お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは、伝統的には父方の祖母とされてきましたが、今はママや母方の祖母が抱っこしても問題ありません。両家の祖父母が参加すると、誰が抱っこするか、費用は誰が出すかで気をつかいますよね。この記事では、お宮参りの抱っこ役と参加者、費用分担の考え方を解説します。
祝い着を掛けた赤ちゃんを抱く祖母と、着物姿の母親
抱っこする人は、祝い着を肩から掛けてご祈祷を受けます

CHAPTER 01
お宮参りで父方の祖母が抱っこする理由

父方の祖母が抱っこする習わしには、主に2つの理由があるといわれています。
  • 昔は出産を「けがれ」と考える風習があり、産後しばらくのママは神社への参拝を控えるとされたため
  • 産後間もないママの体を休ませるため
  • 赤ちゃんが父方の家の一員として、氏神様に認めてもらうという意味があったため
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INFO / 今は誰が抱っこしてもよい
「けがれ」の考え方は現在ではほとんど意識されていません。ママ、パパ、母方の祖母など、誰が抱っこしても問題ありません。ご祈祷のときと写真撮影のときで交代するなど、みんなが抱っこできるよう工夫する家庭も多くあります。

CHAPTER 02
お宮参りの参加者は誰まで?

かつては赤ちゃんと両親、父方の祖父母で参加するのが一般的でしたが、今は母方の祖父母も一緒に参加する家庭が増えています。決まりはないので、家族の状況に合わせて決めましょう。
お宮参りの参加者のパターン
パターン特徴
両親と赤ちゃんだけ日程が決めやすく、赤ちゃんのペースで動ける
両親+父方の祖父母伝統的な形。父方の祖母が抱っこする
両親+両家の祖父母今いちばん多い形。食事会も一緒にする家庭が多い
きょうだいや親戚も参加人数が多いぶん、移動や食事会の手配に余裕を
三世代で乾杯する食事会
両家の祖父母が参加して、食事会まで一緒に楽しむ家庭が増えています

CHAPTER 03
お宮参りの費用は誰が出す?

お宮参りの費用分担にも決まりはありませんが、初穂料は父方、祝い着は母方が出すという分担が、昔からの傾向として知られています。
お宮参りの費用分担の傾向
費用昔からの傾向最近の傾向
初穂料父方の祖父母両親が出すことも多い
祝い着母方の祖父母両親が用意する、レンタルにする家庭も
写真撮影両親両親
食事会父方の祖父母、または両親両親が招待する形や、両家で割り勘にする形も
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CAUTION / 費用のことは早めに、両親から切り出す
費用分担のすれ違いは、両家のトラブルになりやすいポイントです。祖父母から「出すよ」と言われたら感謝して受け、言われなければ両親が出すつもりで準備しておきましょう。伝えるときは、それぞれ自分の親にはパパ・ママが話すとスムーズです。

CHAPTER 04
両家で気持ちよく進めるための調整のコツ

  • 日程・参加者・食事会の有無を、両家に同じタイミングで伝える
  • それぞれの親への連絡は、パパ・ママが自分の親を担当する
  • 地域の習わしがあるか、両家の親に聞いておく
  • 遠方の祖父母には、写真や動画で当日の様子を早めに送る
どちらか一方の家だけに先に相談すると、もう一方が「後から知らされた」と感じることがあります。決まったことは両家に同時に伝えると、余計な気づかいを生まずに済みます。
新米パパ
新米パパ / 2歳児のパパ
両家の母がどちらも抱っこしたがっていて、どちらにお願いすればいいか困っています。
カゾイロ博士
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
ご祈祷は父方のお母さん、記念写真は母方のお母さん、というように場面で分けるのがおすすめですよ。境内での撮影なら何度でも交代できますし、両家の祖母それぞれと赤ちゃんの写真を撮っておくと、どちらにも喜ばれます。

CHAPTER 05
抱っこ役と参加者に関するよくある質問

A.
問題ありません。産後の体調がよければ、ママが抱っこしてご祈祷を受ける家庭も多くあります。
A.
もちろん大丈夫です。祝い着を掛ける場合も、パパの肩に紐を回して結べば問題ありません。
A.
問題ありません。父方の祖父母が遠方の場合など、母方の祖父母だけが付き添う家庭もあります。
A.
両親と赤ちゃんだけでも問題ありません。祖父母には写真を送るなどして、様子を伝えると喜ばれます。

CHAPTER 06
まとめ

お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは伝統的に父方の祖母ですが、今は誰が抱っこしても問題ありません。参加者や費用分担にも決まりはないので、両家で早めに話し合い、場面ごとに抱っこ役を交代するなど、みんなが気持ちよく参加できる形にしましょう。お宮参り全体の準備はお宮参りの基本をまとめた記事で紹介しています。