マンションなど飾る場所が限られる家庭には、男雛と女雛だけの「親王飾り」や、ケースに入った「ケース飾り」などのコンパクトな雛人形が人気です。段飾りに憧れても、置き場所やしまう手間を考えると迷いますよね。この記事では、コンパクトな雛人形の種類と、選ぶときのポイントを解説します。

CHAPTER 01コンパクトな雛人形の種類
| 種類 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 親王飾り(平飾り) | 男雛と女雛の2人だけを飾る。屏風や台と一緒に並べる | 雛人形らしさを大切にしたい |
| ケース飾り | ガラスやアクリルのケースに入っている。ほこりがつかず、出し入れが簡単 | 小さな子やペットがいる、手入れを楽にしたい |
| 収納飾り | 台の中に人形や道具をしまえる。飾り台が収納箱を兼ねる | しまう場所が限られている |
| 三段飾り・五人飾り | 三人官女などを加えた小さめの段飾り | 少し華やかにしたい |
TIP / 飾る場所を先に測ろう
購入前に、飾りたい場所の幅(間口)と奥行き、高さを測っておきましょう。親王飾りは間口40〜60cmほどのものが多く、テレビ台や棚の上にも置けます。カタログや店頭では「間口×奥行×高さ」の表示を確認します。
CHAPTER 02衣装着と木目込みの違い
雛人形には、作り方によって大きく2つの種類があります。
| 衣装着(いしょうぎ) | 木目込み(きめこみ) | |
|---|---|---|
| 作り方 | 胴体に布の衣装を着せ付ける | 木の胴体に溝を彫り、布を押し込んで作る |
| 見た目 | 着物の重なりが豪華で、華やか | 丸みのある、やわらかな印象 |
| 大きさ | やや大きめになりやすい | 小さく作りやすく、コンパクト向き |
| 扱いやすさ | 衣装の形崩れに注意 | 型崩れしにくく、扱いやすい |

CHAPTER 03コンパクトな雛人形を選ぶポイント
- 01飾る場所とサイズを決める置く場所を決め、間口と奥行きに収まるかを確認します。
- 02しまう場所を確認する収納箱の大きさも確認し、押し入れやクローゼットに入るかを考えます。
- 03お顔を見て選ぶ雛人形はお顔の表情で印象が大きく変わります。写真だけでなく、できれば実物を見て選びましょう。
- 04飾りやすさを確認する毎年出し入れするものなので、組み立てが簡単かどうかも大切です。
CAUTION / 小さな子やペットがいる家庭は
小さな飾りや道具は、子どもが口に入れたりペットが倒したりすることがあります。ケース飾りを選ぶか、手の届かない高さに飾りましょう。

CHAPTER 04コンパクトな雛人形を飾る場所
- リビングのテレビ台や棚の上
- 玄関の靴箱の上(直射日光と湿気に注意)
- 子ども部屋の棚の上
- 和室の床の間
飾る場所は、直射日光やエアコンの風が当たらないところを選びましょう。日焼けや乾燥で、人形の顔や衣装が傷むことがあります。
新米パパ / 2歳児のパパ
マンションなので親王飾りにしたいのですが、祖父母は段飾りがいいと言っています。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
飾る場所としまう場所の大きさを伝えると、納得してもらいやすいですよ。毎年出し入れするのは自分たちなので、「毎年飾れる大きさにしたい」という気持ちを話してみましょう。親王飾りでも、屏風やぼんぼりがそろったものは十分に華やかです。
CHAPTER 05コンパクトな雛人形に関するよくある質問
A.
変わりません。雛人形は、女の子の健やかな成長と幸せを願うお守りです。飾りの数ではなく、毎年飾って祝う気持ちが大切です。
A.
人気の商品は年明けから品薄になりやすいので、初節句なら年内から1月ごろまでに選ぶと安心です。
A.
ケースの分だけ大きくなることや、ガラスに光が反射して写真が撮りにくいことがあります。
A.
一人に一つが理想とされますが、スペースの事情で共有する家庭もあります。下の子には市松人形や小さな飾りを加える方法もあります。
CHAPTER 06まとめ
コンパクトな雛人形には、親王飾り・ケース飾り・収納飾りなどがあり、飾る場所としまう場所の大きさで選ぶのがポイントです。小さく作りやすい木目込みもおすすめです。毎年無理なく飾れる大きさを選びましょう。雛人形の飾り方はひな祭りの由来と雛人形の飾り方をまとめた記事で紹介しています。






