味
| カード | 意味・将来の暗示 |
|---|---|
| そろばん・電卓 | 商才がある・計算が得意 |
| 筆・ペン | 学者・文才がある・知的 |
| お金 | お金持ちになる・裕福な暮らし |
| お箸・スプーン | 食べ物に困らない・料理上手 |
| ボール | スポーツ万能・運動神経が良い |
| 楽器 | 音楽の才能・芸術家 |
| 定規 | 建築家・しっかり者 |
| はさみ | 手先が器用・美容師・デザイナー |
| くつ | 旅好き・行動力がある |
| スマートフォン | IT関連で活躍・情報通 |
選び取りのアイテム数は6〜10種類が一般的です。多すぎると赤ちゃんが迷ってしまい、なかなか選べないことがあります。家族の職業や趣味に関連するアイテムを追加するのも楽しいアレンジです。例えば、パパが野球好きならグローブのカード、ママがピアニストならピアノのカードを加えるなど、オリジナリティを出しましょう。
選び取りの上手な進め方
- 01カードを並べる赤ちゃんから1メートルほど離れた位置に、カードを扇形に等間隔で並べます。
- 02赤ちゃんをスタート位置に座らせるカードから離れた位置に赤ちゃんを座らせ(またはつかまり立ちさせ)ます。
- 03カメラをセット撮影係を決めるか、三脚にカメラをセットします。動画撮影がおすすめです。
- 04赤ちゃんを見守る声をかけすぎず、赤ちゃんが自分から動き出すのを待ちます。誘導はNGです。
- 05結果を楽しむ最初に手に取ったカードで占い結果を発表。2番目、3番目に取ったカードも記録しておきましょう。
パ
新米パパ
選び取りカードを手作りしたいのですが、コツはありますか?
博
カゾイロ博士
厚紙やカードストックに手描きのイラストを描くのが簡単です。絵が苦手な方は、フリー素材のイラストを印刷して貼り付けてもOK。カードのサイズはA6(はがきサイズ)が赤ちゃんの手に取りやすいです。ラミネート加工すると耐久性が上がり、よだれで濡れても安心。記念品として保管する場合も長持ちしますよ。
選び取りの歴史と由来
選び取りの起源は室町時代まで遡るとされています。当時は「物取り」と呼ばれ、赤ちゃんの前に筆、そろばん、お金などを並べ、最初に手に取ったもので将来の才能を占う儀式として、武家や商家の間で行われていました。江戸時代には庶民にも広まり、地域ごとに独自のアイテムが加わっていきました。
現代の選び取りは、伝統的なアイテムに加えてスマートフォンやパソコンのカードが追加されるなど、時代とともに進化しています。占いの結果を真剣に受け止める必要はなく、家族で赤ちゃんの将来について楽しく語り合うきっかけとして楽しむのが現代の選び取りの位置づけです。
CHAPTER 08選び取りカードのデザインバリエーション
和モダンタイプ
和紙や書道風のフォントを使った和モダンデザインのカードは、一升餅の雰囲気に合います。水彩画タッチのイラストと筆文字を組み合わせた上品なデザインで、記念品としての価値も高いです。価格帯は1,500円〜3,000円程度です。
北欧ナチュラルタイプ
パステルカラーと手描き風イラストの北欧テイストのカードは、ナチュラルなインテリアに合うデザインです。フォトスポットに飾っても違和感がなく、撮影用としても優秀です。最近はこのタイプが最も人気で、Instagramでも多くのママに支持されています。
DIYタイプ
無料テンプレートをダウンロードして自宅で印刷するDIYタイプは、コストを抑えたい方におすすめです。Canvaなどのデザインツールを使えば、オリジナルのカードを簡単に作成できます。お子さまの名前や生年月日を入れたカスタムカードも作れるので、世界に一つだけの選び取りカードが完成します。
CHAPTER 09選び取りの結果の解釈と楽しみ方
選び取りの結果は、あくまで「楽しい占い」です。赤ちゃんが最初に取ったアイテムが将来を決めるわけではありませんが、家族で結果を見て「将来はスポーツ選手かな?」「パパに似て食いしん坊だね」と盛り上がるのが醍醐味です。
選び取りの結果を記録しておくと、将来の楽しい思い出になります。選び取りカードと一緒に結果を写真に撮り、アルバムやフォトブックに残しておきましょう。お子さまが大きくなったとき「1歳のとき、最初にお金を取ったんだよ」と話すと、家族の笑いのネタになること間違いなしです。
INFO / 選び取りの統計
ある調査によると、赤ちゃんが最初に取るアイテムの人気ランキングは、1位「ボール」、2位「お金」、3位「スマートフォン」だそうです。赤ちゃんは丸い形や光るものに興味を引かれやすいため、ボールやお金(硬貨)が上位になる傾向があります。
パ
新米パパ
選び取りは何回やっても大丈夫ですか?
