小雪(しょうせつ)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の第20番目にあたる冬の節気で、2026年の小雪は11月22日(日)です。「わずかに雪が降り始める頃」という意味を持ち、北国や山間部では初雪の便りが届き始める時期です。この記事では、小雪の意味と七十二候、旬の食べ物、お歳暮や新嘗祭などこの時期の行事、時候の挨拶と暮らしのヒントまで解説します。

CHAPTER 01小雪とは?意味と二十四節気の位置づけ
二十四節気は太陽の黄経をもとに一年を24等分した暦で、小雪は黄経240度の地点にあたります。立冬(りっとう)の次、大雪(たいせつ)の前に位置し、2026年は11月22日から大雪(12月7日)の前日までが小雪の期間です。2027年の小雪も11月22日ごろです。暦の上ではすでに冬ですが、平地ではまだ雪が積もるほどの寒さには至らず、「小」の字が示すとおり、ちらちらと舞う程度の雪を意味しています。
小雪の日付(自動計算)
| 2026年 | 11月22日(日) |
|---|---|
| 2027年 | 11月22日(月) |
| 2028年 | 11月22日(水) |
二十四節気は太陽の位置、旧暦の行事は新月の日、干支の日は暦の巡りから計算しています。 正式な日付は、国立天文台が毎年2月に翌年分を発表する暦要項で確定します。「頃」は時刻が日付の変わり目に近く、前後する可能性がある日です。
七十二候では「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」の三候に分かれ、虹が見えにくくなり、木枯らしが葉を散らし、柑橘類が色づく晩秋から初冬の情景を映し出しています。
11月22日
2026年の小雪(日曜日)
第20番目
二十四節気の順番
初雪の便り
この時期の風物詩
新米パパ / 2歳児のパパ
小雪と大雪はどう違うのですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
小雪(しょうせつ)は「雪がわずかに降り始める頃」、大雪(たいせつ)は「本格的に雪が降り積もる頃」です。約2週間の差ですが、気温はぐっと下がります。
二十四節気一覧
一年を通した二十四節気の流れを一覧で確認しましょう。
| 季節 | 節気 | 読み | 時期 |
|---|---|---|---|
| 春 | 立春 | りっしゅん | 2月4日頃 |
| 春 | 雨水 | うすい | 2月19日頃 |
| 春 | 啓蟄 | けいちつ | 3月5日頃 |
| 春 | 春分 | しゅんぶん | 3月20日頃 |
| 春 | 清明 | せいめい | 4月4日頃 |
| 春 | 穀雨 | こくう | 4月20日頃 |
| 夏 | 立夏 | りっか | 5月5日頃 |
| 夏 | 小満 | しょうまん | 5月21日頃 |
| 夏 | 芒種 | ぼうしゅ | 6月5日頃 |
| 夏 | 夏至 | げし | 6月21日頃 |
| 夏 | 小暑 | しょうしょ | 7月7日頃 |
| 夏 | 大暑 | たいしょ | 7月22日頃 |
| 秋 | 立秋 | りっしゅう | 8月7日頃 |
| 秋 | 処暑 | しょしょ | 8月23日頃 |
| 秋 | 白露 | はくろ | 9月7日頃 |
| 秋 | 秋分 | しゅうぶん | 9月22日頃 |
| 秋 | 寒露 | かんろ | 10月8日頃 |
| 秋 | 霜降 | そうこう | 10月23日頃 |
| 冬 | 立冬 | りっとう | 11月7日頃 |
| 冬 | 小雪 | しょうせつ | 11月22日頃 |
| 冬 | 大雪 | たいせつ | 12月7日頃 |
| 冬 | 冬至 | とうじ | 12月21日頃 |
| 冬 | 小寒 | しょうかん | 1月5日頃 |
| 冬 | 大寒 | だいかん | 1月20日頃 |
CHAPTER 02小雪の旬の食べ物と食文化
この時期は冬の味覚が出揃い始める季節です。
TIP / 小雪の旬の味覚
みかん、りんご、大根、白菜、牡蠣などが旬を迎えます。大根や白菜は寒さにあたると甘みが増し、鍋料理が恋しくなる季節です。
- みかん:温州みかんの最盛期。ビタミンCが豊富でこたつの定番
- 大根:霜に当たると甘みが増し、おでんやふろふき大根が美味しい
- 白菜:鍋料理に欠かせない冬野菜の代表格
- 鰤(ぶり):脂がのった「寒ぶり」が旬を迎え、富山の氷見ぶりは特に有名
農村部ではこの時期から漬物の仕込みが始まります。白菜の塩漬けや沢庵用の大根干しは、冬の保存食づくりの代表的な風景です。干し柿の仕込みもこの頃が適期で、軒先に吊るされた柿のれんは晩秋の風物詩として親しまれています。
CHAPTER 03小雪の頃の風習と行事
年末に向けた準備が動き出すのもこの節気の特徴です。

