おせち料理は、お正月に年神様へ供え、家族で食べる伝統のお祝い料理です。一品一品に、健康や子孫繁栄、豊作などの願いが込められています。この記事では、おせち料理の意味や由来、定番の中身と意味の一覧、重箱の詰め方、手作りのコツまで解説します。
CHAPTER 01おせち料理とは?意味と由来

おせち料理は、もともと「御節供(おせちく)」と呼ばれ、季節の変わり目である「節(せち)」の日に神様に供える料理でした。奈良時代の宮中で行われた節会(せちえ)がはじまりとされ、江戸時代になると、五節句のなかで最も大切なお正月の料理だけを「おせち」と呼ぶようになり、庶民にも広まりました。
もともと正月の三が日はかまどの神様(荒神様)を休ませるという信仰があり、日持ちのする料理を年末のうちに作り置きしておく必要がありました。これがおせち料理の原型です。主婦を正月の炊事から解放するという実用的な意味も兼ね備えていました。
おせち料理を重箱に詰める習慣が広まったのも江戸時代後期のことです。重箱を使う理由には「めでたさを重ねる」という意味があり、正式には四段重ね(与の重)が基本とされています。四段目を「四」ではなく「与」と書くのは、「四=死」の忌み言葉を避けるためです。
元日〜三が日
食べる時期(地域により大晦日から)
20〜30品
一般的な品数の目安
三段重
現在主流の重箱(正式は四段)
お屠蘇と祝い箸 ── おせちと一緒に知っておきたい作法
おせち料理と並んでお正月に欠かせないのがお屠蘇(おとそ)です。お屠蘇は「邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇(よみがえ)らせる」という意味を持つ薬酒で、山椒・桔梗・防風・肉桂などの生薬を酒やみりんに浸して作ります。

お屠蘇をいただく順番にも作法があり、年少者から年長者の順に杯を回します。これは「若い人の生気を年長者に分ける」という意味があります。三つ組の盃(大・中・小)を使い、一人が三口で飲み干すのが正式な作法です。
また、正月料理では「祝い箸」と呼ばれる両端が細い箸を使います。一方は人が、もう一方は年神様が使うとされるため、「神人共食(しんじんきょうしょく)」の思想が込められています。箸の長さは末広がりの八寸(約24cm)が縁起がよいとされ、箸袋には家族それぞれの名前を書いて松の内(1月7日まで)は同じ箸を使い続けます。
CHAPTER 02おせち料理の定番の中身と込められた意味
おせち料理の中身には、それぞれ縁起の良い意味が込められています。ここでは、おせち料理の定番メニューを「祝い肴」「口取り」「焼き物」「煮物」「酢の物」のカテゴリに分けてご紹介します。お子さんと一緒に意味を学びながら食べると、お正月の食卓がより特別なものになるでしょう。
新米パパ / 2歳児のパパ
おせち料理って毎年食べているけれど、それぞれの料理にどんな意味があるのか正直よくわかっていないんです。子どもにも教えてあげたいのですが。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
おせち料理には、一品一品に縁起の良い意味が込められているんですよ。由来を知ると、お正月の食卓がもっと楽しくなります。一緒に詳しく見ていきましょう。
祝い肴三種(三つ肴)
祝い肴三種は、おせち料理で最低限これだけは用意したいとされる基本の三品です。関東では黒豆・数の子・田作り、関西では田作りの代わりにたたきごぼうが入ります。黒豆は健康と勤勉、数の子は子孫繁栄、田作りは五穀豊穣、たたきごぼうは家の基盤がしっかりすることを願う一品です。
| 料理名 | 込められた願い | 由来・理由 |
|---|---|---|
| 黒豆 | まめに働き、まめに暮らせるように | 「まめ」は健康・勤勉を意味する言葉 |
| 数の子 | 子孫繁栄 | ニシンの卵が多いことから子宝に恵まれる願い |
