女性の厄年は19歳・33歳・37歳の3回が本厄とされ、とくに33歳は古来より大厄(たいやく)」と呼ばれ最も注意を払うべき年とされてきました。この記事では、女性の厄年の年齢一覧、厄払いに行く時期や服装、当日の流れ、過ごし方の注意点、厄除けの贈り物のマナーまで、女性の厄年に関する疑問をまとめて解説します。

CHAPTER 01
女性の厄年とは?基本の意味と男性との違い

女性の厄年とは、災厄が降りかかりやすいとされる女性特有の年齢のことで、男性の厄年とは年齢が異なります。女性は19歳・33歳・37歳・61歳が本厄、その前後の年は前厄後厄として、計9年間が厄年に該当します。
厄年は数え年(かぞえどし)で計算するのが一般的です。数え年は生まれた年を1歳と数え、その後は毎年1月1日に1歳を加える方式です。実用的には「満年齢+1歳」、誕生日前なら「満年齢+2歳」と覚えておくと簡単です。
前厄(まえやく)
本厄の前年。厄の前兆が現れるとされ、慎重に過ごしたい年
本厄(ほんやく)
最も災厄が降りかかりやすいとされる年。厄払いを行う中心の年
後厄(あとやく)
本厄の翌年。厄が薄れていく年だが油断は禁物
大厄(たいやく)
女性の場合は33歳、男性の場合は42歳。生涯で最も警戒すべき本厄
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INFO
女性の厄年は男性よりも早い年齢から始まり、出産・子育て・体調変化など人生の大きな転機と重なるのが特徴です。19歳は進学・就職、33歳は出産・育児、37歳は仕事の責任が増す時期と、社会的・身体的な変化が大きい年齢に設定されています。

CHAPTER 02
女性の厄年一覧(2026年・2027年早見表)

女性の厄年は数え年で19歳・33歳・37歳・61歳です。それぞれの前後を含めた年齢を以下にまとめました。
区分数え年2026年に該当する生まれ年2027年に該当する生まれ年
前厄18歳2009年生まれ2010年生まれ
本厄19歳2008年生まれ2009年生まれ
後厄20歳2007年生まれ2008年生まれ
前厄32歳1995年生まれ1996年生まれ
大厄(本厄)33歳1994年生まれ1995年生まれ
後厄34歳1993年生まれ1994年生まれ
前厄36歳1991年生まれ1992年生まれ
本厄37歳1990年生まれ1991年生まれ
後厄38歳1989年生まれ1990年生まれ
前厄・本厄・後厄60〜62歳1965〜1967年生まれ1966〜1968年生まれ
TIP
61歳の本厄は還暦(かんれき)と重なり、人生の節目として厄払いとお祝いを兼ねて行うご家庭も多いです。

CHAPTER 03
33歳「大厄」が女性にとって重要な理由

33歳の大厄は、女性の厄年のなかでも最も重要視されてきた年齢です。「33」は「散々(さんざん)」とも読めることから、心身ともに慎重に過ごすべき年とされてきました。
33歳前後は、結婚・出産・育児・キャリアの分岐点が集中する時期にあたります。ホルモンバランスの変化や生活環境の変化により、心身の不調が出やすい年齢でもあるため、健康診断を受けたり、生活リズムを整えたりと、いつも以上に体を労わることが大切です。
新米パパ / 2歳児のパパ
妻が今年33歳の大厄なんですが、何か特別なことをした方がいいんでしょうか?妊娠中だと厄払いに行けないとも聞きました。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
33歳は女性の大厄ですが、特別なことをしなくても大丈夫ですよ。神社で厄払いを受けるのが一般的ですが、妊娠中は無理をせず、安定期に入ってから、または出産後にお参りしてもかまいません。多くの神社では妊婦さんの厄払いも受け付けていますし、ご家族が代理で祈祷を受ける「代理参り」も可能です。

