長崎県佐世保市にあるハウステンボスは、ヨーロッパの街並みを再現した日本最大級のテーマパークです。敷地面積は東京ドーム約33個分という広大さで、運河や花畑が広がる美しい風景のなかに、約50種類ものアトラクションが点在しています。大人だけでなく小さなお子さん連れの家族にも手厚いサービスが整っており、ベビーカー貸出や授乳室も充実。今回は、子連れファミリーの目線でハウステンボスの魅力と回り方を徹底的に紹介します。
152ha
敷地面積(東京ドーム約33個分)
約50種類
アトラクション数
1,300万球超
イルミネーションのLED電球数
全長6km
園内を流れる運河の総延長

CHAPTER 01
ハウステンボスが家族旅行に選ばれる理由

テーマパークといえば絶叫マシンのイメージが強いかもしれませんが、ハウステンボスは花・光・水・音楽を柱にした体験型リゾートです。園内はヨーロッパ風のレンガ造りの建物や石畳の街並みが続き、歩いているだけでも非日常感を味わえます。ベビーカーでも移動しやすい平坦な道が多く、小さなお子さん連れでもストレスなく散策を楽しめるのが大きな魅力です。
さらに、園内には授乳室が5カ所、授乳ボックスが4カ所の計9カ所が設置されており、おむつ替え用のベビーシートが使えるトイレも18カ所あります。完全個室型のベビーケアルーム「mamaro 2」も5カ所に導入されており、ベビーカーごと入れる広さが確保されています。ミルク用のお湯も用意されているため、乳幼児連れでも安心して過ごせます。
新米パパ / 2歳児のパパ
授乳室やおむつ替えスペースがこんなに多いなんて知りませんでした。2歳の子を連れていくのが不安だったけど、これなら安心ですね。
カゾイロ博士 / 行事・風習の専門家
ベビーカーの貸出も中央インフォメーションで1回1,000円で利用できますよ。園内バスもベビーカーごと乗れるので、広い敷地でも無理なく移動できます。荷物が多くなりがちな子連れ旅行には本当に助かるサービスです。

CHAPTER 02
九十九島水族館「海きらら」で海の生き物に大興奮

ハウステンボスから車で約25分の場所にある九十九島水族館「海きらら」は、約120種類、1万3,000匹もの海の生き物を展示する人気スポットです。最大の見どころは、屋外からの自然光が差し込む珍しい構造の「九十九島湾大水槽」。太陽の光を浴びてキラキラと輝く魚たちの群れは、子どもだけでなく大人も見とれてしまう美しさです。
イルカと一緒に遊べる体験型プログラム「ジャンピングキャッチボール」や、幻想的なクラゲの展示コーナーも子どもたちに大人気。触れるタッチプール(磯の生き物コーナー)では、ヒトデやナマコに直接触ることができ、お子さんの知的好奇心を刺激します。ハウステンボスとの間を結ぶシャトルバスが土日祝日を中心に運行されることもあるため、訪問前に公式サイトで運行状況を確認しておくとスムーズです。
TIP / 水族館と合わせて楽しむなら1泊2日がおすすめ
ハウステンボスだけでも1日では回りきれないほど広いため、九十九島水族館も訪れるなら1泊2日以上のプランがおすすめです。初日にハウステンボスを満喫し、2日目の午前中に水族館を訪れると、ゆとりを持って楽しめます。

CHAPTER 03
カナルクルーザーで水上散歩を楽しもう

園内を流れる全長6kmの運河を巡るカナルクルーザーは、ハウステンボスならではの人気アトラクションです。ウェルカムエリアとタワーシティの2カ所に乗降場があり、乗船時間は約10分から12分。パスポート保有者は乗船無料で、予約不要の先着順で利用できます。
ヨーロッパ風の街並みを水上から眺める体験は、地上を歩くのとはまた違った感動があります。運河にはコイなどの魚が泳いでいることもあり、お子さんたちは船のそばに寄ってくる魚に大喜び。夜には運河がライトアップされ、「光と噴水の運河」として幻想的な雰囲気に様変わりします。日中と夜の両方に乗って、景色の違いを楽しむのもおすすめです。
営業時間は9:00から20:45(土曜日は21:45まで)で、始発は開園15分後、最終便は閉園15分前に出航します。夕方以降は混雑しやすいので、日中の早い時間帯に一度乗っておくとよいでしょう。

CHAPTER 04
四季折々の花畑は子どもの感性を育む

ハウステンボスは「花の王国」と称されるほど、一年を通して美しい花々が楽しめます。春にはチューリップが園内一面に咲き誇り、その数は100万本以上。赤、黄、ピンク、紫と色とりどりのチューリップが風車のある風景と調和し、まるでオランダにいるかのような光景が広がります。
初夏にはバラが見頃を迎え、2,000品種以上のバラが園内を彩ります。秋にはコスモスやダリア、冬にはポインセチアやシクラメンが並び、どの季節に訪れても花に囲まれた非日常を体験できます。花畑のなかをお子さんと一緒に散歩するだけでも、日常では味わえない特別な時間を過ごせるでしょう。