| 田作り(ごまめ) | 五穀豊穣 | カタクチイワシの稚魚を甘辛く炒り煮にしたもの。昔、田畑の肥料にイワシを使ったことから豊作を願う |
| たたきごぼう | 家の基盤がしっかりするように | ごぼうが地中に深く根を張ることから |
| 紅白かまぼこ | めでたさの象徴 | 紅は魔除け、白は清浄を意味する |
| 伊達巻 | 学業成就・文化の発展 | 巻物(書物)に似た形から知識向上の願い |
| 栗きんとん | 金運上昇・豊かな一年 | 黄金色が財宝を連想させることから |
| 昆布巻き | 喜びが広がるように | 「よろこぶ」の語呂合わせ |

焼き物・煮物・酢の物
おせち料理には、祝い肴のほかにも多くの縁起物が並びます。焼き物の代表格である鯛(たい)は「めでたい」の語呂合わせで祝い事にぴったりの魚です。海老(えび)は腰が曲がるまで長生きできるようにという長寿の願いが込められています。煮物の筑前煮(煮しめ)には、さまざまな食材を一緒に煮ることから「家族仲良く」という意味があります。
| 料理名 | カテゴリ | 込められた願い |
|---|---|---|
| 鯛の塩焼き | 焼き物 | 「めでたい」の語呂合わせで祝福の象徴 |
| 海老の艶煮 | 焼き物 | 腰が曲がるまで長生きする長寿の願い |
| ぶりの照り焼き | 焼き物 | 出世魚であることから立身出世を願う |
| 筑前煮(煮しめ) | 煮物 | 多くの具材を一緒に煮て家族円満を願う |
| 里芋 | 煮物 | 小芋がたくさんつくことから子孫繁栄 |
| れんこん | 煮物 | 穴が開いていることから将来の見通しが良い |
| 紅白なます | 酢の物 | 紅白の水引を表しお祝いの意味を持つ |
| 酢れんこん | 酢の物 | 先を見通す力を授かるように |
- 祝い肴(いわいざかな)
- おせち料理の中でも特に重要とされる基本の三品。黒豆・数の子・田作り(関東)、黒豆・数の子・たたきごぼう(関西)が定番です。
- 口取り(くちとり)
- 甘みのある料理で、紅白かまぼこ・伊達巻・栗きんとんなどが該当します。お酒の肴としても食べられる品々です。
- 煮しめ(にしめ)
- 根菜類や鶏肉などをまとめて煮た料理。里芋・れんこん・ごぼう・こんにゃくなどを甘辛く煮付けます。家族が仲良く結ばれるようにとの願いが込められています。
地域ごとのおせち料理の違い
関東のおせち料理は、濃口しょうゆをベースにしたしっかりとした味付けが特徴です。祝い肴の三つ目には「田作り」が入り、味付けも甘辛い仕上がりが多く見られます。一方、関西のおせち料理は薄口しょうゆや出汁を活かした上品な味わいが特徴で、祝い肴には田作りの代わりに「たたきごぼう」が入ります。
北海道では大晦日の夜におせち料理を食べ始める「年取り膳」の風習があり、元日を待たずにおせち料理を楽しむ家庭が多いです。また、鮭やいくらなど北海道ならではの海産物がおせち料理に加わるのも特徴的です。九州地方では、出世魚である「ぶり」が欠かせない存在で、ぶりの照り焼きやぶり雑煮が定番となっています。
沖縄では本土のおせち料理とは異なり、豚肉を使った料理が中心となります。ラフテー(豚の角煮)やミミガー(豚耳の酢の物)、中身汁(豚モツの汁物)など、沖縄独自の食文化が色濃く反映されたお正月料理が並びます。このように、おせち料理は地域ごとの食材や風土を映し出す鏡とも言えるでしょう。
お雑煮の地域差
おせち料理と同じくお正月に欠かせないお雑煮は、日本で最も地域差が大きい料理のひとつです。大きく分けると、関東は角餅+すまし汁、関西は丸餅+白味噌仕立てという違いがあります。この境界線はおおむね岐阜県の関ケ原あたりとされています。

| 地域 | 餅の形 | 汁の味 | 代表的な具材 |
|---|---|---|---|
| 関東 | 角餅(焼く) | すまし汁 | 鶏肉・小松菜・なると巻き・三つ葉 |
