母の日は、お母さんに日頃の感謝を伝える日です。毎年5月の第2日曜日で、2027年は5月9日(日)。カーネーションを贈るのが定番ですが、なぜカーネーションなのか、いつから始まったのかを知らない方も多いのではないでしょうか。この記事では、母の日の由来から、おすすめのプレゼント、メッセージの例文、家族での過ごし方まで解説します。
CHAPTER 012027年の母の日はいつ?
2027年の母の日は5月9日(日曜日)です。毎年5月の第2日曜日のため、年によって日付が変わります。ゴールデンウィーク明けすぐにやってくるので、連休中にプレゼントを準備しておくと安心です。花の配送は母の日直前に集中するため、通販なら2週間前、遅くとも1週間前までに注文を済ませましょう。
| 年 | 母の日 | 曜日 |
|---|---|---|
| 2027年 | 5月9日 | 日曜日 |
| 2028年 | 5月14日 | 日曜日 |
| 2029年 | 5月13日 | 日曜日 |
| 2030年 | 5月12日 | 日曜日 |
| 2031年 | 5月11日 | 日曜日 |
CHAPTER 02母の日の由来とカーネーションの意味

母の日の起源は20世紀初めのアメリカです。ウェストバージニア州出身のアンナ・ジャービスが亡き母を偲び、1908年5月10日に母が教会学校で教えていた教会で追悼式を開き、母の好きだった白いカーネーションを配りました。アンナは「生きているうちに母へ感謝を伝える日を」と母の日の制定運動を広げ、1914年にウィルソン大統領が5月の第2日曜日を「母の日」と定めました。
日本では大正時代にキリスト教会などを通じて紹介され、1931年(昭和6年)には大日本連合婦人会が、当時の皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日を母の日としました。戦後、アメリカにならって5月の第2日曜日に祝う形が定着しています。なお、アンナ・ジャービスは晩年、母の日が商業化していくことに強く反対していたことでも知られています。
1908年
起源
1914年
米国で祝日化
1949年頃
日本での普及

カーネーションを贈る理由と色別の花言葉
母の日にカーネーションを贈る習慣は、前述のアンナ・ジャービスが母の追悼式で白いカーネーションを配ったことに由来します。当時、アンナの母が好きだった花がカーネーションでした。その後、母が健在の場合は赤いカーネーション、亡くなっている場合は白いカーネーションを贈るようになりました。

カーネーションは古代ギリシャ・ローマ時代から栽培されていた歴史ある花です。学名の「ダイアンサス(Dianthus)」は「神の花」を意味し、ギリシャ神話では神々の花として登場します。キリスト教圏では、十字架にかけられたイエスを見て聖母マリアが流した涙の跡からカーネーションが咲いたという伝承があり、「母の愛」を象徴する花として大切にされてきました。アンナ・ジャービスが追悼式でカーネーションを選んだのも、こうした背景があったからです。
- 赤いカーネーション
- 「母への愛」「感謝」。母の日の定番。お母さんが健在の方に贈る
- ピンクのカーネーション
- 「感謝の心」「温かい愛情」。赤と同様に人気が高い色
- 白いカーネーション
- 「私の愛は生きている」「尊敬」。亡き母に捧げる花
- オレンジのカーネーション
- 「純粋な愛」「熱烈な心」。元気なお母さんにぴったり
- 紫のカーネーション
- 「誇り」「気品」。エレガントな雰囲気を好むお母さんに
- 黄色のカーネーション
- 「軽蔑」「嫉妬」の花言葉があるため、母の日には避けるのが無難
現在では赤・白の区別はあまり気にされなくなっていますが、健在のお母さんには赤やピンクを選ぶのが無難です。
CAUTION
カーネーションの色によって花言葉が大きく異なります。黄色いカーネーションは「軽蔑」「嫉妬」というネガティブな花言葉を持つため、母の日のプレゼントとしては避けたほうが無難です。花束を注文する際は色指定をしっかり伝えましょう。