CHAPTER 04
女性の厄払いの時期・服装・当日の流れ

女性の厄払いに決まった日付はありませんが、新年の節目に行うのが伝統的です。

厄払いの時期

厄払いを受ける時期は、元旦から節分(2月3日頃)までに行うのが古くからの慣習です。立春(りっしゅん)(2月4日頃)が一年の境目とされてきたため、その前に厄を祓って新しい年を清らかな気持ちで迎えるという考え方です。ただし、年内であればいつ行っても問題ありません。誕生日の前後や、人生の節目(妊娠前・転職前など)にあわせて行う方もいます。

服装のマナー

厄払いの服装は清潔感のあるきれいめの服を選びます。神様の前に出るため、露出の多い服やラフすぎる格好は避けましょう。
シーン推奨される服装避けたい服装
祈祷を受ける(女性)ワンピース・スーツ・きれいめブラウスとスカートジーンズ・ミニスカート・タンクトップ
寒い季節コート可(拝殿で脱ぐ)、足元はタイツ毛皮・派手なアウター
夏の参拝袖のあるブラウス、ひざ下スカートノースリーブ・サンダル・短パン
妊娠中ゆったりしたワンピース、楽な靴締め付けの強いスーツ

当日の流れ

  1. 01
    受付で申し込み
    社務所で厄払いの申し込みをします。氏名・住所・数え年を申告書に記入し、初穂料を納めます。
  2. 02
    拝殿に上がる
    靴を脱いで拝殿に上がります。係の方の案内に従って所定の席に座ります。
  3. 03
    祓詞・祈祷を受ける
    神職が祝詞(のりと)を奏上し、お祓いの儀を行います。頭を下げて静かに受けます。
  4. 04
    玉串拝礼
    玉串(たまぐし)を捧げ、二礼二拍手一礼で拝礼します。
  5. 05
    お札・お守りの授与
    厄除けのお札・お守りなどが授与されます。1年間自宅の神棚や持ち物に納めます。
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INFO
祈祷の所要時間は20〜30分ほどです。初穂料は5,000円〜10,000円が一般的で、のし袋(紅白蝶結び)に「初穂料」または「御初穂料」と書いて納めます。

CHAPTER 05
女性の厄年にやってはいけないとされること

厄年には「大きな決断や変化を避けるべき」とする伝統的な考えがあります。ただし、絶対的な禁忌ではなく、慎重に行動するための目安と捉えるのが現代的な考え方です。
  • 引っ越し・新築: 環境の大きな変化を避けるとされる
  • 転職・起業: 経済的・精神的な負担が大きいため慎重に
  • 結婚・出産: 古くは避けるとされたが、現代では「お祝い事は厄を払う」とも言われ強行する家庭も多い
  • 大きな買い物: 不動産・自動車など高額な決断は控えるとされる
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CAUTION
実際には結婚・出産を厄年に行う方も多くいます。「厄年だから」と人生の大切な節目を諦める必要はありません。気になる場合は厄払いを受けてから進めると安心です。
新米パパ / 2歳児のパパ
妻は厄年でも気にせず家を建てたんですが、後悔したという話はよく聞きます。気をつけることはありますか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
厄年は迷信ではなく、人生の変わり目に注意を促す先人の知恵です。家を建てる際は地鎮祭(じちんさい)や上棟式(じょうとうしき)といった家を建てるときの儀式を丁寧に行ったり、男性の厄年とも合わせて家族で厄払いを受けたりすると安心ですよ。心配事を整理することで、行動に集中できるという効果もあります。

CHAPTER 06
厄除けの贈り物・お守りのマナーと相場

厄年を迎える女性へ、家族や親しい友人から贈り物をする習慣があります。「長いもの」「鱗(うろこ)模様のもの」「七色のもの」が厄除けの縁起物として知られています。
5,000〜15,000
ベルト・スカーフ
10,000〜30,000
蛇革・蛇柄の小物
5,000〜20,000
七色のアクセサリー
1,000〜5,000
厄除けの腕輪・お守り
TIP
贈り物には「厄除け祈願」「厄除御祝」と表書きしたのし紙を添えます。水引(みずひき)は紅白の蝶結びを選びます。誕生日プレゼントとしてさりげなく贈るのも喜ばれます。