博
カゾイロ博士
公式なルールはないので、何回やっても問題ありません。ただし、1回目の結果が「本命」とするのが一般的です。2回目以降は参考程度にして、1回目の結果をメインの記念にしましょう。赤ちゃんの集中力は短いので、2〜3回が限度だと思います。何度やっても同じアイテムを取る赤ちゃんもいて、「やっぱりこれが運命なんだね」と盛り上がりますよ。
選び取りカードは、初誕生のお祝いを彩る大切なアイテムです。カードの準備から当日の進行、結果の記録まで、しっかり計画して臨めば、一生の思い出に残る素敵なイベントになるでしょう。お子さまの1歳の誕生日が、選び取りの楽しい占いとともに、家族にとって最高の記念日になりますように。
選び取りカードの枚数と配置の工夫
選び取りカードを並べる枚数に厳密な決まりはありませんが、6枚から10枚程度が一般的です。枚数が多すぎると赤ちゃんが迷ってしまい、少なすぎると選ぶ楽しさが減ってしまいます。カードは赤ちゃんから等距離に扇形に並べ、手の届く範囲に均等に配置するのが公平なやり方です。
赤ちゃんの目の前にお気に入りのおもちゃがあると、カードではなくおもちゃに手を伸ばしてしまうことがあります。選び取りを始める前に、周囲のおもちゃや気を引くものを片付けておくと、スムーズに進行できます。また、赤ちゃんが空腹や眠気を感じていないタイミングを選ぶことも大切です。
選び取りカードと実物の選び取りの違い
選び取りには「カード式」と「実物式」の二つのスタイルがあります。カード式はイラストが描かれたカードを使う方法で、安全性が高く手軽に準備できるのが利点です。一方、実物式はそろばんや筆、お金などの本物のアイテムを並べる伝統的なやり方で、より本格的な雰囲気を楽しめます。
| 比較項目 | カード式 | 実物式 |
|---|---|---|
| 準備のしやすさ | 市販品や手作りで手軽に用意できる | 各アイテムを集める手間がかかる |
| 安全性 | 紙やプラスチック製で安心 | 小さな部品や尖った道具に注意が必要 |
| 写真映え | デザインが統一されて見栄えがよい | 本物のアイテムでリアリティがある |
| アイテム数 | 自由に枚数を調整しやすい | 用意できるものに限りがある |
| 片付けやすさ | カードをまとめるだけで簡単 | アイテムごとに収納が必要 |
近年ではカード式を選ぶご家庭が圧倒的に多く、SNS映えするデザインのカードが多数販売されています。しかし、実物式にはカードでは味わえない臨場感があり、祖父母世代には馴染み深い方法でもあります。両方を組み合わせて、定番アイテムはカード、特別なものだけ実物を用意するという方法もおすすめです。
博
カゾイロ博士
選び取りは結果そのものよりも、家族みんなで赤ちゃんの成長をお祝いする過程が大切です。どのカードを選んでも笑顔で見守ってあげましょう。
パ
新米パパ
カード式なら準備も簡単そうですね。手作りすれば世界に一つだけのカードになるし、記念にも残せていいですね。
選び取りカードの記念保存と活用法
選び取りカードは、初誕生のお祝いが終わった後も記念品として大切に保管しておきたいものです。赤ちゃんが選んだカードを特別にフレームに入れて飾ったり、アルバムの1ページに貼り付けたりすると、成長の記録として残ります。
最近では選び取りの様子を動画に撮影するご家庭も増えています。赤ちゃんがカードに向かってハイハイする姿や、迷いながら一枚を手に取る瞬間は、見返すたびに微笑ましい気持ちになるものです。カードと一緒に撮影した写真をフォトブックにまとめれば、初誕生の素敵な記念になるでしょう。
選び取りの結果を記録する方法
