年賀状じまいは、最後の年賀状で「今年をもって年賀状でのごあいさつを控える」ことと、これまでの感謝を伝えるのが一般的です。やめたい気持ちはあっても、相手に失礼にならないか気になりますよね。この記事では、年賀状じまいの伝え方と時期、そのまま使える文例、受け取った側の対応を紹介します。
1月のカレンダーと御年賀の封筒が置かれた机
年賀状じまいは、これまでの感謝を伝える最後のあいさつです

CHAPTER 01
年賀状じまいとは?伝える時期

年賀状じまいとは、毎年の年賀状のやりとりを今後は控えると相手に伝えることです。高齢になって書くのが負担になった、SNSやメールでやりとりする相手が増えたなどの理由から、年代を問わず選ぶ人が増えています。
年賀状じまいを伝える方法
伝え方時期向いている場合
最後の年賀状に書く元日〜松の内最も一般的。新年のあいさつと一緒に伝えられる
寒中見舞いで伝える松の内明け〜立春の前日年賀状の返事が遅れたときや、喪中の年
メールやLINEで伝える年末〜年明けふだんからメールやLINEでやりとりしている相手

CHAPTER 02
失礼にならない年賀状じまいの書き方

年賀状じまいの文面には、次の4つを入れると、相手に誤解されず気持ちよく受け取ってもらえます。
  1. 今年(本年)をもって、年賀状でのごあいさつを控えること
  2. これまでのお付き合いへの感謝
  3. 今後も変わらずお付き合いをお願いしたいこと
  4. 必要に応じて、メールアドレスやLINEなどの連絡先
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CAUTION / 「縁を切る」と受け取られないように
「年賀状をやめます」とだけ書くと、お付き合いそのものをやめたいと受け取られることがあります。「年賀状は控えますが、今後とも変わらぬお付き合いを」と、関係は続けたい気持ちをはっきり添えましょう。理由は簡潔に、相手を責める表現にならないようにします。

CHAPTER 03
年賀状じまいの文例

基本の文例

“
謹んで新年のお慶びを申し上げます。誠に勝手ながら、本年をもちまして年賀状でのごあいさつを失礼させていただくことにいたしました。長年にわたり温かい年賀状をいただき、心より感謝申し上げます。今後とも変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
— 誰にでも使える基本の文例

高齢を理由にする文例

「あけましておめでとうございます。年齢を重ね、筆をとるのが難しくなってまいりましたので、本年をもちまして年賀状でのごあいさつを最後とさせていただきます。これまでのご厚情に深く感謝いたしますとともに、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」

メールやLINEに切り替える文例

「あけましておめでとうございます。今後は新年のごあいさつをメールやLINEでさせていただきたく、年賀状は本年で最後とさせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。(連絡先:〇〇〇〇)」
木造の玄関前に飾られた門松
年賀状をやめても、新年のあいさつの気持ちは変わりません

CHAPTER 04
親戚とは続ける「一部だけの年賀状じまい」も

子育て中の家庭では、友人や仕事関係の年賀状はやめても、祖父母や親戚には子どもの写真入りの年賀状を続けるという選び方もあります。全員に一斉に年賀状じまいを伝える必要はありません。相手ごとに「続ける」「やめる」を決めれば、負担を減らしながら大切なつながりを残せます。
新米パパ
新米パパ / 2歳児のパパ
大学時代の友人とはLINEでつながっているので、年賀状はもうやめたいんです。でも、急に送らなくなるのも気まずくて。
カゾイロ博士
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
ふだんLINEでやりとりしている友人なら、年明けにLINEで「今年から年賀状はやめて、こっちで新年のあいさつをするね」と送れば十分ですよ。黙ってやめるより、ひと言伝えるほうがお互いすっきりします。

CHAPTER 05
年賀状じまいを受け取ったときの対応

年賀状じまいのあいさつを受け取ったら、翌年からは年賀状を送らないのがマナーです。返事は必須ではありませんが、親しい相手なら、メールやLINEで「これまでありがとう。これからもよろしくね」と伝えると、関係がより温かく続きます。
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TIP / 宛名リストを家族で共有しておこう
夫婦で年賀状を出している家庭では、年賀状じまいの連絡をくれた相手を宛名リストから外し、家族で共有しておきましょう。翌年うっかり送ってしまうのを防げます。

CHAPTER 06
年賀状じまいに関するよくある質問

A.
感謝と今後のお付き合いをお願いする言葉を添えれば、失礼にはあたりません。年賀状じまいを選ぶ人は年代を問わず増えています。
A.
必ずしも書く必要はありません。書く場合は「高齢のため」「メールでのごあいさつに切り替えるため」など、簡潔で前向きな理由にしましょう。
A.
相手が見落としている可能性があります。届いた年賀状への返事は、寒中見舞いやメールで感謝を伝えるとよいでしょう。
A.
会社として年賀状のやりとりを廃止する例も増えています。個人として伝える場合も、感謝と今後のお付き合いをお願いする言葉を丁寧に添えましょう。

CHAPTER 07
まとめ

年賀状じまいは、最後の年賀状で「年賀状でのごあいさつを控えること」と感謝、今後もお付き合いを続けたい気持ちを伝えるのが基本です。親戚とは続けるなど、相手ごとに決めても構いません。年賀状の基本の書き方は年賀状の書き方の記事で紹介しています。