CHAPTER 07
女性の厄年はいつ?年齢早見表

女性の厄年は、数え年で19歳、33歳、37歳、61歳の4回です。特に33歳は「大厄(たいやく)」と呼ばれ、最も注意が必要な年とされています。それぞれの厄年には前厄(厄年の前年)と後厄(厄年の翌年)があるため、実質的に3年間は厄年の期間となります。
厄年前厄本厄後厄
19歳の厄18歳19歳20歳
33歳の厄(大厄)32歳33歳34歳
37歳の厄36歳37歳38歳
61歳の厄60歳61歳62歳
厄年の数え方は「数え年」を使います。数え年とは、生まれた年を1歳として、元旦を迎えるごとに1歳加える数え方です。例えば、2026年に厄年を迎える女性は、1994年生まれ(33歳の大厄)、1990年生まれ(37歳の厄)などです。

女性の厄年に起こりやすいこと

厄年は科学的根拠に基づくものではありませんが、女性の33歳と37歳は、体調の変化やライフイベントが重なりやすい時期と一致しています。33歳前後は出産・育児と仕事の両立に悩む時期であり、37歳前後は体力の衰えを感じ始める時期でもあります。こうした身体的・精神的な転換期であることが、厄年の言い伝えと結びついていると考えられています。
厄年だからといって過度に恐れる必要はありません。むしろ、厄年をきっかけに自分の健康状態を見直したり、生活習慣を整えたりする良い機会と捉えましょう。人間ドックや歯科検診の受診、食生活の改善、運動習慣の開始など、厄年を「体のメンテナンス期間」として活用する前向きな姿勢が大切です。

女性の厄除け・厄祓いの方法

厄除けの方法として最も一般的なのが、神社やお寺での厄除け祈祷です。祈祷の時期は、元旦から節分(2月3日)までに行うのが伝統的とされていますが、年間を通じていつでも受けられる神社がほとんどです。初穂料(祈祷料)は5,000円〜10,000円が一般的です。
厄除け祈祷以外にも、日常的にできる厄除けの方法があります。身につけるものを新しくする(特に肌着や靴)、厄除けのお守りを持つ、パワーストーンのブレスレットを身につけるなどです。また、厄年に長いもの(ネックレスやスカーフ)や七色のもの(虹色の小物)を贈る風習がある地域もあります。
新米パパ
妻が33歳の大厄なのですが、夫として何かできることはありますか?
カゾイロ博士
厄年の奥さまを支える方法はいくつかあります。一緒に厄除け祈祷に行くのはもちろん、日頃の感謝を込めて厄除けグッズ(真珠のネックレスやお守り)をプレゼントするのも素敵です。何より大切なのは、体調面でのサポートです。家事や育児の分担を増やして、奥さまがリラックスできる時間を作ってあげてください。

厄年のお祝い・厄祝い

地域によっては、厄年を迎える人をお祝いする「厄祝い」の風習があります。関西地方を中心に、厄年の本人が親しい人を招いて食事会を開いたり、厄除けの品(紅白の餅、赤い小物など)を配ったりする習慣があります。厄年を「人生の節目」として前向きに捉え、周囲の人との絆を深める機会とする考え方です。
厄年の女性への贈り物としては、赤い色のアイテムが厄除けの定番とされています。赤いスカーフ、赤いハンカチ、赤い財布、赤い下着など、身につける赤い小物は厄を退ける効果があると信じられています。また、長いもの(ネックレスやベルト)は「長寿」を象徴し、うろこ模様のもの(蛇革の財布など)は「厄落とし」の意味があるとされています。