選び取りの結果は、将来振り返ったときに楽しい思い出になる大切な記録です。赤ちゃんが最初に手に取ったカードの写真を撮るだけでなく、日付、時間帯、赤ちゃんの表情や反応もメモしておきましょう。「まっすぐボールに向かってハイハイした」「しばらく悩んでからペンを取った」など、そのときの様子を言葉で残すと、将来読み返す楽しさが格段に増します。
記録の方法としては、育児日記アプリに書き残す方法、フォトブックに写真と一緒にレイアウトする方法、手書きの育児ノートに貼り付ける方法などがあります。デジタルとアナログを組み合わせて、複数の形で残しておくとデータ消失のリスクも軽減できます。
TIP / 結果を記録するアイデア
選び取りカードの実物をそのままアルバムに貼り付けて、赤ちゃんが取ったカードにシールやマスキングテープで印をつけると、一目で結果がわかる記念ページが完成します。ラミネート加工したカードならそのまま保存できるため、数年後にお子さまに見せてあげることもできます。
選び取りカードと実物アイテムの組み合わせ方
選び取りカードと実物のアイテムを組み合わせるハイブリッド方式も人気があります。たとえば、安全なアイテム(ボール、お箸、ぬいぐるみなど)は実物を用意し、はさみや定規など危険な道具はカードで代用するという方法です。この方式なら安全性を確保しつつ、赤ちゃんが実際に物を握る臨場感も楽しめます。
ハイブリッド方式を行う場合は、カードと実物のサイズ差に注意しましょう。カードが小さく実物が大きいと、赤ちゃんは目立つ実物に手を伸ばしやすくなります。なるべく同じくらいの大きさに揃えるか、カードを少し大きめに作ると公平な占いになります。並べる間隔も均等にして、特定のアイテムに近づきやすい配置にならないよう工夫しましょう。
パ
新米パパ
実物とカードを混ぜてもいいんですね。ボールだけ本物にしたら、やっぱりそっちを取りそうな気もしますが。
博
カゾイロ博士
赤ちゃんは丸いものや光るものに惹かれやすいので、その傾向はありますね。でも選び取りは占い遊びなので、結果にこだわりすぎなくて大丈夫です。家族みんなが笑顔になれることが一番大切ですよ。
CHAPTER 10選び取りの写真撮影のコツ
選び取りは一生に一度の瞬間ですから、写真や動画でしっかり残したいものです。撮影で最も大切なのはカメラ位置の事前セッティングです。赤ちゃんがカードに向かう全体像を収められるよう、やや高めの位置からの俯瞰アングルと、赤ちゃんの表情を捉える正面アングルの両方を押さえると理想的です。
三脚やスマホスタンドを使って動画を回しつつ、もう一人が手持ちカメラで赤ちゃんの表情をアップで撮影する体制がおすすめです。撮影係が複数いる場合は、役割をあらかじめ決めておくとスムーズに進行できます。自然光が入る明るい部屋で行うと、カメラの設定に悩まず美しい写真が撮れます。
TIP / 撮影の失敗を防ぐポイント
赤ちゃんは予測不能な動きをするため、連写モードやバースト撮影を活用しましょう。動画を回しておけば、後からベストショットを切り出すこともできます。フラッシュは赤ちゃんが驚いてしまうので使わず、窓から自然光が差し込む場所を選ぶのがベストです。
選び取りを盛り上げる演出アイデア
選び取りをより楽しいイベントにするための演出アイデアをご紹介します。まず、家族や祖父母に「どのカードを取ると思うか」を事前に予想してもらい、紙に書いて封筒に入れておく方法があります。選び取りの後に開封すれば、当たった人は景品をもらえるなど、大人も参加できるゲーム感覚の演出になります。
背景の飾り付けにもこだわると、写真映えがぐっと良くなります。バースデーバナーやガーランドを壁に飾り、選び取りカードの周囲に花やバルーンを配置すれば、まるでフォトスタジオのような仕上がりになります。一升餅のお祝いと合わせて統一感のあるテーブルコーディネートをすると、初誕生の記念写真がさらに華やかになるでしょう。
パ
