夏の青空に向かって力強く咲き誇るひまわり。北海道から九州まで、全国には一面に広がる圧巻のひまわり畑が数多くあります。この記事ではおすすめのひまわりスポット15選を地域別に厳選し、見頃の時期や見どころをご紹介します。夏のお出かけや家族旅行の計画にぜひお役立てください。

CHAPTER 01
ひまわりの見頃はいつ?地域別の開花時期

ひまわりの見頃は、一般的に7月中旬から8月下旬にかけてです。桜前線とは異なり、ひまわりは品種や種まきの時期によって開花が調整されるため、同じ地域でも畑ごとに見頃が異なることがあります。暦の上では大暑(たいしょ)を迎える7月下旬から8月上旬がもっとも暑い時期にあたり、ひまわりの開花もこの頃にピークを迎えるスポットが多くなります。気温が25度以上の日が続くと開花が早まる傾向があるため、猛暑の年は例年より見頃が前倒しになることも覚えておきましょう。以下に地域ごとのおおよその見頃をまとめました。
7月中旬〜8月下旬
全国的なひまわりの見頃時期
約200万本
日本最大級・北竜町ひまわりの里
約50か所以上
全国の主なひまわり畑スポット数

CHAPTER 02
ひまわり畑の名所おすすめ15選

ここからは、全国のひまわり畑の名所を関東・北海道と東北・関西と中部・九州の4エリアに分けてご紹介します。それぞれのスポットの規模や見頃の時期を押さえて、夏のお出かけ計画にお役立てください。

関東エリア(5選)

1. 明野ひまわり畑(山梨県北杜市)|見頃:7月下旬〜8月下旬
南アルプスや八ヶ岳を背景に約60万本のひまわりが咲き誇る関東屈指の名所です。標高約700mの高原に広がるひまわり畑は、青い空と山並みとの共演が格別。日照時間が日本一長いといわれる北杜市ならではの太陽の恵みをたっぷり浴びて育ったひまわりは、一本一本が大きく花の色も鮮やかです。会場ではひまわり迷路も楽しめるため、お子さん連れの家族にもおすすめです。
2. 座間ひまわり畑(神奈川県座間市)|見頃:8月上旬〜8月中旬
首都圏からのアクセスが良い座間市では、約55万本のひまわりが栗原会場と座間会場の2か所に分かれて咲き誇ります。「ひまわりまつり」の期間中は地元の農産物直売や飲食ブースも並び、お祭り気分を味わえるのが魅力。見渡す限り黄金色に染まった畑の中を歩く体験は、まさに夏の醍醐味(だいごみ)です。展望台が設置される年もあり、高い位置からの眺めも圧巻です。
3. 清瀬ひまわりフェスティバル(東京都清瀬市)|見頃:8月中旬〜8月下旬
東京都内でありながら約10万本のひまわりが楽しめる貴重なスポットです。農家の畑を夏の間だけひまわり畑として開放しており、都心から電車で約30分という手軽さが人気の理由。広さ約24,000平方メートルの畑一面に咲くひまわりは、都内とは思えない開放感を味わわせてくれます。フェスティバル期間中は写真コンテストや地元グルメの出店もあります。
4. 大岩フラワーガーデン(群馬県中之条町)|見頃:8月中旬〜9月上旬
標高約700mの高原に位置し、他のスポットよりやや遅い時期に見頃を迎えるのが特徴です。約20万本のひまわりが山々を背景に咲き揃う光景は雄大そのもの。見頃が遅めのため、8月後半に夏を名残惜しむ旅にぴったりのスポットといえます。ペットと一緒に入場できる点も嬉しいポイントで、牧場のような雰囲気の中でのんびりと花を楽しめます。
5. あけのひまわりフェスティバル(茨城県筑西市)|見頃:8月下旬〜9月上旬
関東屈指の規模を誇る約100万本のひまわりが咲き誇る一大スポットです。筑波山を背景に広がる黄色い絨毯(じゅうたん)は圧倒的なスケール感。8月下旬から9月上旬というやや遅い見頃のため、他のひまわり畑のシーズンが終わった後でも楽しめるのが大きな魅力です。「あけのひまわりフェスティバル」では切り花体験もでき、自分で摘んだひまわりを持ち帰ることができます。

北海道・東北エリア(4選)