世界の母の日
母の日の日付や祝い方は国によって異なります。イギリスではキリスト教の「マザリング・サンデー」(四旬節の第4日曜日、復活祭の3週間前)が母の日にあたり、3月ごろに祝います。韓国では5月8日が父母共通の「父母の日」、タイではシリキット王太后(ラーマ9世の王妃)の誕生日である8月12日が母の日で、ジャスミンの花を贈ります。
メキシコの母の日は5月10日で固定され、早朝からマリアッチ楽団が母親に歌を贈るセレナータの風習があります。エチオピアでは雨季が明ける秋に、家族が集まって数日間ごちそうを囲む母への感謝祭「アントロシュト」が行われます。国は違っても、母へ感謝する気持ちは共通です。
CHAPTER 03母の日のおすすめプレゼントと予算
母の日のプレゼントは、3,000〜5,000円ほどが選ばれやすい価格帯です。高価すぎると気を遣わせてしまうので、感謝の気持ちが伝わる範囲で選ぶのがポイントです。

| プレゼント | 予算の目安 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 花(カーネーション・花束・鉢植え) | 3,000〜5,000円 | 定番中の定番。迷ったら花が安心 |
| スイーツ・お菓子 | 2,000〜4,000円 | 有名パティスリーの焼き菓子が人気 |
| 食事・グルメ | 5,000〜15,000円 | レストランの食事券やお取り寄せ |
| 美容・コスメ | 3,000〜10,000円 | ハンドクリーム、入浴剤、リップなど |
| 家事代行・体験 | 5,000〜15,000円 | お母さんに「何もしない一日」をプレゼント |
母の日のプレゼントの定番は、やはりカーネーションや花束です。赤、ピンク、オレンジなど華やかな色のアレンジメントが人気で、生花だけでなくプリザーブドフラワーやハーバリウムなど長く楽しめるタイプも選ばれています。
スイーツも定番の贈り物です。有名パティスリーのケーキ、抹茶やフルーツを使った和菓子、チョコレートの詰め合わせなど、普段は買わない特別なお菓子を贈ると喜ばれます。お花とスイーツのセットギフトも、百貨店やオンラインショップで多数販売されています。
体験を贈る
最近のトレンドとしては、「モノ」ではなく「体験」を贈る母の日が増えています。エステやスパの体験券、親子で参加できる料理教室、温泉旅行など、一緒に過ごす時間そのものがプレゼントという考え方です。特に子育てが一段落した50〜60代のお母さんには、物よりも思い出を贈るほうが喜ばれるケースが多いです。
特に育児と仕事を両立しているお母さんには、「時間」のプレゼントが喜ばれます。半日だけでもお子さまの面倒を見てお母さんにフリータイムを贈る、美容院やエステに行ける時間を作る、ひとりでゆっくりカフェでお茶を飲む時間をプレゼントする。こうした「自分の時間」は、忙しいお母さんにとって最も贅沢なギフトです。
妻・義母への贈り方
新米パパ / 2歳児のパパ
妻への母の日のプレゼントって贈ったほうがいいですか?自分の母だけでいいですか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
お子さんがいらっしゃるなら、ぜひ奥様にも贈りましょう。奥様は「お子さんのお母さん」です。子どもからのメッセージカードと一緒に花やスイーツを贈ると、とても喜ばれますよ。「いつも子育てありがとう」のひと言が最高のプレゼントになります。
新米パパ / 2歳児のパパ
義理のお母さんへの母の日のプレゼントは何がいいでしょうか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
義理のお母さんへは、好みがわからない場合はカタログギフトやお花が無難です。配偶者に好みをリサーチしてもらい、「○○さんが選んでくれました」と一言添えると好印象です。大切なのはプレゼントの金額ではなく、「覚えていてくれた」「気にかけてくれた」という気持ちです。
