名前旗は、赤ちゃんの名前と生年月日を入れた節句飾りで、初節句から毎年飾って健やかな成長を願います。雛人形や五月人形と一緒に飾ると、その子だけの特別な節句飾りになります。この記事では、名前旗の意味と種類、選び方と飾る期間を解説します。

CHAPTER 01名前旗とは?意味と由来
名前旗は、もともと端午の節句に、家の外に男の子の名前や家紋を入れた幟(のぼり)を立てた風習に由来するといわれます。「この家に男の子が生まれました」と神様に知らせ、守ってもらう意味がありました。今は室内に飾るコンパクトな名前旗が主流で、女の子用の名前旗も増えています。
CHAPTER 02名前旗の種類
| 種類 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 飾り台付き(室内用) | 台に立てて飾る小さな旗。人形の横に置ける | 人形と並べて飾りたい |
| タペストリー(室内用) | 壁に掛ける。場所をとらない | 飾るスペースが限られている |
| 屋外用の幟 | 庭やベランダに立てる大きな旗 | 庭があり、伝統的な形で飾りたい |
CHAPTER 03男の子・女の子の名前旗の柄
| 主な柄 | |
|---|---|
| 男の子 | 鯉のぼり、兜、武将(金太郎や鍾馗など)、龍 |
| 女の子 | 雛人形、桃の花、桜、手まり、御所車 |
TIP / 生年月日や名前の書体も選べる
名前旗は、名前の書体(楷書・行書など)や、生年月日の有無、家紋の有無を選べるものが多くあります。名入れには日数がかかるので、節句の1〜2か月前までに注文しましょう。

CHAPTER 04名前旗の選び方
- 01飾る場所を決める人形の横に置くなら飾り台付き、壁に掛けるならタペストリーを選びます。
- 02人形とのバランスを見る人形の大きさに合ったサイズの名前旗を選ぶと、まとまりよく飾れます。
- 03柄と色を選ぶインテリアに合う色や、子どもらしい柄を選びます。
- 04名入れの内容を確認する名前の漢字や生年月日を間違えないよう、注文前によく確認します。
名前旗は誰が贈る?
名前旗に決まった贈り主はありませんが、祖父母や親戚からのお祝いとして贈られることが多いものです。人形は片方の祖父母、名前旗はもう一方の祖父母が贈るなど、両家で分担する家庭もあります。
CHAPTER 05名前旗を飾る期間としまい方
名前旗は、雛人形や五月人形と一緒に飾り、一緒にしまうのが一般的です。男の子は4月中旬ごろまでに飾り、端午の節句が終わったら天気のよい日にしまいます。女の子は2月中旬ごろまでに飾り、桃の節句が終わったら早めにしまいましょう。
CAUTION / 湿気とほこりに注意してしまう
名前旗は布製なので、湿気が多い日にしまうとカビや変色の原因になります。晴れた乾燥した日に、ほこりを払ってから箱にしまいましょう。
新米パパ / 2歳児のパパ
二人目が生まれたら、名前旗も別に用意するものですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
名前旗はその子のためのお守りなので、一人ひとり用意する家庭が多いですよ。人形はきょうだいで共有しても、名前旗だけは新しく用意すると、下の子にも「自分だけの節句飾り」ができますね。
CHAPTER 06名前旗に関するよくある質問
A.
はい、初節句だけでなく毎年飾って、子どもの成長を願います。
A.
人形がなくても、名前旗だけを飾ってお祝いする家庭もあります。マンションなどスペースが限られている場合にもおすすめです。
A.
飾り台付きの室内用は数千円から2万円ほど、刺繍や大きめのものは3万円以上のものもあります。素材や名入れの方法で価格が変わります。
A.
大人になっても記念に飾る人や、人形と一緒に供養に出す人もいます。家族で相談して決めましょう。
CHAPTER 07まとめ
名前旗は、赤ちゃんの名前と生年月日を入れた節句飾りで、初節句から毎年飾って成長を願います。室内用の飾り台付きやタペストリーが主流で、人形と一緒に飾り、一緒にしまいましょう。名入れには日数がかかるので早めの注文がおすすめです。初節句の全体は初節句のお祝いの仕方をまとめた記事で紹介しています。