新米パパ / 2歳児のパパ
小雪って聞き慣れないんですが、何か特別な行事はありますか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
小雪はお歳暮の準備を始める時期の目安とされています。また、この頃から年賀状の準備や大掃除の計画を立て始める方が多いですね。お正月に向けた漬物を仕込むのもこの時期です。
- お歳暮の手配:12月上旬の到着を目安に、この時期から品選びや発送を始める
- 新嘗祭:11月23日(勤労感謝の日)は宮中で新嘗祭が行われ、その年の収穫に感謝する
- 冬支度:暖房器具の点検、庭木の冬囲い、冬タイヤへの交換など
七五三のお参りが11月15日前後に集中するため、この節気の頃には晴れ着姿の子どもたちを神社で見かけることも多いでしょう。
ボジョレー・ヌーボーの解禁

小雪の少し前、毎年11月の第3木曜日(2026年は11月19日)には、フランスのボジョレー地区でその年に収穫されたぶどうから造られる新酒「ボジョレー・ヌーボー」が解禁されます。日本でも初冬の話題として定着しており、歴史や楽しみ方は「ボジョレー・ヌーボーとは?」で紹介しています。
CHAPTER 04小雪の時候の挨拶と暮らしのヒント
手紙やメールでは「小雪の候」「向寒の折」「初冬のみぎり」といった時候の挨拶が使えます。ビジネス文書では「向寒の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」のような定型表現が好まれます。
INFO / 小雪の時候の挨拶
手紙やはがきでは「小雪の候」「向寒の折」「朝夕の冷え込みが厳しくなりました」などの挨拶が使えます。お歳暮の送り状やお礼状にも活用できる表現です。
暮らしの面では、空気の乾燥が進み始める時期のため、加湿器や洗濯物の室内干しで適度な湿度を保つことが大切です。インフルエンザなどの感染症の流行にも備え、手洗いと栄養バランスの良い食事を心がけましょう。また、12月上旬にかけて日の入りが一年で最も早い時期に入るため、子どもの下校時間や夕方の外出では、反射材を身につけるなど暗くなってからの安全にも気を配りたいところです。年賀状の準備もこの時期に始めておくと、12月に入ってから慌てずに済みます。
CHAPTER 05小雪に関するよくある質問
A.
小雪は「わずかに雪が降り始める頃」、大雪は「本格的に雪が降る頃」という意味です。小雪(11月22日頃)の約2週間後に大雪(12月7日頃)を迎えます。
A.
2026年の小雪は11月22日(日)で、12月7日の大雪の前日までの約15日間が小雪の期間です。2027年の小雪も11月22日ごろです。
A.
二十四節気としての読み方は「しょうせつ」です。「こゆき」は人名や一般的な少量の雪を指す場合の読み方です。
CHAPTER 06まとめ
小雪は初雪の便りが届き始める冬の入口で、年末に向けた準備が動き出す節気です。2026年は11月22日(日)、約2週間後の12月7日には大雪を迎えます。みかんや大根、寒ぶりなど冬の味覚を楽しみながら、お歳暮の手配や冬支度を少しずつ進めましょう。乾燥と感染症に気をつけ、日暮れが早くなる時期は子どもの帰り道の安全にも気を配って、健やかに冬を迎えてください。