| 関西 | 丸餅(煮る) | 白味噌 | 里芋・大根・人参・金時人参 |
| 北海道 | 角餅 | すまし汁 | 鶏肉・いくら・鮭 |
| 香川 | あん餅 | 白味噌 | 大根・人参・里芋 |
| 島根(出雲) | 丸餅 | 小豆汁 | 小豆(ぜんざい風) |
| 沖縄 | 餅なし | 豚骨だし | 豚肉・かまぼこ・昆布 |
角餅が焼いてから入れるのに対し、丸餅は煮て柔らかくするのが基本です。香川県のあん餅雑煮は白味噌の甘さとあんこの甘さが重なる独特の組み合わせですが、地元では「甘い×甘いが意外と合う」と愛されています。お雑煮のレシピは「おばあちゃんの味」として各家庭で受け継がれているため、同じ地域でも家ごとに味が違うのが面白いところです。
新米パパ / 2歳児のパパ
妻の実家のお雑煮と自分の実家のが全然違って驚きました。結婚してから毎年どっちにするか悩みます。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
それぞれの味を交互に作ったり、元旦と2日で分けたりする家庭も多いですよ。お雑煮は「家のルーツ」が見える料理なので、両方の味を大切にしていきたいですね。
子どもと一緒に楽しむ工夫
おせち料理を子どもが嫌がる理由のひとつに「見慣れない料理が並んでいて手を出しにくい」という心理があります。そこで効果的なのが、重箱に一品だけ子どもの好きな料理を入れる方法です。からあげやミニハンバーグを重箱に詰めるだけで子どもの食欲がぐんと上がり、他のおせち料理にも自然と手が伸びるようになります。
また、おせち料理の一品一品に込められた意味をクイズ形式で子どもに教えるのもおすすめです。「黒豆を食べるとどんないいことがあるでしょう?」「海老の形は何に似ている?」など、遊び感覚で日本の食文化に親しむことができます。お正月は食卓を囲む時間が長いぶん、食育のチャンスでもあります。
また、おせち料理に加えてミートボールやハンバーグ、エビフライなど洋風のおかずを重箱に詰める「洋風おせち」も最近は人気です。チーズや生ハム、ローストビーフなどを取り入れれば、大人もお子さんも一緒に楽しめるおせち料理になります。伝統にこだわりすぎず、家族みんなが笑顔になる工夫を取り入れることが一番大切です。
手作りおせちに挑戦する場合は、お子さんにも簡単な作業をお願いするのがおすすめです。栗きんとんを丸める作業や、かまぼこの飾り切り、重箱への盛り付けなどは、お子さんでも楽しみながらできます。自分が手伝って作ったおせち料理は特別なものに感じられ、食への関心も高まるでしょう。
CHAPTER 03重箱への詰め方とルール
おせち料理は、重箱(じゅうばこ)に詰めて供されるのが伝統的なスタイルです。「重箱」には「めでたさを重ねる」という縁起の良い意味が込められており、段数や詰め方にもしきたりがあります。正式には四段重(与の重)とされていますが、近年では三段重や二段重で用意する家庭が多くなっています。

段ごとの詰め方の基本
- 01一の重(壱の重):祝い肴・口取り黒豆、数の子、田作り、紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとんなど、お正月のお祝いにふさわしい華やかな品を詰めます。重箱を開けたときに最初に目に入る段なので、彩りよく美しく仕上げましょう。
- 02二の重(弐の重):焼き物・酢の物鯛の塩焼き、海老の艶煮、ぶりの照り焼き、紅白なますなどのメイン料理を配置します。海の幸を中心に、見栄えのする料理を並べるのがポイントです。
- 03三の重(参の重):煮物筑前煮や煮しめなど、山の幸を中心とした煮物を詰めます。里芋、れんこん、ごぼう、こんにゃく、にんじんなどの根菜類がメインとなり、家族団らんの願いを込めた段です。
| 段 | 名称 | 詰める料理 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 一の重 | 祝い肴・口取り | 黒豆・数の子・田作り・紅白かまぼこ・伊達巻・栗きんとん | 新年を祝う華やかな品々 |