厄年と妊娠・出産

女性の厄年と妊娠・出産の時期が重なることは珍しくありません。特に33歳の大厄は出産適齢期と重なるため、心配される方も多いです。しかし、厄年だからといって妊娠・出産を避ける必要はまったくありません。むしろ、「厄年に子どもを授かるのは厄落としになる」という言い伝えもあります。新しい命の誕生は、それ自体が大きな喜びであり、厄を吹き飛ばす力があると考えられています。
妊娠中の厄除け祈祷については、体調が安定している安定期(妊娠5〜7か月頃)に行うのがおすすめです。安産祈願の「戌の日参り」と合わせて厄除け祈祷を受ける方も多いです。座って受けられる祈祷がほとんどなので、体調に問題がなければ参拝しても差し支えありません。
新米パパ
厄年って科学的根拠はあるんですか?
カゾイロ博士
厄年に科学的根拠はありません。しかし、厄年の年齢が体調変化やライフイベントが集中しやすい時期と一致しているのは興味深い点です。33歳は仕事と育児の両立で心身に負担がかかりやすく、37歳は更年期への準備期間に差し掛かる時期。厄年を「体と心のメンテナンスを意識するきっかけ」として活用するのが賢い付き合い方ですよ。
厄年は、自分自身と向き合い、健康や生活を見直す良いきっかけです。過度に恐れるのではなく、「厄年だから健康診断を受けよう」「厄年だから自分を労ろう」と前向きに捉えてみてください。厄除け祈祷は心の安心を得るための手段として上手に活用し、健やかな1年を過ごしましょう。

CHAPTER 08
厄年の過ごし方のポイント

厄年を穏やかに過ごすためのポイントは、大きく3つあります。第一に、健康診断を受けること。特に33歳の大厄は子宮がん検診や乳がん検診を受ける良いきっかけです。第二に、生活習慣を見直すこと。睡眠、食事、運動のバランスを整え、心身の調子を維持しましょう。第三に、無理をしないこと。厄年はストレスが溜まりやすい時期でもあるため、適度な休息とリフレッシュを心がけてください。
厄年に「新しいことを始めてはいけない」という言い伝えがありますが、これは迷信です。転職、引っ越し、結婚など、人生の大きな決断を厄年だからという理由で避ける必要はありません。むしろ、チャンスは待ってくれないもの。厄年を理由に大切な機会を逃すほうがもったいないです。

全国の厄除けで有名な神社・お寺

神社・寺院所在地特徴
佐野厄よけ大師栃木県佐野市関東三大師の一つ。正月の厄除け参拝で有名
川崎大師神奈川県川崎市初詣の参拝者数が全国トップクラス
門戸厄神兵庫県西宮市日本三大厄神の一つ。厄除け祈祷の名所
石切劔箭神社大阪府東大阪市「石切さん」の愛称で親しまれる厄除けの名社
大杉神社茨城県稲敷市関東の厄除け三大師の一つ
厄除け祈祷は、元旦から節分までの期間に受けるのが最もご利益があるとされていますが、年間を通じていつでも受けられます。初穂料(祈祷料)は5,000円〜10,000円が一般的で、祈祷後にお札やお守りが授与されます。厄除けのお守りは常に身につけておくと効果的とされています。

厄年のお守り・パワーストーン

厄除けのお守りは、神社やお寺で授けてもらうのが一般的です。お守りは財布やバッグに入れて常に持ち歩くのが良いとされています。1年間身につけたお守りは、翌年の初詣の際に神社にお返し(お焚き上げ)しましょう。
パワーストーンでは、タイガーアイ(虎目石)やオニキス、ターコイズなどが厄除けの石として知られています。ブレスレットやネックレスとして身につけることで、心の安定と魔除けの効果が期待できるとされています。ただし、パワーストーンはあくまでお守り的な存在であり、医学的な効果はありません。
新米パパ
厄年のお祝いで親族から何かいただいた場合、お返しは必要ですか?
カゾイロ博士
厄年のお祝い(厄除けの贈り物)をいただいた場合、お返しの代わりに「厄を分ける」という意味で、いただいた金額の半額程度の品物をお返しするのがマナーです。紅白饅頭やお赤飯、タオルセットなどが定番です。地域によっては「厄払い膳」として食事会を開き、お世話になった方をもてなす風習もあります。
厄年は人生の中で何度か訪れる「自分と向き合う時間」です。体調や心の状態を振り返り、これからの人生をどう過ごしていきたいか考える良い機会として、前向きに活用してください。厄年が終わる頃には、きっと以前よりも自分を大切にできるようになっているはずです。

