海の日(うみのひ)は、毎年7月の第3月曜日に設定されている国民の祝日です。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という趣旨で制定されました。2026年は7月20日(月)、2027年は7月19日(月)です。この記事では、海の日の意味や由来、いつから祝日になったのか、2026年・2027年の日程、各地のイベントや子連れで海に出かけるときの安全対策まで解説します。
CHAPTER 01海の日とは?意味と由来
7月第3月曜日
海の日の日程
1996年
祝日として施行
2003年〜
ハッピーマンデー適用

海の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法)で定められた祝日のひとつです。その趣旨は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」こと。四方を海に囲まれた日本ならではの祝日といえます。
海の恩恵に感謝する日を国民の祝日としている国は、世界的にも珍しいとされます。海に親しみ、海の大切さを改めて考える日として位置づけられています。
- 正式名称
- 海の日(うみのひ)
- 英語表記
- Marine Day / Ocean Day
- 祝日法の趣旨
- 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う
- 対象日
- 7月の第3月曜日(2003年以降)
明治天皇の東北巡幸と「海の記念日」
海の日のルーツは、明治天皇の東北巡幸にさかのぼります。1876年(明治9年)、明治天皇は灯台視察船「明治丸」で東北地方を巡幸し、7月20日に横浜港に無事帰着しました。この日を記念して、1941年に「海の記念日」が制定されました。

海の記念日は当初、祝日ではなく記念日にとどまっていました。しかし海事関係者を中心に祝日化の運動が進み、1995年に祝日法の改正が成立。1996年7月20日から、海の日が国民の祝日として正式に施行されました。
その後、2001年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、2003年からは7月の第3月曜日に変更されました。これにより、土・日・月の3連休が確保され、夏のレジャーシーズンの始まりを告げる祝日として定着しています。
INFO / 明治丸は現存する重要文化財
明治天皇が乗船した「明治丸」は、東京海洋大学(越中島キャンパス)に現存しています。国の重要文化財に指定されており、海の日の由来を物語る貴重な船です。
CHAPTER 02海の日はいつ?2026年・2027年の日程
2026年の海の日は7月20日(月)、2027年は7月19日(月)です。海の日は2003年のハッピーマンデー制度により、毎年7月の第3月曜日に定められています。もともとは7月20日が「海の記念日」でしたが、現在は年によって日付が変わります。土曜日からの3連休になり、2026年は7月18日(土)〜20日(月)、2027年は7月17日(土)〜19日(月)です。
7月20日
2026年の海の日(月)
7月19日
2027年の海の日(月)
7月17日
2028年の海の日(月)
海の日の日程の変遷
| 期間 | 日程 | 備考 |
|---|---|---|
| 1941〜1995年 | 7月20日 | 海の記念日(祝日ではない) |
| 1996〜2002年 | 7月20日 | 国民の祝日として施行 |
| 2003年〜現在 | 7月第3月曜日 | ハッピーマンデー制度適用 |
| 2020年(特例) | 7月23日 | 東京オリンピック対応で移動 |
| 2021年(特例) | 7月22日 | 東京オリンピック対応で移動 |
なお、2020年と2021年は東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、特例として日程が移動されました。通常は7月の第3月曜日です。
CHAPTER 03海の日の過ごし方とイベント
海の日は夏本番を迎える時期にあたり、全国各地でさまざまなイベントが開催されます。海に親しむ機会として、家族で楽しめる催しも多くあります。

新米パパ / 2歳児のパパ
海の日って海に行く以外にも何かイベントがあるんですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
各地で海に関するイベントが開催されますよ。港の一般公開や体験乗船、海岸清掃ボランティアなどが代表的です。海上自衛隊や海上保安庁の船が見学できるイベントはお子さんにも人気です。
新米パパ / 2歳児のパパ
子どもが喜びそうですね!海水浴以外にも選択肢があるんだ。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
水族館や海洋博物館で特別展示をしているところもあります。海に直接行けなくても、海の恩恵について学ぶ機会はたくさんありますよ。
海の日を含む3連休は、海水浴場の海開きと重なることも多く、家族連れで海を楽しむ絶好のタイミングです。また、各地の港では灯台や船の一般公開が行われ、ふだんは見られない施設を間近に体験できます。
子連れで海に行くときの安全対策
海の日を含む7月・8月は、水の事故が増える時期でもあります。警察庁の統計では、夏の水難事故の多くが海で起きています。子連れで海に出かけるときは、次の点を家族で確認しておきましょう。
- 子どもから目を離さない:浅瀬や波打ち際でも、大人が手の届く距離で見守る
- ライフジャケットを着用する:浮き輪は外れたりひっくり返ったりすることがあるため、体に合ったライフジャケットを
- 遊泳区域で、監視員のいる時間に泳ぐ:遊泳禁止の場所や海開き前・遊泳時間外は避ける
- 離岸流に注意する:沖へ流されたら岸と平行に泳いで流れから抜け、無理なら浮いて助けを待つ
- 熱中症対策をする:こまめな水分補給と日陰での休憩、帽子やラッシュガードで日差しを防ぐ
CHAPTER 04海の日と山の日の違い
海の日と並んで、自然に関する祝日として山の日(8月11日)があります。山の日は2014年の祝日法改正で制定され、2016年から施行された比較的新しい祝日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことが趣旨です。
どちらも日本の豊かな自然に感謝する祝日という点で共通しています。夏休みの時期にあたるため、海の日は海水浴や磯遊び、山の日は登山やキャンプなど、季節の自然体験を家族で楽しむきっかけにもなります。
TIP / 海の日と山の日を比較
海の日は7月第3月曜日で3連休になりやすいのに対し、山の日は8月11日の固定日です。お盆休みと組み合わせて長期休暇にする方も多くいます。
CHAPTER 05海の日に関するよくある質問
A.
いいえ、2003年以降は7月の第3月曜日に設定されているため、年によって日付が変わります。以前は7月20日固定でした。
A.
2027年の海の日は7月19日(月)です。7月17日(土)からの3連休になります。
A.
1996年(平成8年)から国民の祝日として施行されました。それ以前は「海の記念日」という記念日でした。
A.
伝統的な風習はありませんが、各地で海に関するイベントが開催されます。港の一般公開や体験乗船、海岸清掃活動などが代表的です。
A.
海の恩恵に感謝する日を国民の祝日としている国は世界的にも珍しいとされます。四方を海に囲まれた日本ならではの祝日といえます。
CHAPTER 06まとめ
海の日は、明治天皇の東北巡幸に由来する7月第3月曜日の祝日で、2026年は7月20日(月)、2027年は7月19日(月)です。1996年に国民の祝日となり、2003年からはハッピーマンデー制度で3連休になりました。港の一般公開や水族館、海水浴や磯遊びなど、海に親しむ機会として家族で過ごしてみてください。子連れで海に出かけるときは、ライフジャケットの着用と、大人が目を離さないことを忘れずに。