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マリメッコ エプロン(ウニッコ柄)(新しいタブで開きます)
記事で「毎日使える実用品」として紹介したエプロンの定番ブランド品。北欧らしい明るい花柄で、キッチンに立つ時間が楽しくなります。
子どもと一緒に作る手作りプレゼント
お子さまからの手作りプレゼントは、お母さんにとって最高の宝物です。似顔絵、手紙、手形アート、お手伝い券、手作りのアクセサリーなど、年齢に合わせたアイデアがたくさんあります。「ありがとう」の気持ちが込もった手作りの贈り物に、きっとお母さんの目には涙が浮かぶことでしょう。
お子さんが小さくてまだ字が書けない場合は、手形スタンプやシール貼りでカードを作ると、お母さんにとってかけがえのない記念品になります。小学生以上なら自分の言葉でメッセージを書かせてみましょう。
手作りのプレゼントも人気があります。子どもが描いた似顔絵やメッセージカード、手形アートは世界にひとつだけの贈り物です。料理が得意なお子さんなら、お母さんの好きなケーキやクッキーを焼いてプレゼントするのも素敵です。フォトブックを作成して家族の写真をまとめる、手書きの「お母さんの好きなところ100」を冊子にするなど、時間をかけた手作りギフトはお母さんの涙腺を確実に刺激します。
CHAPTER 04メッセージの例文と母の日の過ごし方
プレゼントに添えるメッセージカードは、短くても心のこもった言葉が一番です。形式ばった長文よりも、自分の言葉で書いた素直なメッセージのほうがお母さんの心に響きます。
メッセージを書くコツは、具体的なエピソードを入れることです。「いつもありがとう」だけよりも、「先月の運動会で一緒に応援してくれたのが嬉しかった」のように具体的な場面を書くと、お母さんの心に深く響きます。手書きの手紙は、何年経っても読み返せる大切な宝物になります。字の上手い下手は関係ありません。
お母さんへ
いつもありがとう。
体に気をつけて、これからも元気でいてね。
子どもの頃、毎朝お弁当を作ってくれたこと、今でも感謝しています。
私も親になって、お母さんの大変さがようやくわかりました。
ママへ
いつもおいしいごはんをありがとう。
だいすきだよ!
お義母さんへ
いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。
ささやかですが、日頃の感謝を込めて贈ります。
遠方に住んでいて直接会えない場合は、メッセージカードとプレゼントを郵送しましょう。電話やビデオ通話で声を聞かせるだけでも、お母さんにとっては何よりの贈り物です。最近はスマートフォンで動画メッセージを撮影して送る方法も人気があり、孫の成長を映像で見せることで離れていても温かいつながりを感じてもらえます。
お母さんに「何もしなくていい日」を
プレゼントを渡すだけでなく、お母さんに「何もしなくていい日」をプレゼントするのが最高の贈り物です。料理・洗濯・掃除をすべて代わりに引き受け、お母さんにはゆっくりしてもらいましょう。

母の日には、お母さんの代わりに家事を引き受けるのも素敵なプレゼントです。お父さんや子どもたちが腕を振るって手料理を作り、お母さんにはゆっくりしてもらいましょう。朝食を作ってベッドまで運ぶ「ブレックファスト・イン・ベッド」は欧米では母の日の定番演出です。
家族で外食するなら、事前にレストランを予約しておくのがおすすめです。母の日の日曜日は人気店が混み合うため、2週間前までに予約するのが安心です。予約時に「母の日のお祝いです」と伝えると、デザートプレートにメッセージを入れてくれるレストランもあります。自宅で食事をする場合は、お父さんと子どもたちで協力して手料理を振る舞うのも素敵です。
新米パパ / 2歳児のパパ
料理が苦手なんですが、手料理以外で家でできるお祝いはありますか?