CHAPTER 09
年齢別・女性の厄年の過ごし方アドバイス

19歳の厄年

19歳の厄年は、高校卒業から大学入学・就職という人生の大きな転換期と重なります。新しい環境でのストレスや生活リズムの乱れが体調に影響しやすい時期です。規則正しい生活を心がけ、一人暮らしを始める場合は食事のバランスに注意しましょう。成人式の準備と合わせて厄除け祈祷を受ける方も多いです。

33歳の大厄

女性の厄年の中で最も注意が必要とされるのが33歳の大厄です。この年齢は結婚・出産・育児とキャリアが交差する時期であり、心身ともに大きな負荷がかかりやすい年齢です。仕事と家庭の両立に悩む方も多く、自分のことを後回しにしがちです。定期的な健康診断はもちろん、趣味やリフレッシュの時間を確保することが大切です。

37歳の厄年

37歳は体力の衰えを感じ始める年齢です。基礎代謝が低下し、太りやすくなったり疲れが取れにくくなったりする方が増えます。この時期こそ運動習慣を始めるチャンスです。ヨガ、ウォーキング、水泳など、無理なく続けられる運動を取り入れて、体力の維持・向上を目指しましょう。

61歳の厄年

61歳の厄年は還暦と重なる年齢です。第二の人生のスタートとして、退職後の過ごし方や健康管理について真剣に考える時期です。更年期障害の症状が残っている方もいるため、婦人科の定期受診を続けましょう。孫の世話や趣味活動など、生きがいを持つことが心身の健康に直結します。
厄年は「厄」という字のイメージから恐ろしいものに感じがちですが、本来は人生の節目を意識し、自分自身を大切にする期間です。女性は特に、家族のために自分を犠牲にしがちですが、厄年こそ自分ファーストで過ごす権利があります。健やかな心と体こそが、家族の幸せの土台なのですから。

CHAPTER 10
厄年にやってはいけないこと?

「厄年には新しいことを始めてはいけない」「家を建ててはいけない」「引っ越しは避けるべき」など、厄年にまつわるタブーは数多く言い伝えられています。しかし、これらはあくまで迷信であり、科学的根拠はありません。厄年を理由に人生の重要な決断を先延ばしにするのは、かえってチャンスを逃すことになりかねません。
厄年に「やってはいけないこと」があるとすれば、それは「健康を後回しにすること」と「自分を大切にしないこと」だけです。厄年という節目を活用して、心身のメンテナンスを意識的に行い、より良い人生を送るためのきっかけにしましょう。
TIP / 厄年を前向きに過ごすためのチェックリスト
□ 年に一度の健康診断を受ける □ 歯科検診を受ける □ 趣味やリフレッシュの時間を確保する □ 家族や友人との時間を大切にする □ 厄除け祈祷で心の安心を得る □ 新しいことに積極的にチャレンジする
厄年を乗り越えた先には、より強く、より優しく、より自分らしい人生が待っています。33歳の大厄を経験した女性の多くが「厄年をきっかけに自分を見つめ直せた」「健康に気を配るようになった」と振り返っています。厄年は人生のピンチではなく、自分を大切にするためのチャンスなのです。