新米パパ
予想ゲームは面白そうですね。おじいちゃんおばあちゃんも巻き込んで盛り上がれそうです。
博
カゾイロ博士
初誕生は家族が集まる良い機会ですからね。選び取りは赤ちゃんが主役ですが、見守る大人たちも一緒に楽しめるイベントにすると、思い出がより深くなりますよ。
選び取りの結果をどう楽しむか
選び取りの結果はあくまで占い遊びであり、お子さまの将来を決定づけるものではありません。しかし、結果を記録しておくと成長してから振り返る楽しい思い出になります。選んだアイテムをベビーアルバムや育児日記に記録したり、写真と一緒にSNSでシェアしたりするのも人気です。お子さまが大きくなったときに「あのとき筆を選んだけど、本当に絵が好きになったね」と話すのも家族の素敵なコミュニケーションになります。複数のアイテムを掴む赤ちゃんも多く、その場合は最初に触れたものが「本命」とされますが、すべてのアイテムの意味を楽しんで解釈するのも良いでしょう。
CHAPTER 11手作りカードの具体的な作り方
画用紙とマーカーで作る方法
最もシンプルな手作り方法は、厚手の画用紙とカラーマーカーを使う方法です。画用紙をハガキサイズ(100mm×148mm)にカットし、表面にアイテムのイラストとアイテム名を大きく描きます。裏面にはそのアイテムが象徴する意味を書いておくと、選んだ瞬間にみんなで盛り上がれます。画用紙は100円ショップで手に入る厚口タイプ(180kg以上)を選ぶと、赤ちゃんが握ってもくしゃくしゃになりにくいです。
イラストに自信がない場合は、シールやマスキングテープでデコレーションする方法がおすすめです。ボールや楽器のシール、星形のマスキングテープを貼り付けるだけでもかわいいカードが完成します。文字はゴールドやシルバーのペンで書くと高級感が出て、記念品としての見栄えも格段にアップします。
パソコンやスマホで作る方法
デザインツールのCanvaを使えば、プロ級のデザインの選び取りカードがスマホだけで作れます。「選び取りカード」で検索すると無料テンプレートが多数見つかるので、テキストやイラストを差し替えるだけで完成します。A4用紙にまとめて印刷し、カットすればコストはほぼゼロです。
印刷した紙のままだと赤ちゃんのよだれで破れてしまうので、ラミネート加工を施すのが強くおすすめです。家庭用ラミネーターがなくても、100円ショップのセルフラミネートフィルム(手貼りタイプ)を使えばアイロンも機械も不要です。水に強くなるうえ、角を丸くカットすれば赤ちゃんがケガをする心配もありません。
TIP / 手作りカードのサイズと枚数の目安
カードのサイズは100mm×148mm(ハガキサイズ)が赤ちゃんの手に取りやすく、扱いやすいサイズです。枚数は8枚前後がベスト。定番の筆・そろばん・お金・はさみ・ボール・楽器に加えて、パパやママの職業にちなんだオリジナルカードを1〜2枚入れると、世界に一つだけの選び取りセットが完成します。
選び取りの写真撮影のコツ
選び取りは赤ちゃんの1歳の誕生日を彩る一大イベントですから、写真や動画でしっかり記録しておきたいものです。撮影のポイントは、まずカメラの位置を赤ちゃんの目線の高さに合わせること。立ったまま上から撮ると、赤ちゃんの表情やカードに手を伸ばす動作がうまく写りません。床に座るか、しゃがんで撮影しましょう。
動画撮影も並行して行うのがおすすめです。赤ちゃんがハイハイでカードに近づき、迷いながら一枚を選ぶ様子は動画でこそ生きる瞬間です。スマホを三脚に固定しておけば、撮影係がいなくてもパパもママも一緒に見守ることができます。撮影した写真は選んだカードと一緒にフレームに入れて飾ると、素敵な記念品になります。
パ
新米パパ
撮影で気をつけることはありますか?フラッシュとか赤ちゃんに影響ないですか?