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
出前やケータリングを活用するのも立派なお祝いですよ。テーブルセッティングを少し工夫するだけで特別感が出ます。テーブルにカーネーションを一輪飾り、ランチョンマットを敷くだけで「母の日ディナー」の雰囲気になります。大切なのは料理の腕前ではなく、お母さんのために準備してくれたという気持ちです。
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凛菓 和風ティラミス 詰め合わせ(新しいタブで開きます)
抹茶やほうじ茶など和の素材を使った瓶入りティラミスの詰め合わせ。家族での食事のあと、デザートとしてみんなで楽しめる母の日スイーツです。
子どもと計画するサプライズ
お子さまと一緒に母の日のサプライズを計画するのは、家族の素敵な思い出作りになります。前日の夜にこっそりお手紙とプレゼントを準備し、朝起きたお母さんの枕元に置いておく「朝起きたらサプライズ」は、お子さまのワクワク感も倍増です。
「一日執事」サービスも面白い演出です。お父さんとお子さまが召使いに扮して、お母さんの注文に何でも応えるというもの。「ジュースが飲みたい」「肩を揉んで」などのリクエストに一日中応え続ける姿は、笑いと感動を生む忘れられない母の日になるでしょう。
母の日に家族で手作りケーキを作るのも楽しいイベントです。スポンジケーキを焼いてフルーツとクリームでデコレーションし、「ママいつもありがとう」のメッセージプレートを添えれば、世界にひとつだけの母の日ケーキが完成します。多少不格好でも、家族で一緒に作った体験そのものが最高のプレゼントです。
家族写真を撮る
母の日に合わせて家族写真を撮るのもおすすめです。毎年同じ場所で写真を撮り続けると、子どもたちの成長記録にもなります。プロのカメラマンに出張撮影を依頼すれば、自然な表情の家族写真が残せます。撮った写真をフォトフレームに入れてプレゼントすれば、お母さんの宝物になるでしょう。
母の日を忘れてしまったら
うっかり母の日を忘れてしまっても、気づいたときが母の日です。翌日でも翌週でも、「遅くなってごめんね」の一言とともにプレゼントを渡せば、お母さんは喜んでくれるはずです。「覚えていてくれた」ということ自体が嬉しいのですから。
CHAPTER 05母の日をテーマ別にくわしく
気になるテーマごとにくわしく解説した記事もあわせてご覧ください。
CHAPTER 06母の日に関するよくある質問
A.
母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日です。父の日は母の日から約1ヶ月後にやってきます。両方の親に感謝を伝える良い機会なので、セットで覚えておくとよいでしょう。
A.
必須ではありませんが、贈ると喜ばれることが多いです。義母への贈り物は「夫婦連名」で贈るのが自然です。花やスイーツなど、気軽に受け取れるものがおすすめです。金額は実母と同程度にすると、どちらにも失礼になりません。
A.
母の日当日に届くのが理想ですが、人気の花やスイーツは配送が混み合います。3日前〜前日に届くよう手配しても問題ありません。通販の場合は2週間前までに注文し、「母の日配送」を指定しましょう。
A.
もちろん問題ありません。バラ、あじさい、ユリ、チューリップなど、お母さんの好きな花を贈るのも素敵です。最近はプリザーブドフラワーやハーバリウムなど、長く楽しめるフラワーギフトも人気です。
A.
白いカーネーションをお供えしたり、お墓参りに行ったりする方が多いです。母の日を故人を偲ぶ日として過ごすのも、大切な供養のひとつです。SNSで「天国のお母さんへ」とメッセージを投稿する方も増えています。
A.
一般的には3,000円〜10,000円程度が相場です。お花なら3,000〜5,000円、スイーツなら2,000〜5,000円、体験型ギフトなら5,000〜15,000円が目安です。学生の場合は手作りのプレゼントや手紙だけでも十分に喜ばれます。
A.
白いカーネーションは亡くなった母に贈る花とされているため、健在のお母さんには避けるのが一般的です。また、菊は仏事のイメージがあるため避けたほうが無難です。黄色いカーネーションの花言葉は「軽蔑」「嫉妬」なので、花言葉を気にする方には赤やピンクを選びましょう。
CHAPTER 07まとめ
母の日は、毎年5月の第2日曜日にお母さんへの感謝を伝える日で、2027年は5月9日です。アメリカのアンナ・ジャービスが亡き母を偲んで白いカーネーションを配ったことが始まりで、健在のお母さんには赤やピンクのカーネーションが定番です。プレゼントは3,000〜5,000円ほどが目安。花やスイーツに「ありがとう」の言葉を添えて、感謝を届けましょう。