厄年を前向きに過ごすための心構え

厄年だからといって必要以上に不安になる必要はありません。厄年は古来「人生の変わり目」として注意を促す知恵であり、実際にこの年齢はホルモンバランスの変化や生活環境の転機と重なりやすい時期です。身体の不調を感じたら無理をせず、定期的な健康診断を受けることが最も効果的な「厄除け」になります。
厄年を機に生活習慣を見直すのも賢い過ごし方です。食事の栄養バランスを整えたり、適度な運動を始めたり、睡眠時間を確保したりするだけで、心身のコンディションは大きく改善します。33歳の大厄前後は子育てや仕事で忙しい時期と重なることが多いため、意識的に自分の時間を設けることが大切です。
カゾイロ博士
厄年は「体と心のメンテナンス期間」と捉えるとよいでしょう。厄払いの祈祷を受けるだけでなく、日々の暮らしを見直すきっかけにしてください。
新米パパ
なるほど、妻がちょうど33歳なので健康診断を一緒に受けてみます。厄年をポジティブに過ごすのが大事なんですね。
厄年の過ごし方として、新しいことを始めるのを避けるべきという説もありますが、現代ではそこまで厳密に捉える必要はないとされています。転職や引っ越しなどの大きな決断も、十分に準備をした上であれば問題ありません。大切なのは「厄年だから何もしない」のではなく、「厄年だからこそ慎重に、しかし前向きに行動する」という姿勢です。
厄年が明けた後も、厄年中に身につけた健康的な生活習慣を継続することが望ましいでしょう。厄払いのお礼参りとして、翌年に改めて神社やお寺を訪れる方も少なくありません。感謝の気持ちを込めてお参りすることで、厄年という節目を締めくくることができます。

厄年を終えた後のお礼参りと心がけ

厄年の後厄が明けた翌年には、厄除け祈祷を受けた神社やお寺へお礼参りに行くのが望ましいとされています。お礼参りでは「無事に厄年を過ごせました」と感謝の気持ちを伝え、授与されたお札やお守りを返納します。古札納所やお焚き上げの場所が設けられている神社がほとんどなので、気軽に訪れてください。
お礼参りの際には特別な服装は不要ですが、厄除け祈祷を受けたときと同様に清潔感のある装いを心がけましょう。初穂料は不要で、お賽銭を納めて手を合わせるだけで構いません。お礼参りを通じて厄年という人生の節目を正式に締めくくることで、気持ちの切り替えにもつながります。
厄年中に始めた健康診断や運動習慣は、厄が明けた後もぜひ継続してください。厄年はあくまで健康的な生活を見直すきっかけであり、そこで身につけた良い習慣こそが本当の「厄除け」になります。定期的な検診やバランスの取れた食事、適度な運動は年齢を重ねるほど大切になるものです。
カゾイロ博士
厄年が終わってもお礼参りと健康管理は続けてくださいね。厄年で得た「自分を大切にする習慣」が、これからの人生をより豊かにしてくれますよ。
厄年の年齢は人生の転換期と重なることが多く、女性の33歳は出産や育児で体調を崩しやすい時期、37歳は仕事と家庭の両立でストレスが溜まりやすい時期にあたります。厄年だからといって必要以上に恐れる必要はありませんが、健康診断をしっかり受けるなど、いつも以上に体調管理に気を配るきっかけにすると良いでしょう。厄年をポジティブに捉え、自分の心身を見つめ直す良い機会としてください。

前厄・後厄の過ごし方と注意点

厄年は本厄だけでなく、前厄と後厄も含めた3年間を一つの周期として捉えることが大切です。前厄は厄が徐々に近づいてくる年であり、本厄に向けた準備期間と考えましょう。この時期に厄除け祈祷を受けておくと、本厄の年を安心して迎えることができます。前厄の段階から神社やお寺を訪れて厄払いを受ける方は年々増加傾向にあります。
後厄は本厄が過ぎた翌年にあたり、厄が薄れていく年ですが油断は禁物とされています。後厄は「厄の余韻」が残る時期であり、本厄で張り詰めていた緊張が緩むことで思わぬ不調やトラブルが起きやすいともいわれます。実際に後厄の年に体調を崩したり、対人関係でトラブルが生じたりするケースも少なくありません。後厄が明けるまでは引き続き規則正しい生活を心がけ、定期的な健康チェックを怠らないようにしましょう。
TIP / 前厄・後厄それぞれの厄払い
前厄・本厄・後厄の3年間にわたって毎年厄払いを受けるのが理想的ですが、時間や費用の都合がつかない場合は本厄の年だけでも十分です。3年間通う場合は、できれば同じ神社やお寺にお参りし続けることで、より丁寧な厄除けになるとされています。後厄が明けた翌年にはお礼参り(御礼詣り)として再び参拝し、無事に厄年を乗り越えた感謝を伝えましょう。
新米パパ
前厄・後厄にも祈祷を受けるなら、3年間で3回分の初穂料がかかりますよね。費用はどのくらい見ておけばいいですか?
カゾイロ博士
初穂料は1回あたり5,000円から10,000円が相場ですので、3年間で15,000円から30,000円程度です。厄年は一生のうちに数回しかないものですから、心の安心を得るための投資として考えると決して高くはないと思いますよ。家計に余裕がなければ本厄の年だけでもかまいません。

