節分に落花生をまくのは、北海道・東北・新潟・長野・宮崎・鹿児島などで多いという調査があります。豆まきといえば大豆と思っていたら、落花生をまく地域もあって驚いた、という人も多いですよね。この記事では、落花生をまく地域と理由、大豆との違いを解説します。

CHAPTER 01節分に落花生をまく地域
北海道新聞や河北新報、宮崎日日新聞、南日本新聞など全国10の地方紙が合同で行ったアンケート(回答2,389人)では、次の道県で大豆より落花生(殻付き)をまくという回答が多い結果になりました。

| 地方 | 道県 |
|---|---|
| 北海道 | 北海道 |
| 東北 | 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 |
| 信越 | 新潟・長野 |
| 南九州 | 宮崎・鹿児島 |
関東や近畿、九州北部などでは、炒った大豆をまく家庭が多い傾向があります。ただし、同じ県の中でも家庭によって違い、どちらが正しいということはありません。
CHAPTER 02なぜ落花生をまくの?
全国落花生協会は、雪の多い地域で落花生が広まった理由として、次のような点を挙げています。
- 雪の中でも拾いやすい:大豆より粒が大きく、雪の上にまいても見つけやすい
- 汚れにくく衛生的:殻に入っているので、まいたあとに拾って食べても中身が汚れない
- 無駄になりにくい:拾い集めやすいので、食べ物を粗末にせずにすむ
INFO / 同じ地域でも家庭によって違う
アンケートで落花生派が多かった地域でも、大豆をまく家庭はあります。実家や地域の習わしを大切にしつつ、家族で決めて構いません。

CHAPTER 03大豆と落花生の違い
| 炒り大豆(福豆) | 殻付き落花生 | |
|---|---|---|
| 主な地域 | 関東・近畿・九州北部など | 北海道・東北・信越・南九州など |
| よいところ | 昔からの正式な形。年の数だけ食べやすい | 拾いやすく衛生的。後片付けが楽 |
| 気をつけたいこと | 小さく散らばり、拾い残しが出やすい | ナッツ類なのでアレルギーに注意 |
| 年の数を食べるとき | 豆を年の数だけ食べる | 殻の数や、中の豆の数で数えるなど家庭による |
新米パパ / 2歳児のパパ
私の実家は大豆、妻の実家は落花生でした。子どもにはどちらで豆まきをすればいいでしょう?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
どちらも正しい節分の豆まきですよ。後片付けが楽なのは落花生、昔ながらの雰囲気なら大豆です。両方の実家の話を子どもにしてあげると、地域によって違う行事の面白さも伝えられますね。
CHAPTER 04落花生で豆まきをするときの注意
CAUTION / 落花生も5歳以下には食べさせない
落花生はナッツ類なので、消費者庁は5歳以下の子どもには食べさせないよう呼びかけています。殻付きでまいても、子どもが殻を割って中身を口に入れることがあるので、拾い終わったら大人が数を確認して片付けましょう。

- 家族に落花生アレルギーがある場合は、まかない。殻に触れるだけで症状が出ることもある
- まく前に数を数えておくと、拾い残しに気づける
- 殻を割ったあとのくずは、すぐに掃除する
- 屋外にまく場合は、拾い終わったら鳥や動物が食べないよう片付ける
小さな子どもがいる家庭の豆まきは節分の豆は何歳から?の記事でくわしく紹介しています。
CHAPTER 05節分の落花生に関するよくある質問
A.
大豆のときと同じく「鬼は外、福は内」と言いながらまく家庭が多いです。
A.
殻の数で数える家庭や、中の豆の数で数える家庭などさまざまです。食べすぎないよう、家族で決めておきましょう。
A.
縁起が悪いということはありません。大豆と同じく、邪気を払い福を招く豆まきです。
A.
そのまま食べるほか、砕いてあえ物やお菓子に使えます。殻を割った中身は湿気やすいので、密閉して保存しましょう。
CHAPTER 06まとめ
節分に落花生をまくのは、北海道・東北・新潟・長野・宮崎・鹿児島などで多い風習です。雪の中でも拾いやすく、殻があって衛生的なことから広まったといわれています。大豆と落花生、どちらも正しい豆まきです。落花生もナッツ類なので、5歳以下の子どもやアレルギーには注意しましょう。節分の由来は節分の由来と豆まきのやり方をまとめた記事で紹介しています。






