初詣の服装に決まりはなく、普段着で問題ありませんが、神様にお参りするので清潔感のある落ち着いた服装が安心です。せっかくのお正月だから、少しきちんとしたいと思う人も多いですよね。この記事では、初詣の服装の選び方と、着物で行くときのポイントを解説します。

CHAPTER 01初詣の服装の基本
初詣は、新年のあいさつに神様や仏様のもとを訪ねるものです。ふだんの参拝と同じく、動きやすく、寒さに備えた服装であれば問題ありません。そのうえで、次のポイントを押さえておくと安心です。
- 清潔感のある服装を選ぶ(汚れやしわの目立つ服は避ける)
- 露出の多い服や、派手すぎる服は控える
- 砂利道や階段を歩ける靴を選ぶ
- 屋外で長く並ぶことを考えて、しっかり防寒する
INFO / 帽子やサングラスは参拝のときだけ外す
寒さ対策の帽子をかぶって出かけるのは問題ありません。拝殿の前でお参りするときは、帽子やサングラスを外すのが丁寧です。
CHAPTER 02女性・男性・子どもの服装の例
| きちんと感のある服装 | 気軽な服装 | |
|---|---|---|
| 女性 | ウールのコートにワンピースやきれいめのパンツ | ダウンコートにニット、パンツ、スニーカー |
| 男性 | ウールのコートにジャケットやニット、チノパン | ダウンジャケットにセーター、デニム |
| 子ども | ワンピースやシャツにカーディガン、コート | 動きやすいズボンとダウンジャケット |

家族で写真を撮る予定があるなら、色の系統をそろえるとまとまりが出ます。赤や白などお正月らしい色の小物を一つ取り入れるのもおすすめです。

靴は歩きやすいものを
神社やお寺は、砂利道や石段が多い場所です。ヒールの細い靴は砂利に埋まりやすく、石段では転びやすくなります。ブーツやスニーカー、ヒールの低い靴を選びましょう。
CHAPTER 03着物で初詣に行くときのポイント
お正月は、着物で出かけるのにぴったりの機会です。初詣なら、格式の高い礼装でなくても大丈夫です。
- 振袖
- 未婚の女性の第一礼装。華やかでお正月らしいが、袖が長いので混雑時は注意
- 訪問着
- 未婚・既婚を問わず着られる準礼装。ご祈祷を受けるときにも安心
- 小紋・紬(つむぎ)
- 全体に柄のあるおしゃれ着。気軽な初詣にちょうどよい
- 男性の着物
- 紬などの着物に羽織を合わせると、きちんとした印象に

TIP / 着物の防寒のコツ
着物の下に保温性のある肌着やタイツを重ね、上には道行コートや羽織、ショールを合わせましょう。足袋の中に重ねばきできる防寒用の足袋や、足袋用のカイロも便利です。
新米パパ / 2歳児のパパ
子どもにも着物を着せたいのですが、寒くないか心配です。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
子ども用の着物は、肌着を重ねやすいセパレートタイプや、被布(ひふ)という袖なしの上着を羽織るタイプが温かくておすすめですよ。草履は歩きにくいので、移動中はふだんの靴を持っていくと安心です。
CHAPTER 04ご祈祷を受けるときの服装
初詣で厄払いや家内安全などのご祈祷を受ける場合は、拝殿の中に上がるので、普段の参拝よりきちんとした服装を選びましょう。
| 服装の例 | |
|---|---|
| 男性 | スーツやジャケットに襟のあるシャツ |
| 女性 | ワンピースやスーツ、着物なら訪問着や色無地 |
| 子ども | 制服や、襟のあるシャツにズボン・スカート |
CAUTION / コートは拝殿に上がる前に脱ぐ
ご祈祷では、拝殿に上がる前にコートやマフラー、手袋を脱ぐのがマナーです。脱いでも寒すぎないよう、中に着る服で防寒しておきましょう。拝殿の中は冷えることがあるので、厚手のタイツや靴下もおすすめです。
CHAPTER 05初詣の服装に関するよくある質問
A.
普段の参拝なら問題ありません。ご祈祷を受ける場合は、ジーンズやスニーカーは避け、きちんとした服装にしましょう。
A.
黒い服がマナー違反ということはありません。気になる場合は、明るい色のマフラーや小物を合わせると、お正月らしい華やかさが出ます。
A.
振袖は未婚女性の礼装とされているため、既婚の人は訪問着や小紋を選ぶのが一般的です。
A.
観光地や都市部には、着付けまでしてくれる着物レンタルの店があります。年末年始は予約が埋まりやすいので、早めに申し込みましょう。
CHAPTER 06まとめ
初詣の服装は普段着で問題ありませんが、清潔感があり、しっかり防寒できる服装を選びましょう。砂利道や石段を歩ける靴が安心です。着物なら、振袖・訪問着・小紋など気軽に選べます。ご祈祷を受けるときは、スーツやワンピースなどきちんとした服装にしましょう。参拝の作法は初詣の作法とマナーをまとめた記事で紹介しています。