| 二の重 | 焼き物 | 鯛・海老・ぶり・焼き鯖など | 海の幸で繁栄を願う |
| 三の重 | 煮物(煮しめ) | 筑前煮・れんこん・里芋・こんにゃく・ごぼう | 山の幸で家族の絆を表す |
| 与の重 | 酢の物・和え物 | 紅白なます・菊花かぶ・酢だこ・ちょろぎ | さっぱりした味で口直し |
現代では三段重が主流になっていますが、その場合は与の重の品を三の重に一緒に詰めるのが一般的です。重箱に詰める際は隙間なくぴっちり詰めるのがポイントで、隙間があると「福が逃げる」とされています。仕切りにはバランやゆずり葉、南天の葉を使うと見栄えもよくなります。
詰め方のレイアウトにもいくつかのパターンがあります。代表的なものは「市松」「段取り」「末広」「隅切り」などです。市松は重箱の中を9つまたは4つの区画に区切って料理を配置する方法で、見た目が美しく整います。段取りは横に仕切って手前と奥に料理を分ける方法です。いずれの方法でも、料理と料理の間に仕切りやバランを入れて味が混ざらないようにすることが大切です。
TIP / 重箱に詰めるときのコツ
料理の汁気はしっかりと切ってから詰めましょう。仕切りにはアルミカップや笹の葉、南天の葉などを使うと見栄えが良くなります。奇数盛り(3個、5個など)にすると縁起が良いとされています。
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スクエア重箱 三段(6寸)(新しいタブで開きます)
シンプルなデザインの三段重。おせちを詰めるのはもちろん、行楽のお弁当にも使えます。
CHAPTER 04手作りおせちのスケジュールと保存のコツ
近年は百貨店や通販で購入できるおせち料理も充実していますが、手作りおせちに挑戦したいという方も増えています。すべてを手作りするのはハードルが高いため、まずは数品から始めてみるのがおすすめです。ここでは、手作りおせちを成功させるためのポイントとスケジュールをご紹介します。
新米パパ / 2歳児のパパ
今年は手作りおせちに挑戦してみたいのですが、何日前くらいから準備を始めればいいですか?全部作るのは大変そうなのですが。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
手作りおせち料理は12月28日頃から準備を始めるのが理想的です。日持ちする料理から順番に作っていけば、大晦日(おおみそか)には余裕を持って仕上げられますよ。無理にすべてを手作りせず、市販品と組み合わせるのも賢い方法です。
手作りおせちのスケジュール
おせち料理を手作りする場合は、12月28日から30日の3日間を使って計画的に進めるのが成功の秘訣です。28日は末広がりの「八」がつく縁起の良い日でもあるため、準備を始めるのにふさわしい日とされています。29日は「苦」を連想するため避ける方もいますが、気にしない場合はこの日も調理に充てましょう。
まず28日には、黒豆を水に浸して戻す作業や、田作りの炒り煮、酢れんこんや紅白なます(こうはくなます)などの酢の物を仕上げます。これらは日持ちするため早めに作っておけます。29日には筑前煮や昆布巻き、栗きんとんなど、時間のかかる煮込み料理に取りかかります。30日には伊達巻や海老の艶煮など、仕上がりの鮮度が大切な料理を作り、最後に重箱へ詰めて完成です。
初心者におすすめの簡単メニュー
おせち料理を初めて手作りする方には、比較的簡単に作れるメニューから始めるのがおすすめです。紅白なますは大根とにんじんを千切りにして甘酢に漬けるだけで完成しますし、田作りもカタクチイワシを炒って調味料を絡めるだけのシンプルな調理法です。栗きんとんも、さつまいもを裏ごしして栗の甘露煮を混ぜれば本格的な仕上がりになります。