CHAPTER 11
よくある質問

A.
伝統的には数え年で計算します。数え年は生まれた年を1歳とし、毎年元日に1歳加える方式です。誕生日前なら満年齢+2歳、誕生日後なら満年齢+1歳と覚えると簡単です。
A.
受けられます。多くの神社では妊婦さんの厄払いも受け付けており、安産祈願と一緒に行ってくれる神社もあります。体調を最優先し、安定期に入ってから無理のない範囲で参拝しましょう。
A.
厄払い・厄除けは目的は同じですが、厄払いは神社で行うお祓い、厄除けはお寺で行う祈祷を指すのが一般的です。詳しくは厄落とし・厄祓い・厄除けの違いをご覧ください。
A.
現代では多くの方が厄年に結婚・出産をしています。「お祝い事は厄を払う」という考え方もあり、心配な場合は事前に厄払いを受けると安心です。
A.
前厄・本厄・後厄の3年間続けて行うのが伝統的ですが、本厄の年だけ行う方も多くいます。ご自身の気持ちが落ち着く範囲で続けるのがおすすめです。
A.
お守りの効果は1年とされるため、後厄が明けた翌年の正月に、授与を受けた神社へ返納するのが一般的です。遠方の場合は近くの神社の古札納所でも受け付けてもらえます。
A.
後厄が明けた翌年にお礼参りとして厄除け祈祷を受けた神社を訪れ、お札やお守りを返納しましょう。感謝の気持ちを込めてお参りすることで、厄年を正式に締めくくることができます。
A.
理想的には前厄・本厄・後厄の3年間毎年行くのがよいとされていますが、最低限本厄の年だけでも問題ありません。特に気になる方や大きなライフイベントが控えている方は、前厄から祈祷を受けると安心です。
A.
義務ではありませんが、後厄が明けた翌年にお礼参り(御礼詣り)として厄払いを受けた神社にお参りすると、感謝の気持ちを伝えられて気持ちの区切りにもなります。その際にお守りやお札を返納するとよいでしょう。
『冠婚葬祭 暮らしのマナー大百科』によると、女性の厄年は数え年で19歳・33歳・37歳・61歳とされ、中でも33歳は「大厄(たいやく)」として最も注意が必要な年とされています。厄年の前年を「前厄」、翌年を「後厄」と呼び、合わせて3年間は慎重に過ごすことが勧められています。同書では、厄年には神社仏閣で厄払い(厄除け祈願)を受けるのが一般的な対処法であり、初穂料は5,000〜1万円程度が目安とされています。厄年は科学的根拠のある話ではありませんが、体調や生活の変化が起きやすい年齢と重なるため、健康管理を見直すよいきっかけになると記されています。

CHAPTER 12
まとめ

女性の厄年は19歳・33歳・37歳・61歳の本厄を中心に、前厄・後厄を含めた人生の節目です。とくに33歳の大厄は心身の変化が大きい時期と重なるため、厄払いを受けたり、生活を整えたりして丁寧に過ごすのがおすすめです。厄年は災いを避けるためだけでなく、自分自身の生き方を見つめ直す貴重な機会でもあります。
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