お食い初めの料理は、前日に煮物と赤飯の準備をし、当日の朝に鯛を焼いてお吸い物を作ると、無理なく手作りできます。品数が多く、尾頭付きの鯛を焼くのは初めてという方も多いでしょう。この記事では、お食い初めの料理の作り方と、段取りのコツを紹介します。

CHAPTER 01お食い初めの料理を手作りする段取り
| タイミング | すること |
|---|---|
| 3日前まで | 鯛を鮮魚店やスーパーで予約する。食器をそろえる |
| 前日 | 煮物を作る(味がしみておいしくなる)。はまぐりの砂抜き、紅白なますを作る |
| 当日の朝 | 赤飯を炊く。鯛を焼く |
| お祝いの直前 | お吸い物を温める。器に盛り付ける |
TIP / 全部を手作りしなくても大丈夫
焼き鯛は鮮魚店に注文し、煮物や赤飯だけ手作りするなど、一部をお店にまかせるのもおすすめです。産後3か月ほどのママの体を考えて、無理のない範囲で準備しましょう。
CHAPTER 02尾頭付きの鯛のきれいな焼き方
お食い初めの鯛は、頭から尾まで付いた尾頭付きの鯛を塩焼きにします。大きさは15〜20cmほどのものが、家庭のグリルやオーブンで焼きやすく、お膳にも載せやすいサイズです。
- 01下ごしらえを確認する鮮魚店で、うろこ・内臓・えらを取ってもらいます。家で水気をしっかりふき取りましょう。
- 02全体に塩をふる両面に塩をふり、15分ほど置いて出てきた水分をふき取ります。
- 03ひれと尾に化粧塩をする胸びれや背びれ、尾にたっぷり塩をつけると、焦げずにピンと立った姿で焼き上がります。
- 04オーブンかグリルで焼く200度のオーブンで20〜25分が目安です。グリルに入らない大きさなら、オーブンを使いましょう。焦げそうな部分はアルミホイルで覆います。

CHAPTER 03はまぐりのお吸い物の作り方
はまぐりは、対になる貝殻以外とはぴったり合わないことから、良縁を願う縁起物とされています。
- 01砂抜きをする塩水(水500mlに塩大さじ1ほど)に浸し、暗い場所で2〜3時間置きます。
- 02昆布だしで煮る鍋に水と昆布、はまぐりを入れて火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出します。
- 03口が開いたら味を調えるはまぐりの口が開いたらアクを取り、塩と薄口しょうゆで薄めに味を調えます。
- 04盛り付けるお椀に、口の開いたはまぐりを2つ入れ、三つ葉や手まり麩を添えます。
CHAPTER 04煮物と赤飯の作り方のポイント
煮物
煮物には、里芋・れんこん・にんじん・しいたけなど、縁起のよい食材を使います。だし・しょうゆ・みりん・砂糖で煮含め、前日に作っておくと味がしみておいしくなります。にんじんを梅の形に、しいたけを亀甲の形に飾り切りすると、お祝いらしい一品になります。
赤飯
赤飯は、もち米に小豆(またはささげ)とゆで汁を加えて炊きます。炊飯器のおこわモードを使えば、蒸し器がなくても手軽に作れます。市販の赤飯の素を使うのもおすすめです。
CAUTION / 赤ちゃんには食べさせない
お食い初めの料理は、赤ちゃんの口元に箸を近づけて食べるまねをするだけです。実際に口に入れないよう注意しましょう。
CHAPTER 05お祝いのあとの鯛の食べ方
儀式に使った鯛は、身をほぐして大人がいただきます。そのまま食べるほか、鯛めしにすると最後までおいしく食べられます。ほぐした身と骨でとっただしを米と一緒に炊けば、上品な鯛めしになります。
新米パパ / 2歳児のパパ
鯛が予約できなかったら、ほかの魚でもいいんでしょうか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
鯛が手に入らないときは、同じく赤い色でおめでたい金目鯛や、切り身の鯛を使っても大丈夫ですよ。地域によっては、別の魚を使う風習もあります。大切なのは、家族で100日をお祝いする気持ちです。
CHAPTER 06手作りに関するよくある質問
A.
鮮魚店やスーパーの鮮魚コーナーで、数日前に予約すると確実です。焼いた状態の鯛を予約できる店もあります。
A.
正式には漆器のお膳を使いますが、家にある食器で問題ありません。お食い初め用の食器セットを用意すると、写真映えもします。
A.
通販のお食い初めセットや、仕出しを利用する方法もあります。くわしくはお食い初めのやり方の記事で紹介しています。
CHAPTER 07まとめ
お食い初めの料理は、前日に煮物と赤飯の準備、当日に鯛を焼いてお吸い物を作る段取りにすると、無理なく手作りできます。鯛は化粧塩をしてオーブンで焼くときれいに仕上がります。一部をお店にまかせるのもおすすめです。食べさせる順番はお食い初めのやり方をまとめた記事で紹介しています。