CHAPTER 05
日本一のイルミネーション「光の王国」

ハウステンボスのイルミネーション「光の王国」は、使用するLED電球の数が1,300万球を超える日本最大規模を誇ります。園内全体が光に包まれる圧巻の演出は、全国イルミネーションランキングでも常に上位にランクインする実力です。光のトンネルや光の滝、音楽と連動したプロジェクションマッピングなど、見どころが園内各所に散りばめられています。
冬のクリスマスシーズンは特に華やかで、「光の街のクリスマス」や「白銀の世界」といった特別イベントが開催されます。ただし、イルミネーションは冬だけでなく通年で楽しめるのがハウステンボスの強み。春は花とのコラボレーション、夏は涼しげなブルーライト、秋はハロウィン仕様と、季節ごとにテーマが変わります。イルミネーションの名所をもっと知りたい方は、全国のイルミネーション名所まとめもあわせてご覧ください。

CHAPTER 06
子連れにうれしいグルメとレストラン

ハウステンボス内には60店舗以上の飲食施設があり、和食、洋食、中華、軽食と幅広いジャンルが揃っています。お子さま向けメニューを用意しているレストランも多く、キッズチェアの貸出に対応している店舗もあります。特に人気なのが、園内で焼き上げるチーズケーキや長崎名物の佐世保バーガーなど、ここでしか味わえないご当地グルメです。
小さなお子さん連れの場合は、フードコートタイプの店舗が気兼ねなく利用しやすいでしょう。天気が良ければ、テイクアウトして花畑のそばのベンチで食べるのも気持ちがよくおすすめです。離乳食の温めに対応してくれるレストランもあるため、事前にインフォメーションで確認しておくと安心です。

CHAPTER 07
アクセスとチケット情報

ハウステンボスへは、福岡市内から車で約1時間40分、JR博多駅から特急「ハウステンボス号」で約1時間50分でアクセスできます。長崎市内からは車で約1時間20分、JR長崎駅からは快速「シーサイドライナー」で約1時間30分です。JRハウステンボス駅からは徒歩約5分で入場ゲートに到着できるため、電車でのアクセスも非常に便利です。
ハウステンボス 1DAYパスポート料金(2026年現在)
区分対象料金
大人18歳以上7,600円
中人中学生・高校生6,600円
小人小学生5,000円
未就学児4歳から小学生未満3,800円
シニア65歳以上5,900円
1DAYパスポートには入場料と約50種類のアトラクション利用料が含まれています。3歳以下は入場無料なので、小さなお子さん連れには嬉しいポイントです。連泊する場合は1.5DAYパスポート(初日15時から翌日まで有効)もあり、初日は夕方からイルミネーションを楽しんで、翌日にたっぷり遊ぶというプランも立てられます。
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INFO / チケットをお得に購入するコツ
公式オンラインストアでの事前購入や、宿泊プランとのセット購入で割引になることがあります。また、誕生月には特別割引が適用される場合もあるため、旅行時期が誕生月と重なる方は公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認しましょう。

CHAPTER 08
おすすめの滞在プラン

子連れでハウステンボスを満喫するなら、1泊2日以上の滞在がおすすめです。園内唯一の「ホテルアムステルダム」はパークの中心に位置し、全室45平方メートル以上の広々とした造りでベビーカーを置いても余裕があります。パーク周辺にも「ホテルオークラJRハウステンボス」や「ホテル日航ハウステンボス」など、ファミリー向けのホテルが複数あり、予算に合わせて選べます。
  • 日帰りプラン:開園と同時に入園し、カナルクルーザーとアトラクションを中心に回る。夕方のイルミネーション点灯まで滞在できればベスト
  • 1泊2日プラン:初日は園内の花畑や遊覧船、アトラクションを楽しみ、夜はイルミネーションを満喫。2日目は九十九島水族館を訪問
  • 2泊3日プラン:ハウステンボスをゆっくり2日間かけて回り、3日目に佐世保市内の観光(九十九島遊覧や佐世保バーガー食べ歩き)を楽しむ

CHAPTER 09
よくある質問

A.
0歳から楽しめます。授乳室やおむつ替えスペースが園内に多数あり、ベビーカーの貸出も行っています。3歳以下は入場無料なので、小さなお子さん連れでも気軽に訪れることができます。花畑の散策やカナルクルーザーなど、乗り物に乗れない年齢でも十分に楽しめるスポットが豊富です。
A.
年齢制限はなく、保護者と一緒であれば赤ちゃんから乗船可能です。1DAYパスポートがあれば乗船無料で、予約も不要です。約10分から12分の穏やかなクルーズなので、小さなお子さんでも安心して楽しめます。
A.
屋内型のアトラクションやミュージアムが多数あるため、雨の日でも十分に楽しめます。VR系アトラクションや美術館、ショコラ伯爵の館(チョコレートの展示)などは全天候型です。傘の貸出サービスも利用できます。
A.
可能です。福岡市内から車で約1時間40分、JR博多駅から特急で約1時間50分でアクセスできます。ただし園内が非常に広いため、日帰りの場合はエリアを絞って回るのがおすすめです。イルミネーションまで楽しみたい場合は、朝早くに出発して閉園近くまで滞在するプランが理想的です。

CHAPTER 10
まとめ

ハウステンボスは、ヨーロッパの街並みのなかで花・光・水のすべてを家族で体感できる、九州を代表するテーマパークです。園内のカナルクルーザーで水上散歩を楽しんだり、近隣の九十九島水族館「海きらら」で海の生き物に触れたり、子どもの好奇心を刺激する体験がぎっしり詰まっています。
授乳室やベビーカー貸出といった子育て支援も充実しており、0歳児から安心して訪れることができます。日本一のイルミネーション「光の王国」は季節を問わず楽しめるため、どのタイミングで訪れても特別な思い出になるでしょう。福岡から約1時間半というアクセスの良さも魅力的です。次の家族旅行の候補に、ぜひハウステンボスを検討してみてください。