喪中の初正月は、お正月のお祝いは控えつつ、子どもの成長を願う気持ちは大切にするのが一般的です。身内を亡くした年に赤ちゃんの初めてのお正月を迎え、どう過ごせばいいか迷いますよね。この記事では、喪中の初正月の考え方と、破魔弓・羽子板の扱いを解説します。

CHAPTER 01喪中の初正月の考え方
喪中は、故人をしのんでお祝いごとを控える期間です。お正月のお祝い(年賀状や正月飾り、初詣など)は控えるのが一般的ですが、赤ちゃんの成長を願う初正月は、控えめに祝ってもよいと考える家庭も多くあります。
| 期間 | 初正月の考え方 | |
|---|---|---|
| 忌中 | 亡くなってから四十九日(仏式)まで | お祝いは控え、翌年に祝うのが一般的 |
| 喪中 | 亡くなってからおおむね1年 | 控えめに祝う家庭も、翌年に延ばす家庭もある |
INFO / 家族で話し合って決めましょう
喪中の過ごし方には地域や家庭による違いがあります。故人と近い親族の気持ちも大切にしながら、家族で話し合って決めましょう。
CHAPTER 02破魔弓・羽子板は飾る?
- 忌中の場合:飾らずに保管し、翌年のお正月から飾る
- 喪中の場合:飾らない、または松の内が明けてから控えめに飾る
- 飾る場合も、門松やしめ飾りなどの正月飾りとは分けて考える
CAUTION / お祝いの言葉は控える
喪中のときは、「おめでとう」などのお祝いの言葉や、にぎやかなお祝いの席は控えましょう。赤ちゃんの写真を撮るなど、家族だけで静かに成長を願うのがおすすめです。

CHAPTER 03お祝いや贈り物を受け取る・贈るとき
喪中の家に初正月のお祝いを贈る場合は、松の内が明けてから贈るのがマナーです。表書きは「初正月御祝」ではなく「御祝」とするか、のしをつけずに贈ると控えめになります。
- 01贈る側は時期をずらす松の内(1月7日、関西は15日)が明けてから贈ります。
- 02受け取る側はお礼を伝える喪中でもお祝いはありがたく受け取り、お礼の言葉を伝えましょう。
- 03お返しは時期を見て内祝いを贈る場合は、松の内が明けてから「内祝」として贈ります。
CHAPTER 04翌年に改めて祝う方法
喪中で初正月のお祝いを控えた場合は、翌年のお正月に改めて破魔弓・羽子板を飾り、家族で成長を祝いましょう。1歳になった子と一緒に飾る初めてのお正月として、写真を残すのもすてきです。
TIP / 写真だけでも残しておこう
お祝いを控える年でも、赤ちゃんの初めてのお正月の写真は残しておきましょう。破魔弓や羽子板の前で撮るのが難しければ、普段の様子でも十分な記録になります。
新米パパ / 2歳児のパパ
夏に祖母が亡くなりました。妻の実家が羽子板を贈ると言ってくれていますが、どうすればいいでしょう?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
四十九日が過ぎていれば、羽子板を受け取ること自体は問題ありませんよ。飾るのは松の内が明けてからにするか、翌年のお正月からにするか、ご家族で相談してみてください。贈ってくださる気持ちには、きちんとお礼を伝えましょう。
CHAPTER 05喪中の初正月に関するよくある質問
A.
神社への参拝は忌中を過ぎてからが一般的です。お寺へのお参りは、喪中でも問題ないとされています。
A.
お年玉は「お小遣い」として受け取るなど、お祝いの表現を控えれば問題ありません。
A.
松の内が明けてから寒中見舞いで、赤ちゃんの誕生を報告するのが一般的です。写真を添えると喜ばれます。
A.
喪中の祖父母にとっても、孫の成長は大きな励みになります。お祝いの言葉は控えめにして、写真を送るのはよいことです。
CHAPTER 06まとめ
喪中の初正月は、お正月のお祝いを控えつつ、家族だけで静かに子どもの成長を願うのが一般的です。忌中なら翌年に延ばし、喪中なら松の内明けに控えめに飾るなど、家族で話し合って決めましょう。お祝いを贈る側は松の内明けに贈ります。初正月の基本は初正月の祝い方をまとめた記事で紹介しています。










