五月人形は神社やお寺の人形供養に出すのが丁寧で、鯉のぼりは地域のこいのぼりイベントに寄贈したり、自治体の分別に従ってごみに出したりできます。子どもが大きくなり、飾らなくなった五月人形や鯉のぼりをどうするか迷いますよね。この記事では、それぞれの処分方法と注意点を解説します。

CHAPTER 01五月人形・鯉のぼりを手放す時期
五月人形や鯉のぼりを手放す時期に、決まりはありません。成人まで飾る家庭もあれば、引っ越しや住まいの事情で手放す家庭もあります。
- 子どもが成人した、独立した
- 住まいが変わり、飾る場所や収納場所がなくなった
- 鯉のぼりのポールが傷んだ、生地が色あせた
- 実家に残っていた父親の五月人形を整理する
INFO / 五月人形は「身代わり」
五月人形の兜や鎧には、子どもを災いから守り、身代わりになるという意味が込められています。手放すときは、これまで守ってくれたことに感謝して送り出しましょう。
CHAPTER 02五月人形の処分方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 人形供養(神社・お寺) | 供養祭で供養してもらう。もっとも丁寧な方法 |
| 郵送の人形供養 | 箱に詰めて送ると、まとめて供養してもらえる |
| 買取・リサイクル | 有名な作家の作品や状態のよいものは、査定してもらう価値がある |
| リメイク・一部だけ残す | 兜だけを小さなケースに入れて飾る |
| 自治体のごみに出す | 分別ルールに従って出す |
TIP / 郵送で供養できるサービスも
一般社団法人日本人形協会では、ゆうパックで送った人形を毎年10月ごろの東京大神宮の「人形感謝祭」で供養してもらえるサービスを行っています。五月人形も対象になるか、料金や申し込み方法は協会の公式サイトで確認しましょう。
兜や鎧の部品の扱い
兜や鎧には、金属の飾りや、刀・弓などの道具がついています。人形供養に出す場合も、ガラスケースや金属部品は受け付けない寺社があるので、事前に確認しましょう。ごみに出す場合は、木の台や屏風、金属、ガラスなど、素材ごとに分けて出します。
CHAPTER 03鯉のぼりの処分方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| こいのぼりイベントに寄贈 | 川や公園にたくさんの鯉のぼりを泳がせるイベントで、寄贈を受け付けていることがある |
| 人形供養 | 鯉のぼりも受け付けている寺社がある |
| リメイク | 鯉のぼりの生地を、バッグや小物に作り直す |
| 自治体のごみに出す | 布の部分は可燃ごみ、ポールは粗大ごみなど、自治体の分別に従う |
CAUTION / 寄贈は受付状況を確認
鯉のぼりの寄贈は、受付の時期や受け付ける大きさ・状態が決まっていることが多く、受付を終了している場合もあります。送る前に、自治体や主催団体の案内で最新の状況を確認しましょう。

新米パパ / 2歳児のパパ
実家に私の五月人形が残っています。息子に使わず、処分してもいいでしょうか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
五月人形は本来一人に一つとされているので、お父様を守ってきた人形は、役目を終えたと考えて供養に出す家庭が多いですよ。思い出があるなら、兜だけを小さなケースに入れて残す方法もあります。息子さんと一緒に「パパを守ってくれてありがとう」と伝えると、すてきな区切りになりますね。
CHAPTER 04ごみに出すときの手順
- 01感謝を伝える家族で「ありがとう」と声をかけます。
- 02塩で清める白い紙の上に置き、塩をふって清めます。
- 03素材ごとに分ける人形・布、木の台や屏風、金属、ガラスケースに分けます。
- 04自治体のルールで出す大きな台やポール、ガラスケースは粗大ごみになることがあります。
CHAPTER 05五月人形・鯉のぼりの処分に関するよくある質問
A.
本来は一人に一つとされますが、家庭の考え方次第です。次男には小さな兜飾りや名前旗を用意する家庭もあります。
A.
自治体によって粗大ごみや不燃ごみなど扱いが異なります。長さによって切って出せる場合もあるので、自治体の案内を確認しましょう。
A.
寺社やサービスによって異なります。箱の大きさや数で決まることもあるので、事前に確認しましょう。
A.
縁起が悪いということはありません。感謝を込めて手放せば問題ありません。
CHAPTER 06まとめ
五月人形は神社やお寺の人形供養に出すのが丁寧で、鯉のぼりは地域のイベントへの寄贈や、自治体のごみに出す方法があります。兜や鎧の金属部品、鯉のぼりのポールは分別に注意しましょう。寄贈は受付状況を必ず確認してください。感謝を込めて送り出すことが大切です。端午の節句の由来は端午の節句の由来と飾りをまとめた記事で紹介しています。