一方で、伊達巻やかまぼこなどは自宅で作るのは難易度が高いため、市販品を活用するのが現実的です。「手作り品」と「購入品」を上手に組み合わせることで、時間と手間を節約しつつ、手作りの温かみがあるおせち料理を完成させることができます。手作りする品数は家庭の事情に合わせて柔軟に決めましょう。
おせち料理をより華やかに見せるコツは彩りにあります。赤(海老・いくら)、黄(栗きんとん・伊達巻)、緑(絹さや・菜の花)、白(かまぼこ・大根)、黒(黒豆・昆布)の五色をバランスよく配置すると、重箱を開けた瞬間に歓声が上がる仕上がりになります。
保存と食べきりのコツ
手作りおせちの保存期間は料理によって異なります。黒豆・田作り・栗きんとんなど甘く煮た料理は冷蔵で4〜5日、煮しめ・筑前煮などの煮物は2〜3日が目安です。お重に詰めた状態で保存する場合は、10度以下の涼しい場所(暖房の入っていない部屋や玄関先)に置きましょう。
CAUTION / 傷ませないためのポイント
おせち料理は保存食とはいえ、暖房の効いた室内では傷みやすくなります。食べる分だけ取り箸で取り分け、残りはすぐに冷蔵庫へ戻しましょう。直箸で触れると雑菌が増えやすくなります。
三が日で食べきれない場合のリメイクも楽しみのひとつです。煮しめの残りは炊き込みご飯にアレンジでき、紅白なますはサラダや生春巻きの具材として活用できます。黒豆はホットケーキやパウンドケーキの生地に混ぜると、風味豊かな和スイーツに変身します。栗きんとんはトーストに塗るだけで贅沢な朝食になります。
TIP / 冷凍保存できるおせち料理
栗きんとん・黒豆・田作り・昆布巻き・筑前煮は冷凍保存が可能です。1食分ずつラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍すれば約1か月保存できます。解凍は冷蔵庫で自然解凍するのがベストです。かまぼこや数の子など水分の多い食材は食感が変わるため冷凍には向きません。
手作りが大変なら通販おせちも
最近は、料亭監修の本格派から洋風・中華、少人数向けの一段重まで、通販おせちの種類が豊富です。冷蔵タイプは12月31日に届くものが多く、冷凍タイプは解凍の時間を逆算して受け取り日を選びます。人数別の選び方やおすすめは「おせち通販おすすめ5選」で比較しています。
CHAPTER 05おせち料理をテーマ別にくわしく
気になるテーマごとにくわしく解説した記事もあわせてご覧ください。
CHAPTER 06おせち料理に関するよくある質問
A.
正式には元旦の朝に食べ始めるのが一般的ですが、地域によっては大晦日の夜から食べ始める風習もあります。三が日の間に食べきるのが目安です。
A.
12月28日頃から準備を始めるのが理想的です。日持ちする酢の物や黒豆から作り始め、鮮度が大切な料理は30日に仕上げるスケジュールがおすすめです。
A.
正式には四段重(与の重)とされていますが、現代では三段重や二段重が主流です。家族の人数や作る品数に合わせて段数を選びましょう。
A.
手作りの場合、煮しめなどの煮物は冷蔵で2〜3日、黒豆や田作り、栗きんとんなど甘く煮たものは4〜5日が目安です。暖房の効いた部屋に出しっぱなしにせず、食べる分だけ取り分けて、残りはすぐ冷蔵庫に戻しましょう。
A.
伝統のおせち料理に加えて、ミートボールやエビフライなど子どもが好きなメニューを重箱に加える「洋風おせち」が効果的です。栗きんとんや伊達巻など甘い料理はお子さんにも人気があります。
CHAPTER 07まとめ
おせち料理は、一品一品に家族の幸せや繁栄を願う気持ちが込められた、お正月を代表する伝統料理です。祝い肴三種をはじめ、それぞれの意味を知ってから食べると、お正月の食卓がもっと楽しくなります。手作りするなら12月28日頃から計画的に、すべてを作らず市販品や通販おせちと組み合わせるのも賢い方法です。由来を家族で話しながら、新しい年の健康と幸せを願いましょう。