6. 北竜町ひまわりの里(北海道雨竜郡)|見頃:7月中旬〜8月中旬
約200万本のひまわりが約23ヘクタールの丘陵地帯に咲き誇る、日本最大級のひまわり畑です。「ひまわりの里」の名にふさわしく、見渡す限り黄色一色に染まった丘は息をのむ絶景。畑の中を走る遊覧車「ひまわり号」に乗れば、広大な花畑をゆったりと巡ることができます。ひまわり迷路や展望台も整備されており、北海道の涼しい夏の風を感じながら一日中楽しめるスポットです。
7. 三本木ひまわりの丘(宮城県大崎市)|見頃:7月下旬〜8月中旬
宮城県大崎市にある三本木ひまわりの丘では、約42万本のひまわりがなだらかな丘一面に咲き誇ります。約6ヘクタールの広大な敷地をひまわりが埋め尽くす光景は東北随一のスケール。丘の上からは遠くに鳴瀬川を望むことができ、夏空の下に広がるパノラマは爽快です。「ひまわりまつり」期間中はライトアップも行われ、昼とは異なる幻想的な夜のひまわりを楽しめます。
8. 月山高原ひまわり畑(山形県鶴岡市)|見頃:8月上旬〜8月中旬
標高約300mの月山高原に広がるひまわり畑は、出羽三山を望む雄大なロケーションが魅力です。約100万本のひまわりが高原の冷涼な空気の中で咲き揃う姿は、どこか凛とした美しさがあります。夏でも涼しい風が吹き抜ける高原ならではの快適さも嬉しいポイント。農家が丹精込めて育てたひまわりは花が大きく、写真映えするスポットとしてSNSでも年々人気が高まっています。
9. 津南ひまわり広場(新潟県中魚沼郡)|見頃:7月下旬〜8月中旬
日本有数の豪雪地帯として知られる津南町が、約50万本のひまわりで夏を彩ります。約4ヘクタールの畑を3区画に分けて時期をずらして種をまくことで、長期間にわたって見頃を楽しめるよう工夫されているのが特徴です。河岸段丘の地形を活かした起伏のある畑は奥行き感があり、どの角度から撮影しても絵になります。夏の津南は川遊びやキャンプも楽しめるため、アウトドア好きの家族連れにぴったりです。

関西・中部エリア(3選)

10. 佐用町南光ひまわり畑(兵庫県佐用郡)|見頃:7月中旬〜8月上旬
兵庫県西部の佐用町では、町内6か所のひまわり畑をあわせて約120万本のひまわりが咲き誇ります。「南光ひまわり祭り」として知られるこのイベントは、西日本最大級のひまわり畑として長年親しまれてきました。各会場で開花時期が少しずつ異なるため、7月中旬から8月上旬まで長い期間楽しめるのが魅力。畑の中に設けられた遊歩道を散策すれば、背丈を超えるひまわりに囲まれる夏ならではの体験ができます。
11. 大垣ひまわり畑(岐阜県大垣市)|見頃:8月上旬〜8月下旬
岐阜県大垣市では、休耕田を活用して約20万本のひまわりが毎年植えられています。のどかな田園風景の中に突如として現れる一面のひまわり畑は、訪れる人を驚かせます。平坦な畑が多いため車椅子やベビーカーでもアクセスしやすく、小さなお子さん連れでも安心して楽しめるのがポイントです。見頃を終えた後は畑を耕して緑肥として活用されるなど、環境にも配慮した取り組みが行われています。
12. ひまわりの丘公園(兵庫県小野市)|見頃:7月中旬〜7月下旬
兵庫県小野市にあるひまわりの丘公園では、約50万本のひまわりがなだらかな丘を黄色く染め上げます。公園として整備されているため遊具や芝生広場もあり、花を楽しみながらお子さんを遊ばせることができる家族向けのスポットです。7月中旬から下旬と比較的早い時期に見頃を迎えるため、夏休み序盤のお出かけ先としてもおすすめ。近隣にはそろばんの産地として知られる小野市の観光スポットもあります。

九州エリア(3選)