博
カゾイロ博士
赤ちゃんの目にはフラッシュの強い光が刺激になることがあるので、自然光で撮影するのがベストです。午前中の窓際は柔らかい光が入るので、肌がきれいに写りますよ。どうしても暗い場合は、間接照明を使うかISO感度を上げて対応しましょう。選び取りの前にテスト撮影をしておくと、本番で慌てずに済みます。
地域による選び取りの違い
選び取りは全国的に行われていますが、地域によって使うアイテムや呼び名に違いがあります。東北地方では「将来占い」と呼ぶ地域があり、筆や そろばんに加えて農具のミニチュアを並べる風習が残っています。九州の一部地域では、赤ちゃんの前に実物の品物を並べる伝統的なスタイルが今でも主流です。
関西地方では選び取りに加えて、赤ちゃんの足形を取る風習を組み合わせる家庭もあります。北海道では一升餅の代わりに一升パンを使う家庭も増えており、選び取りとセットでSNS映えする演出が人気を集めています。地域の風習に合わせたアレンジを取り入れつつ、家族みんなが楽しめるスタイルを見つけてみてください。
| 地域 | 呼び名・特徴 | よく使われるアイテム |
|---|---|---|
| 関東 | 選び取り(カード式が主流) | 筆・そろばん・お金・ボール・スマホなど |
| 関西 | 選び取り+足形取り | 定番アイテムに加えて化粧品や鏡も |
| 東北 | 将来占い(実物式が多い) | 農具のミニチュアや工具を含むことも |
| 九州 | 選び取り(実物式が根強い) | そろばん・筆・はさみの実物を使用 |
| 北海道 | 選び取り+一升パン | カード式が主流、一升パンとの組み合わせ |
INFO
あわせて読みたい: 初誕生とは? / 選び取り12種類の意味 / 選び取りと一升餅ガイド
CHAPTER 12よくある質問
A.
1歳の誕生日(初誕生)に使うのが一般的です。一升餅とセットで行う家庭がほとんどです。
A.
カード式がおすすめです。はさみなど危険なものを実物で用意する心配がなく、衛生的で準備も簡単です。記念として保存もしやすいメリットがあります。
A.
機嫌が悪いときや眠いときは無理に行わず、時間を置いてから再チャレンジしましょう。お気に入りのおもちゃをカードの近くに置いて誘導するのも手です。
A.
ベビー用品店、100円ショップ、ネット通販(Amazon・楽天等)で購入できます。写真映えするおしゃれなデザインのものは、ハンドメイドマーケット(minne・Creema等)でも人気です。
A.
最初に触れたカードが「本命」とされますが、厳密なルールはありません。2枚目・3枚目も「こんな才能もあるかも」と楽しむ家庭が多いです。
A.
赤ちゃんが選んだカードと一緒に写真を撮り、フォトブックやアルバムに残すのがおすすめです。日付や赤ちゃんの反応をメモしておくと、将来振り返ったときに楽しい思い出になります。育児日記アプリに記録しておくのも便利です。
A.
公園や庭などの屋外で行っても問題ありません。ただし、風でカードが飛ばないよう重しを置いたり、地面の汚れが気になる場合はレジャーシートを敷いたりするとよいでしょう。芝生の上はハイハイしやすく、写真映えもするためおすすめのロケーションです。
A.
Amazon・楽天などの通販サイトでは500円から2,000円程度で購入できます。おしゃれなデザインにこだわるなら、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイドマーケットで手作り作家のオリジナルカードを選ぶのもおすすめです。100円ショップのセリアやダイソーでも取り扱いがある場合があります。
A.
公園やお庭など屋外で行っても問題ありません。ただし風でカードが飛んでしまわないよう、重しを置くか厚手のカードを使いましょう。地面が汚れる場合はレジャーシートを敷くと衛生的です。屋外は自然光で写真がきれいに撮れるメリットもあります。
『冠婚葬祭 暮らしのマナー大百科』では、選び取りは赤ちゃんの1歳の誕生日に行う伝統的な占い遊びとして紹介されています。もともとは実物の品(筆・そろばん・お金など)を赤ちゃんの前に並べ、最初に手に取ったもので将来の才能や職業を占うものでした。近年はイラスト入りの選び取りカードを使う家庭が増えており、衛生的で安全、かつ種類を自由に増やせる利点があります。同書では、選び取りは結果にこだわるものではなく、家族みんなで赤ちゃんの未来を楽しく想像する温かいひとときにすることが大切だと記されています。