13. 柳川ひまわり園(福岡県柳川市)|見頃:7月下旬〜8月上旬
水郷の町として知られる柳川市では、有明海沿いの干拓地に約50万本のひまわりが咲き誇ります。広大な平野に広がるひまわり畑は、地平線まで黄色く染まるかのようなスケール感が魅力。柳川といえば川下りが有名ですが、夏にはひまわり園と川下りをセットで楽しむのがおすすめのコースです。入場無料で楽しめるのも嬉しいポイントです。
14. 杷木大ひまわり園(福岡県朝倉市)|見頃:9月中旬〜10月上旬
全国的にも珍しい秋咲きのひまわり園で、約160万本のひまわりが9月中旬から10月上旬という異例の時期に見頃を迎えます。夏の暑さが落ち着いた時期にひまわりを楽しめるため、小さなお子さんやお年寄りにも優しいスポットです。約16ヘクタールの圧倒的な広さを持つ畑は九州最大級。夏のひまわりを見逃した方のリベンジにもぴったりで、秋空の下で咲くひまわりの新鮮な美しさを堪能できます。
15. 西都原古墳群のひまわり(宮崎県西都市)|見頃:7月下旬〜8月上旬
国の特別史跡である西都原古墳群の周辺に、約300万本ものひまわりが咲き乱れる宮崎県屈指の絶景スポットです。古墳の緑の丘とひまわりの黄色のコントラストは、歴史と自然が融合した唯一無二の景観。本数では日本有数の規模を誇り、そのスケールは訪れた人を圧倒します。春には桜と菜の花、夏にはひまわり、秋にはコスモスと、四季を通じて花が楽しめる名所でもあります。
新米パパ / 2歳児のパパ
こんなにたくさんの名所があるんですね。子どもを連れて行くなら、どこが良いでしょうか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
お子さん連れなら、ひまわりの丘公園(小野市)のように遊具が併設されているスポットや、座間ひまわり畑のようにアクセスが良くお祭りも楽しめる場所がおすすめですよ。広大すぎる畑だとお子さんが疲れてしまうこともあるので、迷路や遊覧車など遊びの要素があるスポットを選ぶと飽きずに楽しめます。暑さ対策として帽子や飲み物の準備もお忘れなく。

CHAPTER 03
ひまわり畑をもっと楽しむコツ

せっかくひまわり畑を訪れるなら、事前の準備と少しの工夫で楽しさが何倍にも広がります。以下のポイントを押さえて、快適で思い出に残るひまわり鑑賞にしましょう。
TIP / 写真撮影のベストタイミング
ひまわりは太陽の方角を向いて咲く性質があるため、午前中の早い時間帯に東側から撮影すると花の正面を捉えやすくなります。また、朝の柔らかい光のほうが色が美しく写り、人も少ないため理想的なショットを狙えます。
  • 暑さ対策を万全に:帽子・日傘・日焼け止めは必須。畑の中は日陰がないため、こまめな水分補給を心がけましょう
  • 見頃情報を事前にチェック:各スポットの公式サイトやSNSで最新の開花状況を確認してから出かけると安心です
  • 午前中の訪問がおすすめ:気温が上がりきる前に到着すれば、暑さを避けつつ花が最も元気な姿を見られます
  • 動きやすい靴で出かける:ひまわり畑は土や砂利道が多いため、サンダルよりもスニーカーが安全です
  • お子さん連れは休憩場所を確認:日陰や休憩所の有無を事前に確認しておくと、体調管理がしやすくなります
  • 駐車場の混雑に注意:見頃のピーク時は早朝から駐車場が満車になることがあるため、公共交通機関の利用も検討しましょう
A.
全国的には7月中旬から8月下旬が見頃です。ただしスポットによって開花時期は異なり、杷木大ひまわり園(福岡県)のように9月中旬から10月上旬に見頃を迎える秋咲きのひまわり畑もあります。訪問前に公式サイトで最新の開花情報を確認するのがおすすめです。
A.
遊具が併設されているひまわりの丘公園(兵庫県小野市)や、ひまわり迷路が楽しめる明野ひまわり畑(山梨県北杜市)、遊覧車に乗れる北竜町ひまわりの里(北海道)がおすすめです。いずれも花を見るだけでなく遊びの要素があるため、お子さんも飽きずに楽しめます。
A.
真夏の炎天下で鑑賞することが多いため、帽子・日傘・日焼け止め・飲み物は必須です。畑の中は土や砂利道が多いので、歩きやすいスニーカーがおすすめ。虫よけスプレーや汗拭きシートもあると快適に過ごせます。
A.
多くのひまわり畑は入場無料で楽しめます。一部のスポットでは協力金や駐車場代が必要な場合がありますが、数百円程度のことがほとんどです。イベント期間中は有料になるケースもあるため、事前に公式情報を確認しておくと安心です。

CHAPTER 04
まとめ

北海道の北竜町から宮崎の西都原まで、全国には個性豊かなひまわり畑の名所が数多くあります。日本最大級の約200万本を誇る北竜町ひまわりの里、約300万本で圧倒する西都原古墳群、秋咲きという珍しさが光る杷木大ひまわり園など、それぞれに異なる魅力があるのがひまわり畑巡りの楽しさです。見頃は7月中旬から8月下旬が中心ですが、スポットによって時期が異なるため、お出かけ前に最新の開花情報をチェックするのが大切です。暑さ対策をしっかりと整えて、夏の太陽に負けない元気なひまわりに会いに出かけてみてはいかがでしょうか。